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カラー図版満載で優しくわかりやすい、古今東西から現在(!)に至るまでの海賊の本です。
尾田栄一郎氏のマンガ「ワンピース」で聞いたことあるような名前の海賊が出てきて、海賊に、より興味が湧く一冊です。服装とか、いいなあ〜と思いながら眺めました。
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都合上資料が必要だったので買ったのだけど、図解も多くてなかなか役に立った一冊。現在の海賊事情までのってて驚いた。
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カラーの写真がいっぱいで読みやすい!そしてわかりやすい☆
historyのクラスのレポート用資料として借りたらおもしろくてびっくり。お宝を山分けするときの配分とか、女海賊とか裁判問題とか・・・海賊も大変だったのね。
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「知の再発見」双書はカラーで図版が多く読んで楽しい。「海賊」についての基本的な知識が得られる。学術的なようでいて、『宝島』の挿絵や『キャプテンキッドのバラード』が載っていて、「海賊」にロマンを感じさせる本になっているような気がする。
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海関連の話を書きたくて購入。
何もかもと言うわけでは無いけれど、海賊に関して結構良く分かる本。
絵が多くて視覚的にも入り込みやすいのでいいのですが、内容の作りというか、並べ方が雑。最初に絵を置いて、その隙間に文字を詰めた感じなので、結構ごちゃごちゃ。
でも、海の話を書くなら一度読んでおいて損はない本。
それにしてもこのサイズの本を読むと思うのだけど、表紙が固いと指がつりそう。
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イラストとか細かい情報とかとてもよかったです。
海賊のことがよくわかりました。
そして読みやすい。量もちょうどいいくらいです。
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悔い改めはその場だけ、航海ばかりしている俺だ、航海ばかりしている俺だ。
悔い改めはその場だけ、航海ばかりしている俺だ。
誓いは全部忘れたぜ、
破滅の道こそ我が定め、航海ばかりしている俺だ。
(P.142 キャプテン・キッドのバラード<一部>)
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[ 内容 ]
複雑な海賊の歴史を、ヨーロッパ、アメリカ、アジアにわたり、しかも古代から現代まで(現在でも海賊はいる!)くまなく叙述した本書は、まさに「海賊入門」として推奨に値すると言えよう。
古代から、国家と海賊が入り乱れた名高いカリブ海の死闘まで、歴史のなかの海賊たちを活写する。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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冒頭、日本語版の監修者序文が、もっとも無駄のない海賊史へのイントロになっている。まずここにじっくり目を通すことをおススメします。
もともとフランス人研究者がフランス人読者のために書いたものなので、いくら質のいい入門書とはいえ、日本人がいきなり読んでしっくりくるはずもなく。
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ワンピースに興味があるからというわけでないけど、現代で海賊してたら、だいぶ状況変わりそうだね、まず酒びたりとかじゃなさそう。 昔の海賊、及び船乗りって、酒が飲めないと始まらないのだな、 そらそうだ、水は腐るが、酒はもつもんね、 船のない海賊が軍艦のっとるとか、ロマンがあっていい。 歴史に関して読んどくと、この本の役に立ちそう。 海賊行為ってのは歴史をつくってきたんだなぁってしみじみ思う。
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古代から現代まで、ありとあらゆる時代、場所における海賊について書かれた本。メアリ・リードかっこいい。
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タイトル通り、海賊の歴史について書かれた本。
海賊の風俗についてはそれほど詳しく書かれていないし、
長い歴史を解説しているので
ピンポイントにこの時代の海賊を知りたい!
という欲求にはあまり応えられない。
イラストが非常に豊富だが、
レイアウトの問題で少々文章が読みにくい。
この本だけに載っているわけではないだろうが、
キャプテンキッドのバラードは
情緒溢れて一読の価値はある。
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ギリシャ神話から現代の海賊まで分かりやすくコンパクトに書かれていて、書名のとおり海賊の歴史を俯瞰するのにとても参考になる1冊でした。また、この本で初めてバルト海の海賊団ヴィタリエンブリューダーやマトロタージュと呼ばれる海賊同士の特別な結び付きを知りました。
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海賊とは結局なんなのか考えると、答えが分からなくなってくる。荒くれものの略奪者でもあり、国家に保護されたり国策に利用される場合もあり、生きるための職業のひとつでもあり……。
世界史をもう少し学んでから読み返すと、背景をもっと理解できるかもしれないと思った。
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ワンピースに出てくる名前の海賊たちの本当の姿。
ロマンに溢れた冒険というより、各国の思惑で踊らされてた悲しき男たち(アン・ボニーやメアリ・リードなんかは女性だが)
ルフィやシャンクスなどの心優しい正義の味方は、ほぼいなかったようだ。それは飢餓状態で緊張の連続の航海で、男だらけの世界。ホモセクシャルに走ることもあり、陸に上がれば緊張が解けて、たがが外れて暴れ回るのは当たり前だった。つまりワンピースのやられ役の海賊が本当の姿。塩野七生の地中海世界ではイスラムの海賊だったが、地中海、カリブ海他では、ヨーロッパの各国が雇ったもしくは黙認した海賊が敵対国の船を襲うのが主流で、生きるための最終手段なところがあったのだろう。