投稿元:
レビューを見る
取っつき難いキャラと文体に感情移入が出来ないまま読了した。
作者が何が言いたいのか、それも分からずじまい‥‥。
投稿元:
レビューを見る
警察官ではなく、泥棒が主人公という面白い設定。
双子のつながり、愛情が物語の背景として1本通っている。
2013.9.9読了
投稿元:
レビューを見る
図書館にて借りました。
双子の男性が主人公。弟が両親の心中の道連れとなり、兄の内耳に居つくことになる。
正しく、ふたりでひとり。ひとりでふたりになる。
小説の中でもう一組、双子が出てきますがその兄の台詞。
「普通の人には解らないと思いますけど、双子って云うのはそういうものなんです。
何でも、ふたりして気にいらないと、本当に気に入ったことにはならないんです。」
何故か読んだ当時、なんとなく納得していましたが、双子の母になりさらに納得(笑)
そうなんです、双子って。
ラストで弟の声が聞こえなくなるけど、ふと影を見ると・・・。
なんかまた読みたくなりました。
投稿元:
レビューを見る
手堅い才の作家さん。半落ち、クライマーズハイ、あたりが有名なんだろうけど、ひっそりと図書館においてあるやつを今後も読んでいきたいなあ。ちょっとファンタジーというかオカルトな要素もありつつ。死んだ双子の弟、啓二との会話とか、物語がすすむごとの不思議なめぐり合わせとか。どうしようもない人の悲哀みたいなものを描けるひとだとおもう。どうして真壁はこういうふうにしか生きられないんだろう。不器用なのか頑固なのか。手先が器用なほど心はほぐれなかったりしてね。
警察モノとしても臨場感があるので読み応えある。泣けるとまではいわないけど、じわっと、染みると思う。涙か、温かさか、背筋の冷たさか、ひとそれぞれだとおもうけど。良作です。
投稿元:
レビューを見る
横山さん、連作短編集。
ノビと呼ばれる忍び込みのプロ、真壁が主人公。双子の弟は火事で亡くしたが、真壁の内には居て、耳には声も聞こえ。
聡明な真壁の仕事は鮮やかで、心根もいい。
ドキドキ読み進むのですが、、、
双子って、兄弟とも違って、絆というか深く繋がっているのですね。
ラスト切ないです。
時間かけても、幸せになってほしい。
投稿元:
レビューを見る
ノビカベの異名を持つ真壁修一が中耳で語りかける火災で亡くなった双子の弟啓二と語り合いながら自らに降りかかる問題を解決していく。
家族について考えさせられる内容でラストが切なかった。
投稿元:
レビューを見る
泥棒の話!泥棒にあんなに種類があるとは知らなかった、、
職業:泥棒となってしまった主人公の未来は明るいのか、
投稿元:
レビューを見る
窃盗罪で服役を終えた主人公が向かった先は
警察署。自らが捕まった事件の謎を解くために。
全7編からなる連作短編週。
死んでしまった双子の弟と常に会話し
様々な問題を解決する
ハードボイルド小説。
重たいメッセージ性があるわけではなく
エンタテインメントとして面白い。
スラスラと読めてしまいます。
投稿元:
レビューを見る
夜中、人が居る家に忍び込み現金のみを窃盗する双子の兄が主人公の短編連続小説
全体的にサラッと読めましたが、サラッとしすぎて読み終わった後も感想がわかない不思議な作品でした
何故なのか気になって考え思い当たったことが、作中に出てくる人物の誰にも共感や興味が持てなかったことが原因なのかも
他の作品は好きなので、また違う作品を読んでみますm(__)m
投稿元:
レビューを見る
読後感を率直に言えば、可もなく不可もなしと言う感じです。泥棒界の符丁など、流石に知っているなあ調べているなあと感じ入りましたが、主人公の複雑な心情に入り込めなかったなあと言う感じです。
投稿元:
レビューを見る
主人公が寝静まった民家を狙い現金を盗み出す泥棒(「ノビカベ」)という設定のミステリー。
さすが横山秀夫、面白い❗
投稿元:
レビューを見る
もっと派手な展開があるかと思っていたが、全体的に暗く平坦な印象の小説。けれどそれなりに楽しんで読めたのは著者の筆力か。どの章にも横山秀夫らしさが感じられた。
投稿元:
レビューを見る
心にジーンとくる作品を読みたくて手に取った。
相変わらず人情味溢れる作風でしたが、「64」の時のような心が震えるまではいかなかった。
投稿元:
レビューを見る
うーん
なんか修一の思考や行動原理にはなんかイライラさせられた
その行動原理の原因は最後に明かされる明かされたってことなんだろうけどちょっと納得いかない
無理矢理その結論に押し込むための平坦な物語
作者の取材力をいかした泥棒業界の感じは面白かったです
投稿元:
レビューを見る
星⭐️は4までいかない3.5かなぁ
双子の弟が死んで兄の身体の中にいる理由が明らかにされていく話。題名の影踏みは双子は互いの影を踏み合うように生きているから。
双子が同じ女性を好きになるってよくある事でしょう振られたショックで盗っ人になって…。親がその息子を殺して家に火をつけて!兄も奈落の底に堕ちていく。何時盛り上がるのかと思っているうちに小さくまとまちゃった感がある。