電子書籍
人知を越えた世界とそれを伝える魔女の物語
2021/06/30 23:22
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投稿者:Cogwheel - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙に目を惹かれ、ためし読みをしてみると面白そうだったため2巻と共に購入。
絵柄もとても好みで、ただ写実的なのではなく、固くなく、繊細で、その場所の空気感ごと描き出しているように感じられる。
これをほぼボールペンで描いているというのだから驚きだ。
タイトルのとおり「魔女」をテーマにした、不思議で怖い、そして考えさせられる短編集。
「本当の秘密は、永遠に秘密のまま…」
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独特な絵柄で呪的世界が描かれる
2018/08/06 22:56
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投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
呪いだの魔法だのを一切信じていないのだが、それを扱う小説や漫画は好きである。そして独特な絵柄と結びついて非常に興味深く読んだ。
紙の本
面白い。
2015/09/12 15:56
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投稿者:are - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い。
内容は難しいかもしれないけど、引き込まれる。
もっといろんな話を読みたい。
魔女だけでなく違う作品も読みたい
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物凄く、冷たくて熱い作品。漫画版『ナウシカ』の墓所の黒々した渦と、『女禍−JOKER−』の血生臭さとが入り混じって、かつ凄まじいほどに透明。ちょっと、買ったのを後悔したくらい、ぞくりと来てしまった。衝撃は★5だけれど、確信を持って好きとは言えないので、一つ減らし。他の作品を見て評価が定まると思う。(ただ、きっとそうでは無いとは思うのだけど、もし何らかのメッセージを込めたものであったとしたら・そう読めてしまったら、魅力は減るかもしれない。…そこまで直球勝負には思えないんだけど)
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なんのかんのとブログでは書いたけれど、完成度は高かった・・・というか、背後に横たわる作者なりの世界観の奥深さがよくわかる作品だと思った。確固とした世界観と思想を感じさせる漫画家はそれほど多くはないから、貴重だと思う。その世界観や語り口に、たとえ批判があったとしても。
五十嵐大介のほかの作品も読んでみたいな。ああそうだ、二巻のレビューも書かなくちゃ・・・
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ちょっと、話がわかりにくかったですが、面白い。
遊牧民の女の子(表紙の子)が、とてもかわいいですよ。
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こちらはそらトびタマシイとは違ってよりダイレクトに魔術とか精神世界を題材にしています。これよんで「ホラやっぱり。。」と思いました。良く知ってる&わかってらっしゃる。
ちなみに2巻は売っちゃいました。1巻で力尽きちゃったかな?
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世界の秘密を手に入れた大いなる魔女・・・それでも彼女は糸をつむぐ者ではなかった。小さな少女が伝言者だった....素晴らしく鮮麗なる筆致で描く世界のお話です。
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奇才・五十嵐大介!という感じですね。松本大洋の跡を継ぐもの、と言っていいくらいの壮大な世界観、壮大な画世界。画だけ、ではなく、内容も非常に濃い。独立した一篇一篇が内容と画の両面でそれぞれ作りこまれている。この先、どんなものを描いていくんだろう。きっと想像を超えるものを僕らに提示してくれるんじゃなかろうか、と期待したくなる。(07/3/22)
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森が舞台だったり、絵のゴチャゴチャ加減のせいでしょうか?
わたしは、似てるなと思ったのは、諸星大二郎や、水木しげるの作品。
内容的にも、そんな感じかなぁと思います。
ということで、短編だからこそ生きる話だと思いつつも、短編なのが、若干もったいなく感じました。
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繰り返し読みたくなる漫画。絵もストーリーも大変カッコいいです。目に見えないものが、本当は世界を動かしている・・・。そういうことです。女の強い思いは、魔的なものとなり、恐ろしい力を生み出す。「本当の秘密は、永遠に秘密のまま・・・。」
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「ものすごい才能だ」と耳にして読んでみました。迫力が圧倒的。最後のほうの話がなんだかものすごく怖くてこれまたあまり読み返せない一冊となりました。流れ込むというのか引き込まれるというのか…ぞくっとする本でした。
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総合芸術。
漫画は芸術だと思っているけれど、ここまで来ると、もう言葉も出ません。
NHKのマンガ夜話で取り上げられた時は、ホント!?ってビックリしたんですけど、
これについてせつせつと語る専門家たちにはついて行けず若干引きました。
絵がどうとか、メッセージ性がどうとか、コマ割がどうとか、
そんなの全部抜きにして、これはもう、芸術です!
システィーナ礼拝堂の大天井画を見上げた感動がココに!!(っていうのは大げさかな?)
精霊や魔女の世界。そんなものこの現実にはありえないけど、
もっと、ミクロな世界、あるいはもっと大きな宇宙全体の世界の中で、それは
確かに生を持って蠢いているのかもしれない。
そんな、漠然とした巨大なものの中で自分がちっぽけなものに思える。そんな作品。
そう、これは『作品』です。
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私が「糸紡ぎ」…スピンドルに興味を持った直接のきっかけ。といえる漫画。
五十嵐大介って、圧倒的な画力と、登場人物が地に足ついて生きている(自給自足の生活をしている…という意味で)ところがとても魅力的。
そして、「人間はこの世界の頂点に立っているのではなく、この世界の一部分でしかない」「人が敵わない大いなる存在がある」ということを描いてるのがこの『魔女』なのではないか…?なんて思っている。
現在2巻まで発売中。
続刊があるかどうかは謎。(現在同誌で別の連載(『海獣の子供』←これもすごい!)をしてるので)
個人的には続刊希望!
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絵がものすごい好き。見ていて気持ちいいです。
展開がとても怖いのですが、受け入れられるのが不思議。
とても不思議な力を持ったマンガ。