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軽い。軽すぎる。本当に入門書だ。といえるほど言語学をわかっていない僕がいうのもなんですが、入門書の入門書である気がします。
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全てではないが言語学の分野の説明をしている本。
概論書という程詳しくはないが、ざっと言語学の考え方が学べる。
著者の願いは言語学に対する期待・偏見などの先入観を捨て、
正しい認識で言語学を見て欲しいということ。
音や文法、比較言語学などを著者の勉強経験を交えながら
分かりやすく説明している。
実際の教壇で見つける学生の考え方や先入観などを例に
言語学の知識がなくても大丈夫なように設計されている。
各章の最後には参考となる文献の紹介もあって、
言語学って何をやっているのかが知りたい人にはありがたい一冊。
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言語学とは、から始まって、音、文法、意味、世界の言語の分類、言語学を知っていて何の得があるか、について書かれている。
個人的には、「虹が七色とは限らない」に書かれているような点が興味深いところなので、次回はこの辺りの話が書かれている本を探そう。言語学になるのか文化人類学になるのかはよく分かりませんが。。
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語学の勉強を本格的に始めてから、自分の日本語の理解力のなさを痛感。
また「言語学」という響き、言葉に興味を懐き手にとって見た本。
なんとなく言語学というものを理解できたら今、勉強中のスペイン語学習の手がかりというかコツというか、そんなものが得られるのではないかという漠然とした期待をしてました。
冒頭に「言語学は外国語学習のためにあるものじゃない」
と、ありましたが・・・
全部読みました。
いや面白かったです。 言葉、言語というものの考え方、作り方、はたまた由来、歴史、文化などの解説は面白かったです。
好奇心を刺激されましたよ。
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言語学における「言語」とはとても中立的な存在に感じた。言語に優劣はないし、使っている人にも優劣はない。
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この本を読むのは4度目だと思います。めっちゃ面白いというわけではないのだけれど,科目としての割り切り方や文章の小気味よさ等々で読みやすいと思います。ラングのような“フィクション”は擁護しているのに,普遍言語のような“フィクション”は擁護しない人(つまり普遍主義はお嫌いな人)のようですが,それ以外の点については一貫した謙虚な記述だと思います。本のタイトルの通り,最初に読むには適当でしょう。
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言語学の入門の入門、という感じの本。小難しい専門用語を避け、優しい文体で書かれています。世間で言われている「言語学」に対する誤解も丁寧な解説とともに指摘しています。各章末についている読書案内も良いです。この中からいくつか読んでみようと思います。コサ語がとても気になる。
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言語学をやることのメリットを簡潔に示している一冊。
言語学をやると、言語を覚えるのに少し楽なことは間違いない。
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分かりやすく、飽きさせない文体で、内容がすっと入ってくる。
言語を勉強している方なら、一度読んでも損はしないと思う一冊。
軽い気持ちで読み始めることができ、いろんなことに興味を持たせてくれます。
ぜひ彼の講義を受けてみたい。
ちなみに「漢字と日本人」の高島先生おすすめの本。
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言語に対する黒田さんのスタンスや考え方が明確に示されているのが非常に心地よかったです。
「言語と国籍は関係がない」「美しい言語は存在しない」とか、クレオールに対する考え方まで多くの部分で私の考え方とも一致していた。
さらに名前が龍之助というのが憎い。
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言語学に興味を持ったら、言語学を学ぼうと決めたら、知り合いに言語学に興味を持っている人がいたら、言語学を何かと勘違いしている人がいたら、第一にオススメできる一冊です。具体的な専門分野が既に決まっていても、これを読んでから進むのでも遅くない。
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「言語学は何を研究しているのか」について、とっつきやすい書き方で説明している。言語学の考え方を一通り把握するのには良いのでは。言語について一般的に言われていることは、言語学的には根拠がないことが多い。
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大学入ったころに何度も何度も読んだ本。
「言語学ってどんなものか」というのを掴むには一番の本。
また、大学の言語学の講義によく出て来る例や話が多く載っている。
授業の前に読んでおくと効果的かも知れない。
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言語学のイメージをいい意味で崩してくれる本。今までは語源とか文法がすべてだと思ってたたけど違ってた。そして、なるべく専門用語を使わないで解説、むしろ専門用語の解説が含まれている。「学問」ではなく「科目」って言い方はなるほどと思わせる内容でなかなか文章量があるとは思ったものの、著者の軽妙な語り口であまり堅苦しくない文章である。たまにしゃべってるかのような文章になったりして読みやすい。言語学に興味を持ったら何よりもまずこの本を読むべきだと思う。
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言語学ってどういう学問なのか、さらっとした紹介だったけど、体系がなんとなくわかって面白かった。そして世界にはいろいろな言葉があるのだなあ、と。