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[ 内容 ]
過剰意味づけ、うるさい、自分の主張を押しつける、せっかち、リーダーシップなし、責任をとらない、被害者意識ばかり…いまや団塊世代をバッシングする言葉は何らの緊張感なしに垂れ流されている。
しかし、誰にそう言い切る資格があるのか?
純粋戦後世代第一号たるこの世代を論じることは、とりもなおさずこの国の戦後が無意識に追求してきたものを論じることに他ならない。
好悪の感情ではなく、自分を論じるようにこの世代を論じ切ることは、じつに戦後を、身勝手を正当化するだけのろくでもない代物にするか生きる根拠とするか、の分かれ目である。
嫌われ続ける団塊の世代、その根拠の正否を問う。
[ 目次 ]
序章 団塊世代の真後ろで―私の立場
第1章 幼くして民主主義教育を受ける
第2章 学生として乱を起こす
第3章 若者として歌う
第4章 サラリーマンとして惑う
終章 日暮れて道はなく、課題はある
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