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幼いときに大好きだった「雪の女王」。再読したくなって借りてきた。
挿絵がまた素晴らしい。
雪の女王がカイにかけた魔法に勝てるものは、ゲルダの人を思いやる気持ち。真心。
やっぱ好きだななぁ、この物語。
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私が小学生の頃、この物語を舞台演劇で観たことがあります。
父母と観に行ったことはよく覚えているのですが、ストーリーは思い出せません。表紙をみたときに懐かしくなり、手に取りました。
大型絵本ではありますが、字数が多く、低学年が自分で読むには向いていません。片面が絵、片面が12Pぐらいの文字でびっしりです。ひらがなが多めですが、難しい語彙も出てきます。特に本好きの子であれば中学年からいけるかもしれませんが、高学年以上がいいかも知れません。
ストーリーは、一人の少女ゲルダが、突然いなくなってしまった幼なじみの男の子、カイを探すために広い世界を旅するお話です。
ゲルダは、川や、魔女やカラスや山賊やトナカイやおばさんたちの声に耳を傾け、正直に接することで、多くの人に助けられ、大切にされていきます。
全ては用意されていることかのように、ゲルダは前に進んでいるように感じました。
生きる上で大切なことが描かれている本だと思います。
ゲルダの言動や、場面場面が、様々な価値観や文化に触れさせてくれます。文章をよく読み解いていくと、とっても多くのことが掘り出せそうな深みのある一冊です。
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エロール・ル・カインの絵
雪にも、星にも、光の粒にも見える
小さな点点が画面いっぱいに広がっていて
なんていうのかな
画面がうっすらと凍っているような
曇っているような 感じ
特に 背がすらっと高く、氷の王冠をつけ
毛皮のような白いマントとドレスをまとった雪の女王の周りでは
空気も凍りついている感じ
ゾクッとするような 圧倒的な魅力の女王さま
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絵本にしては字がかなり多く、絵の枚数を倍にしたほうが良かったんじゃないかと思いました。
「おどる12人のおひめさま」とは違った雰囲気の絵で、あまり好みではありませんでしたが、山賊の娘の衣装などは鮮やかで美しかったです。
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「ちょっと待って。マッチ持って行った方がいいんじゃない?」
「なんで帰りにあの自分の楽しみのために魔法をつかうおばあさんのとこには寄らなかったのかね。」
「山賊の娘、けっこうイイやつだったね。でもさ、帰りにカイにあったらさ、世界中を旅してまであんたを探す価値があるのかとか言っちゃって、ちょっと意地悪だった。」(S9)
あれ?カイがあまり出てこない。
こんなお話だったかな。
Mは2回読んで2回とも途中でバッタリ寝た。
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タテ32cm,ヨコ23cmの大判サイズ絵本。アンデルセン原作(ナオミ・ルイス文)、絵はエロール・ル・カイン。ただし、典型的なル・カインの絵ではない。もっとも、それは勝手な思い込みでル・カインの絵ははるかに多様なのかも知れないが。全体に繊細な線よりも、マッスで描かれている感じだ。また、2枚目の絵は構図がブリューゲルの「雪中の狩人」(ウイーン美術史美術館)にそっくり(カラスが飛んでいるところまで)だ。山賊の娘の衣装などは鮮やかな赤が用いられているが、全体には地味目。雪の女王のクリスタルを際立たせてはいるが。
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よく行くカフェに置いてあるので。アナと雪の女王を観て、もう一度読み返しました。ニールセンの繊密な描写が溜息もの。
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ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作、ナオミ・ルイス文、エロール・ル・カイン絵。
悪魔の鏡がカイの目に入る下りが省略されているので、カイが意地悪になる描写がなく、原作と比べると大分印象が違う。
エロール・ル・カインの絵が妖しく美しい。