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ここまで「人の醜さ」をこれでもか、というくらい書いているのはすごいね…何と言うか、読んでいてものすごく不快。でも、あまりに不快だから、どう決着するのかを読まずにはいられない。
しかし、ヘタすると下巻には手を出さない、という人が多そうだなあ。
[2004/09/30読了]
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タイトルで買った。もともと『カリスマ』という言葉が、だからなんなのよ、という感じで好きではない私。読み始めてすぐうげっ!となって、読み進むにつれてうげうげっ!となったけど、リタイアせずになぜか最後まで読んでしまった。ストーリーにぐいぐい引っ張られるというか、引きずられてる感じ。身体がバウンドしまくるわ擦り傷だらけだわで最後はぐったりだけど、読み終わってホッとしたというか、不思議と後味は悪くない。そして改めて思った。カリスマぁ?ふん、それがいったいなんなのよ!
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勢いある小説で、最後まで読みたくなる凄みはあり。登場人物の視点がくるくる動いて混乱するのと、妄想シーンが何ページにもわたって続き、戸惑うことも。
新興宗教の教祖を欲望と打算で演じ、洗脳の観点で傍若無人に振舞うさまと、転落への流れを描いた。オウムとだぶる描写がいくつかあるが、著者のインタビューによるとほとんど意識してないとか。
前半は教祖の転落前。冒頭の悲惨さをばねに築いた王国の欲望と翻弄される周辺の人間模様を描く。
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新興宗教の教祖を中心に物語は進んでいきます。
多分一時期有名になった某宗教団体がモデルになってるのではと思います。
人間のあらゆる欲がリアルに描かれていて、気持ち悪いくらいです。
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何か事件が起きるかと思ったら・・・・。
ずっと「メシア」だ。なんか気分が悪い・・・・。
とうとう悟りの会に突入・・・・。
何か起きるかな。