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航空ショーを行うために帰ってきた練無の友人の女性。
しかし、ショーの最中パイロットが何者かに銃殺される。
同乗者は一人(2人乗りだから)だが、パイロットは後方の座席に座らないと運転ができない。
しかし、撃たれた傷は背中からだと物語っている。
誰が、どうやって密室の飛行機の中で殺人を起こしたのかー!?
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パイロットで練ちゃんの憧れの先輩のフライト・ショー。
保呂草がエンジェルマヌーヴァを探す話。各務亜樹良初登場。
読み直しVシリーズの中では今のところ一番面白い。
あれ、フランスの富豪って各務の旦那じゃなかったっけ…。
まだ読み落としあるかも。
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飛行機アクロバットチームの関係者が持つと言われる秘宝を狙うことになる保呂草。
アクロバットショーの中で、タンデム飛行中に操縦士が射殺され、同乗していた
保呂草の友人(!?)が疑われそうになり、逃げる手伝いをすることになった彼。
飛行機のアクロバットショー見てみたいなぁ・・・
以下ネタバレ注意。
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しかしこれは・・・かなりリスキーなトリックだわ・・
人の入れ替わりとか、もし、殺されたフリをしていて操縦してない間に
さらに飛行機の制御が利かなくなったら・・とか。。
飛行機だって、完全に燃えきるとは思えないし、パラシュート降下時に
どの飛行機から人が降りてきたかだって、誰かが目撃するかもしれないし。
しかし、その見た目の派手さと、保呂草の行動に紛れて、そんな
細かいところの有無を言わせない感があるよなぁ・・・(^-^;;
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これはシリーズの5作目。
今回は2人乗りの航空機内の中で起こった殺人事件。
まあシリーズものの小説という事で謎解きのパターンはたいてい同じなんだけど
トリックが違うからこれはおもしろいです。
今回はさっぱりわからんかった。。。
こういうのって一生懸命考えたらわかるもんなんだろうか。
考えるために中断せず読み進めて行って犯人がわかっちゃう人は凄いと思う。
おれは、さっぱりです。立ち止まって考えてもわかるかどうか。
警察には向いてないな〜。
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Vシリーズ。なぜかVシリーズを読むといつも目がチカチカするんですが、これはぺろんと読めました。やっと馴れてきたんだろうか…(笑)
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アクロバット飛行中の二人乗り航空機。高空に浮ぶその完全密室で起こった殺人。エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣をめぐって、会場を訪れた保呂草と無料招待券につられた阿漕荘の面々は不可思議な事件に巻き込まれてしまう。悲劇の宝剣と最高難度の密室トリックの謎を瀬在丸紅子が鮮やかに触き明かす。
Vシリーズ第5作。
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たった今、
自分が何を考えていたのかが、
もう思い出せない。
シャボン玉が消えるように、
素早く遠ざかっていく。
祖父江七夏
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現在、Vシリーズを読み直しています。
高校以来なので新鮮な気分。
前ほど祖父江さんが嫌いじゃない。
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Vシリーズ第5弾。アクロバット飛行中の二人乗り航空機、完全密室でパイロットが殺される。そしてエンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣の謎。
森さんの得意分野の飛行機!と思って期待をし過ぎました・・・もっと鮮やかな謎解きが欲しかった。いや、十分面白かったんですが・・・
プロローグが好きです。
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練無の過去と作者の飛行機好きが垣間見える。
そして保呂草さん今までで一番危ない橋を渡っています。
20090116
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森博嗣作、Vシリーズ第五弾。
カガミアキラ女史初登場の巻。
保呂草さんの格好良さが加速し出すのもこの作品くらいから。
が、折角れんちゃんのフラグ一個使った割には、肝心の殺人事件が地味。
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間違いなく現段階のVシリーズベスト。
航空ショーの最中、パイロットが銃殺されるというなかなかお目にかかれないシチュエーションを堪能できる5作目なのである。
バランスの良い作りだ、という印象が強い。
事件の奇抜さが導入部の興味をそそり、個性豊かなキャラクタが滑らかに牽引する。そして、悲しい結末が余韻をリフレインさせる・・・。
良い意味で、気づいたらラスト、という作品の好例であろう。
全4作がアクロバティックな解決の連続だったのがちょっとした不満だったのであるが、いよいよ今回は正面からミステリィである。これが見事にハマった。
フルキャストで送る折り返し地点。
紅子・保呂草・練無・紫子それぞれがより深く描かれ、盛り上がってきた様に思う。
特に保呂草の「仕事」と「人生観」を理解出来始めたことは私にとって結構大きい。
練無と紫子の距離感がなかなか良い感じになってきたのか、と思うのは私が恋愛小説を全く読まないからなのだろうか?(笑)
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「四季」から読み始め(「四季」の前にも森作品はいろいろ読んでますが)、「S&Mシリーズ」を読んで今「Vシリーズ」を読んでいる自分としては、愉快な気分になった今作品。
うひひな気分になれただけで満足でした。
今作は保呂草さんがごそごそと活躍しており、保呂草好きには楽しいです。
練無と紫子のコンビがぎくしゃくするのも新鮮で、紅子のいたずら密室(なぜ鍵が移動するのかに理解するのに時間かかりましたが)も可愛らしいなと。
飛行機が舞台と言うことで、森氏の飛行機知識が楽しく散りばめられており、自然と「スカイ・クロラシリーズ」を連想しました。
密室については紅子が明かさなくてもいずれは警察が突き止めるだろうなというもので(前回もそうでしたが)、密室に重きを置かずに密室以外のことに重きを置いているように感じました。
最初に語られる「形」を意識すると、また違った読み方ができそうです。
また、わざとはっきりとさせていないと思われる部分が今後、どうつながっていくのかなと思いましたが、もしかしたらはっきりさせないままで終わってしまう可能性もあるのだなと思い、どっちにしろ今後も楽しみです。
暗号についてはさっぱり分からなかったのでインターネットで調べて解決。
消火器とざる蕎麦の関係はおそらくこうなのかなと考えましたがどうなんでしょうか。1人暮らしでこの道具は無いのかな。
消火器の謎よりも、ざる蕎麦を作るへっくんのセンスに爆笑でした。最高。
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森先生の趣味炸裂!な作品。
航空機の工学的な見地からの美しさとか、飛行中のGのリアリティは流石。
しかし前作(夢で会いましょう)とのギャップがすごい。これを書きたいから、あのらしくないエンタメインパクトだったのかしら。貯金? 穿ちすぎだな…
2人乗り航空機の中で発生した殺人事件、っていう不可能性の設定は大好物なんですが、保呂草探偵と各務さんのターンになると、どうも萎えました。脱線してないのに、どうも感覚で蛇足と捉えてしまった…。
各務さんっていう新キャラがいないと成立しない話なのに、強烈なキャラは若干食傷気味だったのでした。しこちゃんをもっと出してくれー←
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『美とは、あくまでも人工的なもの、すなわち行動と思考を伴う人の行為に向けられる評価、人の意識でなくてはならない。女性が、否、人間が美しく見えるのも、それが生きている、あるいは、私が生きているからであって、生きたものが、生きたものに対峙したときの評価に他ならないのだ。』
Vシリーズの第五作目。素直に完成度が高いと感じた。各登場人物たちの主観がしっかり書かれているのに、それらが全て綺麗にまとめられている。特に印象的なのは、やはり保呂草。一瞬の形こそ、逃してはいけないもの。人は死に、墓標には文字だけが残る。作家っていうのは、幸せな職業だと感じる。