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つい一気に読んでしまった作品。
語り手が変化していくのもなかなか面白いです。
ある夏の物語。
まるで露のような話だと思いました
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三部作の三冊目。真魚子の視点。
終章にはあの二人だけの時間が描かれている。
この作品に関しては、説明する言葉が見つからない。人によって感じ方は様々だと思う。
恩田陸作品の中で一二位を争うほど大好きな作品。
すべて一冊に納めたものもあるが、私は三冊に分かれ、それぞれ視点が分けられている方が好きである。壮丁もシンプルで作品の魅力を引き立てている点もその一因だ。
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期待が高かったせいか、あまりに期待外れ過ぎてしまって三巻の内容を全く覚えていない。
たしか、同級生の友人の目線だったと思うのだけれど。
残念だった。
よくわからなかった。
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最終巻は今まで“夏合宿”に参加してなかった麻里この親友、真魚子視点。
もちろん解決編なので、謎が解けていきます。
なんでしょうねー。謎。解けてしまうとあっけないと言うか、つまらないと言うか。
途中あんなに怖い怖いまさかまさか言ってたくせに(笑)寝不足になりながら深夜まで読んでたくせに(笑)
解けてしまうとあっけない(キリッ) だって(笑)
評価が低いのは単純に、二つの事件の真相が、自分の予想と一緒だったから。
(母死=母自殺、姉死=弟恐怖より)
さすがに母の自殺の手の込みようは、すごい、と言うよりあまりに懲りすぎで少し萎えましたが。
いつもは短い本を分けられると「ぼっただっ!」なんて怒りますが、これは別。
分かれてるだけ、恐怖倍増です。
恩田さん=ホラーもいけるの証拠として、Mazeとともにお勧めしたい一冊です。
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とうとう最終巻。この巻は真魚子目線だった。読み終わり、すべての謎がすっきりした。なぜ香澄の母が死んだのか、暁臣の姉が死んだのか?香澄が事故で亡くなったのも、自分で事故を引き付けてしまったのかもしれない・・・ただ、あの仮面は何だったのだろうか・・・?
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これは面白い!視点が変わっていくのも面白いし、事件への興味が徐々に増していくからラストまで一気に読めてしまった。
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一巻、二巻、三巻と視点が変わるので、やはり三冊に別れているこちらを読んだほうが楽しめると思います。
幻想的でとても恩田さんらしい雰囲気。やはり恩田さんの書く少女っていい、と思うような作品です。
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面白いよ。面白いけど合わないなあ。一ひねり半のサービスも嬉しくなかったなあ。ミステリー特有の読後感が気持ちいいってのがない。
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ちょっとあっけない。視点が巻ごとに違うのは新鮮だけど、最終巻に第三者の視点を持ってきたことで話から蚊帳の外になってしまった。ストーリーを理解するにはあまり視点を変えないほうがいいかもしれないと思った。
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語り手が事件に直接関係のない真魚子に変わり、事件について偏った感情移入なしに、客観的に読めた。最後までよく計算された語りで、感動した。
クライマックスの月彦と芳野の舞台は、力の入る場面でとても気に入った。
ますます恩田陸のファンになった。
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常に後ろにある謎・もやもや感と、少年・少女たちの移り行く心情、そして夏。各巻の終わりで続きを読みたくなるような仕掛けや伏線で読み手をどんどん物語の中に引き込んでゆくのもうまい。
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3巻では、毬子の友人の真魚子が語り手になる。毬子、香澄、芳野、月彦、暁臣に、客観的な立場にいる真魚子が加わり、物語は収束に向かう。毬子の印象が最初と全然違ってしまったのに驚いた。香澄と芳野がすごく大人びていて、毬子と真魚子も変わっていきそうな感じなのに比べて、いつも間違えている月彦と、ちょっとわがままな暁臣ら少年二人は彼女らに比べるとちょっと幼い感じ。こんな本に少女時代に巡り合っていたら、こんな世界に憧れて夢中になっただろうな。
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少年少女の揺れ動く心模様は正に蛇行する川のごとし。女性の性を扱ってはいるものの、やや表層の表現にとどめられているところが少し残念。
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恩田さんの作品は本当にぞっとするほどしんとしていて、でものめりこんでしまう。一日で3巻分読み終えてしまった。
何でもできると思われている人も重大な秘密を隠しもっている。人間は皆平等…なのかな。