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結婚したい人にはあまり役だたないかも。結婚したいようなしたくないような、でもするとしたら自分は結婚に何を求めているのかを見つめてみたい人にお勧め。ミもフタも無いけど快刀乱麻の爽快な面白さだよ。
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無責任な女と不甲斐ない男の国-『結婚の条件』『結婚の才能』
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100823/1282510937
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小倉千加子の結婚の条件を読みました。女の人生すごろくの作者が書いた現代の若い独身女性から中年の独身女性までの結婚観についての社会学者の主張です。とても面白く読めました。現在2回目の読み返し中です。なぜ、日本では晩婚化が進んでいるのか、を明確な論理と女子大の教授という立場で長年分析したリサーチ結果とで解説しています。日本はこのままどこに向かって進んでいくのだろうか!?とおじさんとしては嘆きたくなるような内容でした。日本の親たちは息子や娘の育て方をどのように間違えたのだろうか、ということを考えさせられます。これはそのまま自分の子供の育て方がどうだったのだろうかという反省にはね返ってきますね。
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この人は本当に今の人のことがわかってるなぁこういう内容の本にしては「えーそうかな?」と思うことがほとんどなかった夢はないけど 叩きのめさない気遣いがあると思う
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小倉千加子先生の大ファンですが、先生は面白いのにわかりにくい、簡単に答えを書いてくれない。でも何か心に引っかかって後になってからよーく読んでみると予知能力があるのではと思う様な事が書いてある、と思っています。それは現在の状況を本当に深く深く見て考えて「現在」がわかっちゃった結果、「未来」も自動的に言えてしまうのかと、勝手に想像して、全然関係ない自分の仕事にこれまた勝手に適用トライしています。
先生が「この国の少子化対応施策は、ことごとくツボをはずしている」と書いているのを見て、この本をじっくり読んだつもりですが、まだまだ読み足りないようのか、今の自分には、どうすれば宜しいのか皆目見当もつきませんでしたが、これも10年後くらいにじっくり読み直すと実は書いてあったりするのかもしれません。
そういえば、既に当たっていると思ったのは、今回の選挙結果。有閑マダムの主婦の人は、銀座だけではなく結構増えていて、いつもより投票所に足を運んだ気がするのは私だけ?
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ふむふむふむふむ…。うーーーーむ。
婚活しようと思って、現状を調べるべく情報収集してる。この本はその1冊目。密林でレビューが多かったから借りてみた。
日本はこれから晩婚化から非婚化へ移行していくらしい。
男女の結婚観のミスマッチを説明しながらも、それは当人達ではなく彼らの親やむしろ敗戦後の日本の政策に責任があり、なるべくして為ったモノなのだ、と。
女性誌は全然読まないんだけど、種類によってこんな風に分かれていくものなのね…。
みんな自分のために生きるのに精一杯な時代に、自分に隷属してくれるような相手を求めてるっていうのはどだい無理な話だよなあ。
でも最後に著者は、周囲の同調から抜け駆けして金持ちの男をつかまえよ!としめくくってる。つまりはそういうことなのか。
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「晩婚化」や「少子化」の原因を分析する、という体裁だが、そりゃついで。この本がおもしろいのは、女性にとって、自分がベールをかぶせてみないふりをしていた本当の欲求をずばずばと言い当ててくれるからだ。「いい人がいなくって」とか言ってるけれど、要するに「ラクさせてくれる人が見つからない」ってだけでしょ?って。
かつてのフェミニズムは、もう娘たちに訴える力を失ってしまった。共働なんて、したくない。できれば経済力があって、家事にも協力的で、子供が育ったあとは「好きなことをしていいんだよ」と自己実現のための仕事をさせてくれるような……そんな結婚がしたいんだと。
でも、なぜ急に女が高望みをするようになったかというと……そこがすこし弱い気がする。高望みする男女が増えている……のはいまに始まったことじゃないし。晩婚化はしているけれど、それでも結婚するときはするんだし。晩婚化の理由だけじゃなく、「それでも結婚する人は、どんな理由なのか」まで書いてほしかった。
しかし、筆者が教壇から見てきた女子学生の言動・行動の分析には非常に説得力があり、読ませる本になっている。
(2004年のmixiレビューからの転載です。今読むとまた違った感慨があるj本のような……)
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途中で読むのをやめた。おもしろくなかったというより、もう体感として分かっている内容だったので。
本書に依れば、高卒・短大卒・大卒という学歴によって結婚に求める条件が違い、大卒の私は「保存(自分らしくあること)」を求めるのだけど、まさにその通り。「妻としての幸せ」と言うのは、「恋愛的に幸せ」というのではなく、自分らしく生きることができていてうれしいな、という類のものかなと。なので、結婚後の女性としての恋愛的な幸せを求めるなら、外で恋愛すべき、とこの著者が書いているかどうかは知らないけれど、そう思う。女性でも男性でも、自分の幸せは自分で作るのが基本だと思います。
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面白かった。
結婚というのはこんなにも哀切な制度なのか、と思った。
ただ、途中までは納得する部分も多かったが、割と同じことの繰り返しで、途中からあまり印象に残るフレーズはない。
でも、著者の他の著作も読んでみたい。
この本が発売されたのはもう14年前だが、今や晩婚化・非婚化は更に進んでいる。
現状を筆者はどう思うのだろうか。