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母親の言葉が子どもの言葉をつくる。責任が重いなあ、と思いました。普段、意識しないで話しているので、気をつけようと思える本です。
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絶対音感だけじゃなくて、絶対語感もあったのか!と感激。まず母国語が大事だって、こんなに偉い人が口をそろえていってるんだから、私もきれいな日本語を身につけて、子どもに伝えなければと思う。
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我が子に伝えていきたいしっかりとした日本語を己が身につけているのか甚だ心もとないが、普段の自分がどんなことばを使っているのか見直さなければいけないと感じた。
豊かな教育は豊かなことばから育つ。小さい時に耳や目、それに感性の受容体を鍛えることが将来の人間的結実につながるのですね。
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長女出産時に同期からのプレゼントで貰った本の1冊。
普段からきれいな言葉を使えてるってわけではないけれど・・・
子どもの前では、悪い言葉は使わないぞ、と改めて感じることができた本。
でも、結局は思いっきり大阪弁やし、ツッコミ言葉とか多いしあかんかなぁ。。。
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「絶対音感」ということばがあることも、同タイトルの本がベストセラーになって初めて知った。その本も文庫になったときに読んでみた。「絶対語感」ということばは新しいことばです。それが何を意味しているかは本書を読んでもらうとして、人間はことばでものを考え、ことばで表現をするのだから、どのようなことばを身につけたかはその人にとって大きな影響を持つのだろう。そのことばの基本は子どものころ家庭で覚える。だからどのようなことばで子育てをしたかが大きい。本書の中で著者は「アルファ読み」と「ベータ読み」ということばを使われています。本を読むと言ってもいろいろで、「アルファ読み」は一度読んだらすっと頭に入るような本を読むこと、逆に「ベータ読み」は時間をかけてじっくり読まないと理解できないような本を読むことと定義されています。そして「ベータ読み」でないと「絶対語感」が養えないと言います。うーん、自分は「アルファ読み」ばかりしているような気がする。しかし、この本自体が「アルファ読み」で読めてしまうのはどうしたものか。ただ、「ベータ読み」をしたいという気持ちは本当にあるのです。線を引きながら、メモを取りながら、何度も何度も読みたい。それだけの時間がほしい・・・子どもにはなるべく身体を動かしながらことばを身につけさせたいと思います。テレビやビデオからではなく。
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やっぱりこの著者面白い。齋藤孝に似た言語感覚。というより、一流は皆そこにたどり着くものなのか?なぜ日本の公文は横書きになったのか、その背景と弊害は?この観点は考えてもみなかったし、疑問にすら思ってなかった。自分の言語感覚ってなまくら刀だなー、と痛感。子どもの言語に大きく影響を与えるのが母親だと書いてあり、改めて衝撃。父親では弱いかー笑。耳言葉と目言葉という概念も目新しく感じた。聡明って確かに耳言葉。これが抽象概念の入り口になるというのも面白い考え方。本は読み続けるが、それ以上にたくさんの話をしてあげようと思った。アルファ読みとベータ読みも興味深い。自分はめっきりアルファ読み。親友M氏はベータ読みが趣に合っているらしいよ。ただ、絶対語感という言葉は全く腑に落ちなかった。
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なんていうか、別にN氏に対抗しているわけではないんだけど、実に年寄りくさい説教じみた文章だった。この人の言うところのアルファ型の伝えたい内容がちゃんとある文章は、当たり前だけど中身のコンテンツで勝負しなければならない。それがあんまない。というかこの人の名付け方はこの人の独自のものかもしれないけど、そこに価値はあんまない。あと全体的に雑。辿り着く結論は納得だけど、たとえが悪すぎる。
個人的に新しい言葉や消えていく言葉について、心の底からどうにでもなれと思っているので、あっそう、としか思えなかった。
ただ、嫁には読ませたい。
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◆きっかけ
読書メーターの相性のよい読書家さんが読んでいた
◆感想
図書館。おじいさんの偏見じゃないのー!?と思う部分もあったが、言葉に対する厳しさと真摯さに圧倒された。2018/6月
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★優しく、ゆっくり、繰り返し、ハッキリとミラーリングの基本。
★嘘は人の迷惑にならない限りは許容する事も必要。想像力を広げ、頭の働きを良くする作用がある。
★頭は耳の言葉で良くなる。日本は耳の言葉より目の言葉が優先されるが、抽象的な言葉を耳から聞かせる必要がある。抽象的言語は全ての勉強に関係する。
★絶対語感はひとりの人の中に存在する言葉の体系、システム、原理。人が世の中全ての言葉に接することは不可能だが、一旦言葉が習得されて絶対語感が出来ると、今まで聞いたことがない言葉であっても、理解できたり使ったりする事が出来るようになる。教わらない事でも分かり、使えるのが大きな特徴。
★既知を読むアルファ読みと、未知を読むベータ読み。今はアルファ読みに偏っている。素読の大切さ。
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2歳5ヶ月に。
実用書用(様)に書いたというか特に後半は小言感があるものの、
絶対語感という考え方は勉強になった。
毎日の親の言葉遣いが子どもの絶対語感になっていくということは意識して接していきたい。
自分の言葉遣いを正しく大人のものにしていく努力も必要だと思った。
今のところ子供にできることとしては読み聞かせは良いかなと個人的には思い(この本のなかでは読み聞かせは最近の流行ものとして特に推奨されているわけではない)自信になったし、もう少し大きくなったら本人に音読させるのも良いなと思った。先日読んだ池谷氏の話に通じる!インプットよりアウトプット!
