ラフ集合と感性 データからの知識獲得と推論 みんなのレビュー

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投稿者：岩本登志雄　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

十数年前のファジィ理論と同様に、いまラフ集合という新しい数学が、医学、工学、マーケティングなどの多くの分野から注目され、データ解析、データマイニングへの応用が始まりつつあります。本書は日本語で書かれた初めてのラフ集合の本であり、応用する側の視点から、入門的知識と理論の基礎、そして応用事例をコンパクトに紹介しています。さらに応用事例の中で使われているソフトウエアが別売されており、読者は自身の課題の分析を試してみることができます。

【編者紹介】
森　典彦（もり　のりひこ）
日産自動車造形スタジオ部長、同社商品開発室総合計画部主管を経て、千葉大学工学部工業意匠学科教授、東京工芸大学芸術学部教授、同学部特任教授を歴任

田中　英夫（たなか　ひでお）
ダイキン工業総合研究所研究員、カリフォルニア大学電気計算機学科客員研究員などを経て、2000年に大阪府立大学名誉教授、執筆時は広島国際大学人間環境学部感性情報学科教授

井上　勝雄（いのうえ　かつお）
三菱電機デザイン研究所インタフェースデザイン部長を経て、執筆時は広島国際大学人間環境学部感性情報学科教授

【目次】
第1章　ラフ集合の応用入門
第2章　ラフ集合ソフトウェアの使用方法
第3章　ラフ集合を用いて携帯電話ユーザーの特性を知る
第4章　決定ルール分析法の提案
第5章　多人数ルール条件部併合システムの応用例
第6章　グレードつきラフ集合
第7章　ラフ集合に関する数学的準備と概念
第8章　ラフ集合と決定表の解析

【詳細情報】
より詳しい内容・目次は
http://www.kaibundo.jp/syousai/ISBN4-303-72390-8.htm
でご覧いただけます。