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肥満、マザコン、注射フェチ、子供がそのまま大人になったようなトンデモ精神科医伊良部一郎。前作「イン・ザ・プール」に引き続き、本書でも絶好調。ギャグ的な会話の運びなども前作に比してソフィスティケートされている。しかし、そのことにより、物語としての破天荒さが若干薄れ、展開がやや型にはまってきているきらいはある。といっても、通常の感覚でいえば十分にぶっ飛んでいる。前作共々お勧め。
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すっごいさらっと読めます。
いやな気持ちになることもないので活字中毒人向けかな(笑)。
デブの癒しがテーマらしいとアエラに書いてありました。
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インザプールに続き読んでみた。面白いし、さらさら読めるのだが、それ以上が読後残らない。2作目ということもあり、ちょっとパターン化しすぎていると思う。直木賞受賞作とのことだが、それに値するかはちょっと疑問。。
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伊良部先生が治療の際に時折口にする、普段は意識しないこと、忘れがちなこと。でも、すごく大切なこと。
伊良部先生のもとを訪れた患者さん同様に、読んでいる僕もハッとさせられました。
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伊良部シリーズが直木賞に。いいのか文学賞!だってこの本ギャグだぜ!?文学色が強い『邂逅の森』とのダブル受賞ってのもウケるけどさ。とはいえ、前作『イン・ザ・プール』よりちょっぴりイイ話度がアップ。不謹慎だとは思うが、精神病を笑い飛ばして、回復、終結という流れが、実はとても真っ当なのではないか?奥田先生、伊良部シリーズをずーっと続けて下さい!!!
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空中ブランコをする伊良部先生を想像すると、もうおかしくて。イン・ザ・プールに続き、今回も素直におもしろかったです。
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ドリフのお医者さんコントで、
カトちゃんが、「ひっっブッッふっチョン!」とくしゃみをして、
志村けんのおでこその他いろんなところに
注射バリをさしてしまうネタがありますが、
わかっちゃいるけどおもしろい。
来るぞ来るぞ〜ハイ来た〜
的な面白さ。
そして、悩みにも「価値観」があり、
この価値観が全く違うものに打ち明けたほうが、
りっぱに解決するのかなあ。なんても思ったのでした。
で、旦那にバトンタッチした昨日。かえってくるなり、
「こりゃ電車の中じゃ読めない。。気持ち悪いおっさんと
思われそう。。」
たしかに。旦那の笑い声は「ウヒヒヒヒ〜」だからなあ。
で、話を戻して本屋のハシゴ。ふたりそろって、町の本屋さんをあちこちうろうろうろ。
そして10冊ほど購入。
その中には「イン・ザ・プール」と「空中ブランコ」が。。
こんなことなら最初から買えばよかった。。
あんだけ予約待ちしてたのはなんだったんだろ。
三谷幸喜の脚本演出で、西田敏行あたりが主役で
映像化されたら、絶対観るよね〜なんて話つつ、
今「ウヒヒヒヒ〜」と私の後ろで声がしてます。
「インザ・プール」読書中の方約一名。
チラリと覗くと、「勃ちっ放し」の章。←こんな患者ほんとにいるのか!
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本当に「最悪」を書いた人と同じ人!?と。
笑った笑った。特に精神科の医者の話とか。
どれも読後感が心地よかった。
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この人の本は初めて読んだんだけど、予想外に笑える話だった。
はちゃめちゃな精神科医に振り回されていくうちに癒されていくという話。
むちゃくちゃやー。
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空いた時間にちょっと読む。そんな本。
各章独立型の形式と、軽いけど歯ごたえのある噛み心地のお話が最高。ハードカバーであってハードカバーではない。軽い気持ちで読んでみよう。
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一話完結で飽き性な私でも読める本。しかし伊良部先生を松尾スズキ氏が映画で演じるとは...本とは違うイメージですが楽しみです。
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文句なく面白い!まるで子供の精神科医伊良部がとんでもない。ここに現れる人たちは皆第一線の人たち。伊良部との対比かな、と思いつつも、なんとなく皮肉も感じるのでした。強迫神経症も恐怖症も吹き飛ばすパワーで五つ星。
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前作『イン・ザ・プール』は「なんだこれ?」ってかんじで、受け付けなかったのですが、今作はそんなことなく、とても楽しめました。なので、前作を読み返してみるのもええかな? 伊良部のような医者だと、特に何もない患者の場合、伊良部と合うことで参ってしまいそうですね(^^; あ、そういえば、これ直木賞受賞したんだっけ?(^^;ちょうど、図書館で予約を入れた直後に直木賞の候補になったんでね。
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表題作の他、ハリネズミ・義父のヅラ・ホットコーナー・女流作家という5つの物語の連作。
伊良部総合病院の跡取息子で精神科医の 伊良部一郎の診察室のドアを叩いた5人をめぐる物語である。
大学の同期の鼻つまみ者であり、訪れる患者たちからも 疎ましげな目を向けられる伊良部なのだが、どういうわけかこの診察室のドアを開けた途端 誰もが自分のペースを失い伊良部のペースに嵌ってしまうのである。
大人として また精神科医として信用できるのかどうなのか 訝っている間になぜか患者の抱えていた問題は解決されている。伊良部のおかげなのか?
どこをとっても魅力的とは言いかねる伊良部の魅力に嵌ったかもしれない。
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アリエナイ!!通学のお供だったもんで電車の中で笑いをこらえるのに必死でした。笑っちゃいかんと思うと余計に笑えてきちゃって。