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大好きな作家のひとり、柴田よしき氏のファンタジー小説。
大学生舞子と、刑事たちが琵琶湖を舞台にくりひろげる冒険物語。
ありえない話を信じられるヒトにはお勧め!
##私にもピンクの蛇がみえるかも。。
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自由に書いたと言うだけあって奔放な物語でした。
瞬間瞬間は楽しめるけど、ひとつの物語になるとちょっとつらい。
最後まで登場人物の誰にも感情移入できなかったのは逆に感心しました。
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琵琶湖に面した浜に打ち上げられた謎の生物。
京都の女子大生、東京のカメラマン、そして刑事たちが遭遇する事件。
SF物に近いのか〜?と思って読み進むうちに深刻な環境問題を痛感。
子供にも読める文章なので是非読んで欲しいなぁ・・・
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環境問題が主題のようで
若干説教臭い気もしたけれど
十分面白く読めた。
中学生くらいの課題図書にしてもいいのではなかろか。
【図書館・初読・11/14読了】
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攫われた甥っ子を取り戻そうとする少女とその恋人
大事なものを取られてしまった写真家
龍に魅入られ行方不明になった人たち、探すひとたち・・・
たくさんの人が、ピンクドラゴンを追い求め
時空を超えた旅をする
龍の望みは何なのか
彼らは願いをかなえることができるのか
不思議な運命に導かれ、人々は龍のもとへ引き寄せられていく。。
ファンタジー映画を見ているような、そんな小説です
なんていうかなーー。映像が浮かんでくるような。
ラストは思ったとおりでよかったよかった♪
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竜や水神信仰といった単語が出てくるので民俗学的な話だと思っていたら、壮大なSF冒険ファンタジーだった。
竜の尾っぽに掴まって、時間と空間をあっちへこっちへ飛んで行く。作中に何度か「○○なんて、ドラえもんじゃあるまいし」といった台詞が出てくるが、まさしくその通りだと思った。
戦国時代にタイムスリップし、豊臣秀吉と柴田勝家の合戦に巻き込まれそうになったり、古代ゾウのいる時代でサバイバル生活をしたり、挙句の果てに喋るサルと出会ったり……
作者の言う通り、荒唐無稽で縦横無尽。
ファンタジーで、竜が出てくるというだけで私の好み。その上舞台が琵琶湖なものだからテンションが上がった。
堅田、近江舞子、長浜…滋賀県民には馴染み深い地名ばかり出てくる。郷土愛が湧くなあ。
ピンクの竜は雨を降らす存在で、琵琶湖周辺に出没する。
滋賀県には実際、琵琶湖に住む竜の昔話や伝説がたくさん残っているし、日本全国の湖、池、沼に竜の話は付き物。それは農耕民族である日本人が水を重要視、神聖視していたことの現れでもある。
そこらへんの事情も作中で詳しく語られており、あらためて竜に関する言い伝えに興味を覚えた。
そしてこの物語を読んで、琵琶湖の美しさやかけがえの無さを再認識出来たと思う。
現代人が忘れてしまった、自然に対する畏敬の念を呼び起こされた。
「環境問題」がテーマのひとつで、作者はそれについてストレートに訴えかけている。
それでも説教臭さを感じないのは、多分、作者の真摯な想いが文章から滲み出ているから。「昔は良かった」と嘆くのではなく、登場人物がちゃんと現在(現代)と向き合っているからじゃないかと思う。
ただ、本来クライマックスとなるべきところが急ぎ足だった気がする。夢中で読んでいただけに、ちょっと呆気なかった。
オチについて…、
記憶が消えて終わり、と言うのが納得いかない。
いくら竜のことを(完全には)忘れたわけじゃないとしても、旅の過程で得たいろんな経験を忘れてしまっては意味がない。
中西が飛行鬼だったのは、ムーミン好きとしてはすごく嬉しい。でも『楽しいムーミン一家』を読んだことがない人には面白味が伝わりにくいのではなかろうか。
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柴田よしきさんの作品と聞いて本格的なミステリーだと思ってたけど、読んでみたら全く違っててめっちゃファンタジーでした。
こういう作品もありだと思います。
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上下巻読了。
帯を読んでてっきりミステリーだと思い込んでいたのですが、実際は苦手なコテコテのファンタジー小説でした。ミステリー要素は全くなかったです。
突然降って湧いた様になんでもありな展開が続いたのですが、ファンタジー小説なので、突飛でも後で納得させてくれる説明があれば問題なし…と自分に言い聞かしたのですが、やはり腑に落ちない説明だったので消化不良でした。