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ミス・マープル作品。戦争で負傷した軍人とその妹の二人が療養に移り住んだ田舎の村で、誹謗中傷に満ちた手紙が各戸に届く事件が発生。そして発生する自殺、殺人事件。またもミス・マープルのシンプルな着眼点が事件を解くきっかけになる。物事を難しく考えない方がずっとうまくいくのではないか、とミス・マープルに学ぶ気がする。
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田舎に療養に来た兄妹が殺人事件に巻き込まれるお話。ミスマープルシリーズだけど肝心のミスマープルは最後にしか出てこない。
ミステリー要素もさることながら、被害者の娘と主人公のロマンスが衝撃的でした。
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傷痍軍人のバートンが療養のために妹とその村に居を構えてまもなく、悪意と中傷に満ちた匿名の手紙が住民に無差別に届けられた。陰口、噂話、疑心暗鬼が村全体を覆い、やがて名士の夫人が服毒自殺を遂げた。不気味な匿名の手紙の背後に隠された事件の真相とは?ミス・マープルが若い二人の探偵指南役を務める。
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1943年の作品。マープル物。
語り手のジェリー・バートンは飛行機乗り。負傷して除隊。リハビリ中は田舎暮らしを医者に勧められて、妹ジョアナと共にリムストックで家を借りることに。
時に忘れ去られたかのような田舎町の可愛い家。
しかし、匿名の手紙が舞い込み、最初は面白がるが、自殺者が出るに及んで待ちの空気は険悪に。
シミントン弁護士の継娘ミーガンは、20歳近くなっても子供っぽく、母親の再婚相手の家庭で浮いていた。
ミーガンと親しくなったジェリーは、ミーガンの扱いに憤慨し、かばうようになる。
ジェリーとジョアナの恋模様が楽しいロマンス色の強い作品。
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ミス・マープル・シリーズ
怪しい告発の手紙が送られてくる村。戦傷療養のためその村に訪れたジェリーと妹。そこで出会う人々と告発の手紙。そこで起きる自殺事件と殺人事件。
2009年10月23日読了
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物語中のロマンスが良い。
ちょっとひねくれたおてんばな女の子がやがて…
恋愛ものとして印象の方が強く残った。
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面白かった。
でも、全ての謎が解明されていないと思えてならない。
クリスティーにしては、スッキリしない感じを受けた。
ラストも……、個人的には「……」
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ミス・マープルの活躍で解決する事件物。
ただし、ミス・マープルは最後の方になってようやく登場するのだが。
アガサ・クリスティを読みたくなる時期がある。
型にはまった登場人物と今では古典的ともいえる犯罪や事件の物語を読みたくなるのだ。
多作のこの有名女流作家の全ての作品を読んだわけではないのでちょうどいい。
しかし、当たり外れもある。
この「動く指」はなかなか面白かった。
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超久々のアガサ・クリスティ再読。こちらも読んだことあると思うけど、覚えていない。
古いイギリスの情景が目に浮かぶ。事件そのものよりも、同時に進行するロマンスが印象深い。
さわやかな読後感のある良作。
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なんか爽やかな感じ。イギリスの田舎好きだ。
マープルものなのにミス・マープルの出番はホントに少ししかない。
2011.3.7 購入/2011.3.29 読了
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読み進んでも、読み進んでも、一向にマープルは登場しない。
主人公の知り合いだとばかり思って読んでいくと、予想外の展開。
マープルの知り合いとは想像していなかった人がマープルを紹介する。
途中までが楽しく読めたので、マープルものとしてではなく、アガサクリスティのサスペンスとして楽しみました。
ps.
このシリーズは、装丁がよくなりましたが、大きさが少し大きいので、本屋さんでカバーをかけてもらうのに、時間がかかることがありました。
おしゃれな本屋さんは、下だけとめてあって、上はとめてないので、簡単にカバーをかけてくれるのですが、、、、
本屋さん泣かせかもしれません。
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登場人物がみんな個性的でおもしろい一作。
ミス・マープルシリーズですが、主人公は田舎で療養することになった軍人パイロット。マープルおばあちゃんはお手伝いです。
都会とのギャップに驚いたり、噂の的になったり、恋愛したり、読み物としてもとてもおもしろかった。
犯人の性格分析系。クリスティらしくやはり動機がポイントになっているのですが、また最後まで騙されました。悔しい。
カルスロップ夫人がいいキャラクターです。好きだなあ。
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なるほど女子がすきそうなハーレクイン的、少女マンガ的な感じですな。
マープルさんの出番が少なくて残念かもしれないけど、このおばあちゃま、性格は悪い、というかいい性格してると思うんですよねーw
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一体いつになったらマープルが出てくるのやら。と思っていたら終盤も終盤でようやく現れた。
正直、マープル物にしなくても良いと思う。マープルを連れてきた夫人とマープルの関係性も曖昧だし、
例えば、『事件の村に友達の別荘があって泊まっていた』とか何か理由があり事件に絡んでくれば良いがいきなり出てこられても、
マープルはそんなに有名人なのかと驚いてしまう。ポアロじゃないのだから。もっと地味で無名のおばあさんという設定かと思っていた。
しかし、そんなの問題なく面白く読める。バートン兄妹が見ていて仲良くて微笑ましい。又、いつものごとく、古き良きイギリスの女性たちの詮索が凄い。この感覚は日本人にはないので、毎回驚く。
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匿名の手紙の次に起こる夫人の自殺。地味な話だなと読み進んでいくうちにお手伝いさんが殺される。犯人は誰か。マープルは後の方で出てくるがその真犯人の解明には納得。語り手の恋など意外に後半から俄然面白くなった。カラクリはさすがである。