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嶽野義人という青年を主人公にした短編集。
表題作のラストの切なさは、もう読んで見なきゃわからないの一言。絵だけで人に涙を流させることができるって、すごい。
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BLです。
でもそれを気にして読むのを先送りしていたのを悔やみました。
なんでこんなにもしみわたるのだろうと不思議です。
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2012 1/8読了。WonderGooで購入(古書)。
同一人物とは思えないくらいいろいろな人と関わり、多くの影響を与えてきた少年(一部の話では青年)、'嶽野義人'が出てくる短編を集めた本。
女性とも男性とも関係を持ち、でも一人。
いわゆる「スターシステム」みたいな感じなのだが、どうも実際には同一人物らしい。
時系列で描くとどんな人生になるんだ嶽野。
でも掴み切れない感じがして、ああ、それでまた誰かを惹きつけるのか。なんつー。
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スピード感。
ぽつんとした、絶対的な独白。
一気読みはできないで、少しずつ読みました。
飄々とした、人懐こくて孤独で、とても頭がよい男の子(~青年)を主軸にした短編集です。
こんな男が身近にいたら、抱きしめちゃうだろうなぁ。
これはこれで幸せなのだろうけれど、
でもこんな幸せを身近な人に知ってほしいとは思わない。
いくらか後味の悪い、でもとても優しくて印象的な話でした。
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登場人物の嶽野が言った言葉「読めば読んだだけ自分がからっぽになる」10代だった自分がすごく衝撃を受けた言葉です。あれからたくさんの月日が流れたけど、本を読むたび。。ことあるごとに思い出す言葉です。
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久しぶりのレビュー。
西さんの初期の作品集。
なんだかんだで「姉の結婚」が好きなので、読んでみた。
主人公嶽野くんが魅力的。
こりゃ、男も女もほっとかないでしょう(//∇//)
頭脳明晰、自由で孤独、優しいのに冷たいとこ、絶対誰のものにもならない生き方も全部好きだ。
きゅんきゅんなんてポップではなく、ズーンと深い所に響く小説みたいな一冊。