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長かったけど、面白かった!
【ミステリー、SF、恋愛小説、すべてを融合した奇跡的傑作】とのこと。
このストーリー紹介の通り、色んな要素を含んだボリューム感のある物語に
ページ数が多いのにも関わらず、夢中になって読みました^^♪
一つのジャンル枠に縛られない広大なストーリー展開に
ドキドキ・ハラハラしながら切ない気分まで味わえる楽しみ。
こういう作品はなかなかないんじゃないかなぁ。
ちょっと言葉の古さを感じましたが(『チョンボ』とか。笑)
でも読みやすさがあるので、飽きることもなく最後まで読めたような感じです。
※ただ、文中の宗教描写はなんだか生々しく正直うす気味悪かったけど;
ともあれ、著者の想像力の広さは素晴らしいと思います。
700ページ近くある分厚い本ですが、オススメ本にできそう♪
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ガードマンの僕は新興宗教の修行場がある山梨県大高村に飛ばされた。村民との対立が深まる中、深夜祈祷堂から出火し教祖が焼け死んだ。その時から僕の頭の中で誰かの声がするようになった。
発行は1992年ということになってるけど、オウムとよく似たような話だった。お布施とか出家、解脱、ポア(チベット密教で幽体離脱の意味だそう)とか。それを参考にしたのかな?この人はちょっと不思議な話を書く人なんだね。
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ある意味二人のラブストーリーと言えないこともないが、二人の結末がなぁ…死んだ瞬間に見る映像は気のせいとかいいだしたときは、それはないだろうとか思ったけど、着地点まで読んで納得。主人公の退屈だからとあっさり盗聴するのは性格的にちょっとなぁと思うし、彼女とのつきあい方もどうかと思っていたので、まぁ、犯罪者は幸せになれないという自業自得具合がすさまじい作品かも。
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ある一件で左遷され、新興宗教の警備につかされた主人公。その日に起きた火事のために女教主は死んでしまう。それからというもの、主人公の頭の中に女性の声が聞こえるようになって…まあ、そんなところ。
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人に「オススメのホラー小説はないか」ときいて薦められた本。オチは好き。でも途中がだらけた。「あれ?これはスピリチュアルの本?」てなって、読むのが止まった。「これは恋愛小説だよ」と言われたが、まったくだ。
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前提から摩訶不思議設定の作品って着地点が見えない楽しさがあるけど,その中でも秀逸な落としどころを描けてる,岡嶋二人の中の人らしい秀作.ただ,含まれている要素の割りに長くて,中だるみする.
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目のつけどころが、さすが井上さん。
西岡に入った意識は誰?なぜ?
長いけど一気に読めた。
<声>とのやりとりがおもしろかったな。
最後は切なくて、うるっときた。
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なんでだろう。長くて波に乗れなかった。ナカニイル女にもいらっとくるし。
恋愛小説って言う人もいるけど、究極のストーカー??
ラストも、あーそういうことかー、と納得したけど、すっきりはしなかったなぁ。
評価が高いなかで、申し訳ないけど、私には合わなかったということかな・・・
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1992年、岡嶋二人解散後のデビュー長編。
雑誌連載時は「ふたりは一人」というタイトルだったとは暗示的。
新興宗教を主題とした話かと思ったらそうでもなく、二重人格ものというわけでもなく、ラストも不完全燃焼。
680ページ弱は長くてだれ気味だが、一気に読める面白さだった。
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んー…
個人的にしっくりきてない気がしなくもないけども 終わった。
結局、曖昧になってる部分が多くないかな?と思ったけど…
読みこめてないだけかもしれない。
無駄に長い気がした。
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「二重人格ミステリもの」
井上夢人らしいっちゃあらしい。。
頭の中に殺された女性の人格が?
怖いながらもおもしろい!
あなたもいつ人格を失うか。これが問題だ。
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ラストのSF的処理にはびっくり。なるほど、伏線もきいていて、うまく風呂敷をたたんだ感じ。読んでるときはオカルト、読み終わったら、悲恋の物語になってるんだなぁ。
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ごく普通の主人公の身体に、
ある宗教団体との接触時に、誰かの精神が突然宿り、
頭の中で他人の声がし始める。。ミステリー?SF?な小説。
やっぱりこーゆう非現実的な話、あんまり入りこめない(^_^;)
宗教団体(?)の教えや行動の部分はほとんど読み飛ばしてしまった。。
唯一、恋愛小説の片鱗を見せるところは面白かったかな。
好きな人に触れたくなった(*^_^*)
まぁ、あくまでその部分は一部だけど。。
この人の「メドゥサ、鏡をごらん」はオススメ本です♪
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読んでる最中はそうでもなかったのですが、
読み終わったあとにじわじわくる作品。
怖いお話っぽいタイトルですが、そんなことはないです。
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新興宗教の警備中、教祖が焼死した瞬間頭の中で声が聞こえるように。声の主はタイミング的に教祖と思われ、半信全疑の主人公と共に真相を探る…というまさかのラブストーリーミステリ。