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恩田陸の真骨頂って感じ。描写がとにかく良い。人物は勿論背景も好きだ。タイムリーなことに熊野古道が世界遺産に登録された頃に読んだので楽しめました。
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☆☆☆
怖い。怖すぎる。ホラーは苦手だからもともと読まないけど、この話もこんなに怖いと知ってたら絶対読まなかった。最後の方、人を待ってる時に駅のホームで読んだんだけど、それでも鳥肌がたつほど怖かった。一人で家にいいたら、耐え切れなかっただろう。恩田さん、怖い話を書くこともあるけど、こんなにゾワゾワさせられたのは初めてだ。
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これ読んだ瞬間にある人を思い出したのですがそれは秘密の方向で。これも3次元立体映像が頭を駆け巡ります。熊野ってやっぱ神秘的なの?どうなの?答えてっ!!でっかい卵が大好きなあなたにお勧め。理由は読めばわかる。ちなみに食べられません。
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この本は図書館で借りてだ本です。
何故この本を借りたのか??
それは恩田陸の作品が好きだから。。。
しかも好きなジャンルのホラーだから。。。
なかなか面白そうではあったけれどついついパソの前にフラフラっと座りなかなか読み進まなかったけれど、クライマックスシーンでは快調に進んだ。
どんな本か言うと、よくわからない。
よくわからないけれどなんか怖い。
そして最後に思った事は女は強し母の愛は最強であるという事だった。
私はこんな風に子供達思って育てたのだろうか??
等と反省しつつ。。。
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端正な容貌と たぐい稀なる才能を持ち、人の目をいやがうえにも惹きつけながら 芯に冷たく昏いものを抱える烏山響一。和歌山県熊野のひと山丸ごとの彼の実家で行われているのは何なのか。
ひとコマずつ切り替えられる映像を見せられるように そしてその僅かな隙にサブリミナルのように何かが埋め込まれているかのように じわじわと引き寄せられるように物語の核芯部に近づいてしまう。言いようもなく不安な感じを掻き立てられるのである。頂上の見えないジェットコースターに乗せられいつ突き落とされるかと緊張を解けないような心地なのだ。
キーワードは【感応】だろうか。
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ホラー小説との事だったが、精神的奈ホラー的。ラストが黄泉がえりっぽい印象を受けました。途中で8割ぐらい内容がわかってしまうのが残念。奇麗な小説だが印象が薄いラストがおしい。
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さあ新しい恐怖を語れ、がオビの文でした。新感覚のホラー、文字で表現されているからこそ感じられる映像が強烈です。魔力とも言える個性を放つ烏山響一と失踪したエリートサラリーマン、言い知れない恐怖に駆り立てられる外界を遮断した空間。この表現力には感嘆の声をあげます。
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【ブログ版ぶっくリストより】『ネバーランド』原作者様の一冊。
分類は…ホラー?
大学生の捿、芸大生でアーティストの律子、院生で自称「探し屋」の和繁。
何の共通点もないような3人は、世界的に有名な芸術家・烏山響一という人物で結びつく。
とにかく一人称がバラバラだった話が、次第に1つの話に終結していく展開には圧巻。
響一が作り出した芸術作品はそれ関する描写で十分リアルに映像化することもできます。
読み終わりがなんだか不思議だった一冊。
結構分厚いので、本好きの方にドウゾ。
うちは読みながら間にハガレン読んで頭ブレイクさせてました
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う〜ん・・・、途中までは謎を小出しにしていく感じでテンポがよかったのですが・・。
最後が唐突すぎです。
デウスエクスマキナ?
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正直気味が悪かった。でもアクリルの板には惹かれた。恩田さんが書くと”アクリルの板”というだけでもの凄く美しいものに感じるから不思議。
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装丁がとっても奇麗。うっとり眺めちゃいます。恩田式お化け屋敷。怖い、というか、ゾーッとする描写が多々。
今作で登場する映画関係者は、サンデー毎日で連載されてた「チョコレートコスモス」に出てきてますね。
ラストはトンデモ系。パラレルワールド。
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文字で書かれていることが、頭の中でリアルに想像できてしまう。
恩田陸の魅力のすべてが現れていると感じています。
オチがイマイチな点も含めて、恩田陸という作家の良さ・悪さ両方を
楽しめる、良い意味でオススメの一冊。
そのオチすら「作者らしい」と勝手に感じ、楽しめてしまいました。
これはホラーです。
中盤は、柄にもなく手に汗を握りながら読みました。(苦笑)
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図書館で借りた本。
2ヶ月くらいかけて読んだ。
図書館さんごめんなさい。
軌道に乗ると一気に読めてしまう。
こんな話は恩田陸さんしか書けないと思う。
でもあの死体は誰のものだったの?
最後もなんだかよくわかりませんでした。
期間を開けて読みすぎたか、はたまた夏留に理解力がないだけか。
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ゾクゾクする怖いシーンが度々出てきます。
今まで私が読んだ恩田陸作品の中で一番怖かったです。終わりが少し唐突で強引で、少々あっけなかったのが残念です。
でも、そこに至るまでの緊張感はなかなかのものでした。
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2006.01. 熊野に建てられた大がかりな野外美術館。そこへ招待された誰もが、自分の心の闇と対面する。読んでいて次々と浮かびくる圧倒的な映像に、気持ちが悪くなるほどだった。こんな美術館、絶対行きたくないと。