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傑作集というだけあって、「傑作」です。日常のこんなこと、あんなことをハッケ氏の視点でブツブツ語る、そして冷蔵庫のボッシュはいつも電子レンジを嫌う、そんな本。
この本を買う、ということはハッケが好きなんだと。値段ちょっと高いですから。
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タイトルにそそられ、ふと手にとってみた。
エッセイかコラムか、単なるおっさんのぼやきなのか・・・?
軽妙なる文章でつづられた著者のダメっぷりに思わず吹き出す。
ちょっとくたびれたオトナに読んでもらいたい。
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筆者の頭の中で回っていることが、表紙の絵にも表れているような・・・
一見なんの変哲もない日常生活のなかの、ヘンチクリン(?)さを教えてくれる。
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積読柱の一番下から引っ張り出しました。ミヒャエル・ゾーバの絵とのコラボで有名なアクセル・ハッケ氏の短篇集。妻のパオラと息子のルイスとの日常が、非現実的にえがかれています。話し仲間はなんと冷蔵庫。谷川俊太郎さんの詩を思い出します。こんなにコミカルなお話もかけるんだなと。ちょこっとずつ読むのに最適な一冊です。
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著者の日常を描いたエッセイ。家族とのやりとりがコメディじみていたり、空想が混じっていたり、最初は小説かと思った。さすが『ちいさなちいさな王様』や『僕が神さまと過ごした日々』を書いた作家だけある。IT革命の恩恵に翻弄されている姿や、冷蔵庫兼友人“ボッシュ”と対話している様子が好き。想像すると、微笑ましくも奇妙。ユーモアの中に狂気が垣間見えて、一筋縄ではいかない感じがとてもよかった。