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この本って通常の二段組にしたら、多分半分くらいの薄さになると思うんだけど。途中、下半分が空白のページが多いぞ。基本的に四季の行動は『すべてがFになる』で既に明らかなので、目新しい驚きというものはない。彼女の思考を辿る、というのがひとつの楽しみ方だろう。
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四季シリーズ2作目。天才少女が成長し事件を起こす。Fになるの始まり。内容的にちょっと物足りない感じがしました。
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眞賀田四季を描いた四部作の第2作。
前作が天才少女の内面をモチーフにしてゐたのと較べて、今囘は外部世界との關はり方に重きを置いてゐるやうだ。
「すべてがFになる」の舞臺、「妃間加島」の研究所が完成する。
Vシリーズの保呂草潤平や瀬在丸紅子、林警部などが登場して、VシリーズとS&Mシリーズが四季を媒介につながつて行く。
S&Mシリーズの犀川とVシリーズの瀬在丸紅子が知合ひだといふことも判明する。
「すべてがFになる」の大前提となる事件が發生、これからますます面白くなりさうだ。
2003年12月5日讀了
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以下は2年以上前に書いたレビューですが確かに【夏】は結構気に入っています・・・。森 博嗣先生の作品の中でお気に入り度が私的にはかなり上位に属します。「四季─春─」もなかなか良かったですが夏はさらに良かったです。この後2004年1月発行の秋に続きますがまだ読んでいないので待ち遠しいです。作中、真賀田四季は13歳。すでに真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二への恋心など、四季の知られざる顔が露わになる。普段抑制の効いた人格だけに可愛いこと・・・vv『すべてがFになる』で始まった犀川&萌絵シリーズの犀川と喜多、『黒猫の三角』で始まったV5シリーズの紅子、保呂草ほかが再登場。自分の知る人物関係のすべての輪が閉じて新たな物語が開いていく様を目の当たりにするのは快感です。
【ISBN】4061823396
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シリーズ2冊目読みました。
あの人も、この人もでてきてて嬉しいかぎりです。
私が好きな森作品ナンバー1キャラがやっぱりかっこいいですね。この人に対してあの人はあんな感情を抱いていたのか、と新しい発見もありました。
読んでて思いましたが、S&MシリーズよりもVシリーズの方が天才ぶりが高いと思います。
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四季は幼い子供から少女に成長します。
世間から隔離された島に作られた研究所。
そして起こった殺人事件。
「すべてがFになる」につながる、四季の物語
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「春」がVシリーズの前だったのに対して「夏」はV〜S&Mの間らへん。森ミステリィ小説の中ではだいぶ恋愛小説っぽい感じがする。結構謎を残したまま終わるのでシリーズ通して読まないとわからんだろう。やっぱりS&MとV、Gシリーズの副読本。
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懐かしの面々が再登場。にやっとしちゃいます。エピローグに登場する「人間っていう病気にかかっているんだ、みんな」という台詞が印象的。病気だとしても、人間っていう病気にかかっている方が楽なんだろうね。
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理屈で説明できないものに囚われ、それを自らの内側に取り込もうとする四季。
恋愛・妊娠・出産についての捉え方が独特で、非常に面白い。
最低限『すべてがFになる』を読んでいないと楽しめないような気がする。
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米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で、四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子との再会。妃真加島の研究所で何が起こったのか?『すべてがFになる』で触れられなかった真相が今、明らかになる。
【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50632062.html
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四季をメインに、森作品のキャラ総出演。
ミステリーって言うより、今までばらばらだったキャラクターが繋がってくお話。
おもしろいんだけど、時系列が頭の中でぐちゃぐちゃ。
四季が林に名前を聞いたら、「○○」って答えるんだけど・・・
え!?
ってことは、、、もしかして、紅子さんの子供のへっくんって○○???
そういえば怪しげなシーンがあったわ。
そうなると、△△は●●の子供・・・?
でもさぁ、VシリーズとS&Mシリーズの時がずれてるんだとしたら、萌絵と練無が大学で会ったのはどうなるの?
あれは短編だから別物ってこと?
もう訳わからん。
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米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で、四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子との再会。妃真加島の研究所で何が起こったのか? 『すべてがFになる』で触れららなかった真相が今、明らかになる!
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2月
Las-orusさんより
今までの登場人物が全て「テクスト」のように織り織られてつながってくるこの快感。
これほどすごい快感を得るのは本当に久しぶりのような気がする。
しかしこれを読むまで「へっくん」の正体に気づかなかった自分の迂闊さよ。
ところで四季の、叔父に対する感情は結局何だったのだろう。
恋なのか、各務亜樹良がそう思ったように単なるあこがれなのか。
それくらい四季の中の人格に判断できそうなものなのに。
それとも恋愛について書かれた本をトレースする(=読む)機会がなかったのか。
!!そうか!!そうかもしれない。
どうしたらいいのかわからないくらいだから、彼女の中にはそういう本がトレースされていなかったのかもしれない。
全くストーリーに関係ないが、四季の母親が勤めていたという「東京にある国立女子大学」って、「国立N大学」より特定されちゃうじゃん!!
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<内容>
米国から帰国した真賀田四季(まがたしき)は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で、四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子(せざいまるべにこ)との再会。妃真加(ひまか)島の研究所で何が起こったのか? 『すべてがFになる』で触れられなかった真相が今、明らかになる!
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春に続いて読むとドンドンとハマリます!!
あまり良い評価をしていない方もいるみたいですけど、個人的にはちょっとした無理やり感も愛嬌で許せる範囲。
四季少女の成長と非凡な思考。
そして重要人物達とのエピソード。
夏だけでは気がつけないけど、後々考えると成るほど!!と繋がるキーの作品です。
やっぱりシリーズ一気読みが楽しめますね!!