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紙の本
物理学の不思議な距離感
2004/04/04 17:13
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投稿者:海の王子さま - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕らの宇宙は、何とも言いようのない広大な空間です。太陽系ですら広大だというのに(という前に、広大な太平洋の上で何人の船乗りたちが海に沈んでいったか、広大なサハラ砂漠の中で何人の行商人たちが砂に埋もれていったか。。。。)、その太陽系は銀河系のちっぽけな部分に過ぎなくって、銀河系はほかの銀河と銀河団を作っていて、銀河団は超銀河団を構成していて、さらにグレートウォールという構造が。。。。うわぁ、広すぎます、宇宙。
そんな広い広い宇宙も、最初はほんの一点でした。という、有名なビッグバン理論。だからなのでしょうか、広い広い宇宙を語るのに、分子や原子よりももっともっと小さな世界の話をしなければなりません。
生化学は生体内での化学反応に関与する分子に注目するし、免疫学は生体内の免疫という系にフォーカスを合わせます。生態学は動植物を固体ごと、あるいは群として捕らえます。そんな生物学にどっぷり漬かってきた僕には、大きな宇宙を語るのに小さな素粒子の世界を見ていかなくてはならない物理学の ものの見方 がよく分かりません。理屈としては分かっても、感覚として捕らえなれないという、そんな感じ。
何度も同じような話が繰り返されたり、急に著者の経歴ばかりを語るようになったり。どことなく フツーの本 とは違う匂いがしましたが、なるほど、口述筆記で書かれた本なのだそうです。
宇宙の96%が何でできているのか分かっていない。そんなこと、知ってました?
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