投稿元:
レビューを見る
主婦が状況に翻弄されていく。
家族を、否、家庭を守るために状況の指し示すものに目をつぶる。
肉体と精神の変調にひたすら耐え抜く。
突然身重の妻を亡くした刑事は眠れない。
彼の中の義母を慕い、仕事に没頭する。
そしていつしか無力感とともに組織の論理に抗う。
『邪魔』
このタイトルの示すものは何だろう。
投稿元:
レビューを見る
序盤はストーリーがちっとも頭に入ってこず、ややストレスが溜まる展開。中盤面白くなってきたかな?と思ったけれど最後は・・・うーん。
話があっちへこっちへと迷いながら進んでいくような感じがしてしまっていま一つの印象。
投稿元:
レビューを見る
平凡なパート勤めの主婦の夫に対する放火容疑の疑惑と、その夫を捜査する刑事の複雑な背後関係が並行しながら明らかになっていく。。。が、今ひとつ先が読めない。ま、下巻を読むしかないということでしょうか。2005/6/18
投稿元:
レビューを見る
平凡な日常にちょっとした「邪魔」が入ることで、思いとはかけ離れた方向に押し流されていく人たちを描いた作品。
http://xxxsoraxxx.blog11.fc2.com/blog-entry-16.html
投稿元:
レビューを見る
人間というのは、何が原因で人生を転がっていくかわからないものだなあ、と感じた。日常、生活を送っている中で、わずかに生じる歪みが原因でどんどん坂道をどんどん転がっていく。そんな感じでした。
投稿元:
レビューを見る
犯人が誰だか早々に分かってしまうが、犯人でありませんようにと願ってしまう、登場人物が普通の人たちなので、犯人の取り巻きに感情移入しやすいと思う。
投稿元:
レビューを見る
2002年版「このミステリーがすごい!」第2位
夫婦間にいつでも起こりうる現実をリアルに描いた作品。
投稿元:
レビューを見る
平凡な主婦及川恭子、スーパーのレジをうち自宅のローンをかかえながらも普通の生活を平和に送り二人の子供と夫との日常が、夫の会社の火事という出来事からほころびが次々と起きてきて夫への不信感から自分自身の行き場、普通だと思っていた自分という人間を深く考えるまでに変えていくほんの小さい「邪魔」その及川の会社の事件を違う方向から捜査していた九野刑事。彼のかかえてきた過去と警察との柵。追い込み方が登場人物の方向から見て全然違っていくので、それがものすごく面白い。
投稿元:
レビューを見る
下巻も含めて、勢いよく読ませてもらいました。
どこかで救いがあると思いきや。。。。
悪いのは男と警察のメンツですか?
投稿元:
レビューを見る
及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴一年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織りこんだ傑作。まだ上巻しか読んでいませんが、読み進むうちに、ふとした出来事に、タイトルである『邪魔』という言葉が頭に浮かぶようになってきました。今後どうなっていくのか。なんだかやりきれない…
投稿元:
レビューを見る
どちらもありふれた普通の人が犯罪に手を染めてしまうということなんだけど、どこで転んでしまうか分からない。どちらも結末はちょっと・・・やっぱり舞城みたいなとんでもない結末は期待できないけど、彼の作品って、暗示しているのかもしれない。どんなに普通の人でも犯罪の渦に巻き込まれることがある。そして生活をしていくために否応なしに犯罪に手を染めてしまう。けど、どちらにしても、必ず悪は罰せられる、ということを。
投稿元:
レビューを見る
レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/17958480.html
投稿元:
レビューを見る
主婦、刑事、少年・・・。犯罪が次の犯罪を誘発し、些細な切っ掛けから、道を外れ転がり落ちていく。クライムノベルの傑作▼前作『最悪』も落ちていく人々を描き話題になった奥田英朗。この一作で「巻き込まれ型オチ物」では日本のトップに登り詰めたと言っても過言はないほど。私の我がままを一つ言わさせてもらうと、ラストが今一つ。
投稿元:
レビューを見る
かなり長い話だったが
飽きさせない面白さ。
ミステリーということになっているが、
人間模様のほうに重きは置かれている。
それが複雑に絡まるからこそ面白い。
投稿元:
レビューを見る
じれったい!!
『最悪』もあるんだけど、精神的にすこぶる快調な時でないと読めないと思って、本棚に寝かしてあります