あとは絶対語感関係ないけどおじいちゃんの小言パートの中にあるお礼の品を送るときのマナーとか普通に勉強になった…恥。
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母の言葉は丁寧だったし、あまり方言も出なかったなぁ。
わが身を振り返ると、
子どもの手本となるような言葉遣いができているとは、言いづらい。
日々の忙しさに紛れ、勝手に苛立ち、真似されたくないなぁ、という言葉が口から出てしまう。うーん、反省。
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絶対語感はその実、時代による相対的な感覚である。
冒頭から矛盾した言い回しから始めてしまいました。これが読んだ後の感想です。
20年前、子供を授かる前なら、なるほど、と首肯しながら読んでいたでしょう。
令和というフィルターを通すと変わります。
旧態依然とした、古き良き言葉遣い賛美を感じずにはいられない一冊でした。
現代における言葉の多様化、欧米化に順応できない、保守層の支持は強く受けられそうです。
評価軸を1つにすると、今回は3だった訳ですが、全体通して『昔は良かった』懐古主義一辺倒の本として批判したいわけではありませんの。
第一章で触れる、子供の向けた言葉。書中では母乳語と呼ばれています。この成り立ちや特徴は今読んでも納得できるものです。妻が子供たちに話す仕方、そのものですから。
ちなみに他の本では一貫してアルファ読みと呼んでいます。母乳語と名付けし直すあたり。外山さんの聞き手に合わせた言葉選びを感じます。
では、この本に対する同意の具合が低かったところ。これは繰り返しなりますが、鼻につく懐古主義が頭にチクチクと刺さったからです。
頭の良い子を育てるには、昔ながらの話し方に戻るべきであると。
うーん、少し同意できない。
このテーゼに反感を持つ理由は、言葉遣いは発信する私だけの問題ではないという立場にいるからです。
受信するあなたと、いかに共有できるかにかかっている。
相手もありき。その同調作用を自覚して使っています。
ら抜き言葉が悪い。そう断じられたとしても、話し相手が使っていれば、私も使うのです。
目の前の相手、その時の市井ありきなのか。それとも、日本文化の古来からの良き風習を理想とするのか。
読み手の前提によって、評価が分かれそうです。
以上。自分のことばへの向き合い方を見直すきっかけになる一冊でした。
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幼い子にことばを教える
もっとも大事な子育て
★繰り返し言う
→一度では理解できない、何度も言うことで刷り込まれる
お話を聴かせる
→抽象的言語の理解
→例)日本のおとぎ話
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生まれたばかりのこどもに話す母親のことばを、「マザーリーズ」という。マザーリーズで大切なのは・・・
・普通より、すこし高い調子で話すこと
・抑揚を大きくすること
・くりかえし言うこと
・おだやかに、できれば、ほほえみを浮かべて話すこと
この中でとくに大切なのは、「くりかえして言うこと」です。
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絶対音感と同じように、絶対語感というものがある、という点は面白いなと思ったが、
半分ほどは、日本語が崩れてきている、ということを危惧している著者の嘆きなのかなと思った。
20年前の著書なので今だと著者も考え方は違うかもしれないとは思うけれど、少し古臭い考えだなと思った。
どうして崩れてきたのか、背景の話があったのは面白かった。