投稿元:
レビューを見る
あんまり着ていない。数えてみたら77日しか着ていませんでした。あの〜、ぜんぜん365日じゃないんですけど……。
投稿元:
レビューを見る
とりあえず、群さんの着物に関する著作で
文庫のものは読んでみたいなと。
普段着物について知りたかったというのもあります。
投稿元:
レビューを見る
いつになるかわかりませんが、私も将来、着物を自分で着て、着こなしを楽しみたいと思っています。しかしながら、このエッセイを読んで、着物は色々と手が掛かることが分かりました。手が掛かるのもひっくるめて、着物を楽しめる日が来るといいなぁと思います。
投稿元:
レビューを見る
どんなに着物が大好きでも、現代の人が毎日着物で生活するのは大変なんだろうなぁとつくづく感じた。
楽しそう<大変そう
といった印象になってしまう!
特に、洗濯が。これは実際に生活してみなきゃわからないだろうなぁ。
投稿元:
レビューを見る
きものを1年間(2003年)毎日着て、その生活を本にするという企画もの。日記形式で、1月1日の項では、洋服は「ひと月に一日か二日、あるかないかくらいにしたい。と決意」したが、寒さなどから体調不良になり、1月のうちに既に10日くらい洋服の日が出現、結局着たのは半分以下(もっと少ないかも)。でも、殆ど毎日着物関係のことを考えてる風ではある(日記形式で書いてるだけなので、ホントにその日にそれ考えてたかどうかはしらんが、この頻度で着物を着るとなると、準備やメンテが大変なので、それ関係で頭がいっぱいになるということはありそうだ)。
エッセイとも違って日記形式なんで、特にストーリーもオチもないまま同じ文句が何度も出てくるせいか、6月くらいで、逆に突っ込んで文句言ってる自分に気づき、10月くらいではほとんど不快になっていたが、がんばって大みそかまで読みとおしたときは、どうにか1年乗りきってよかったね、という気分に。
なんか、化繊や便利グッズをバカにしているのに(そういうのは自由と言いつつ、否定的なのは隠せない)、うそつき襦袢や付け帯はオッケーで、そのときに、そういうのは着物を日常着にしているお姉さんたちも使ってる、というのをお墨付きにしているのがイヤラシイ気がした。
アンティークきもの(あの程度でアンティークというのはいやだ、とかも書いていたっけ。どの程度のことかわからんが)ブームにも否定的で、若い人がブームにとびついて、本来ならそのまま着るに耐えん安い着物着ては捨てるとしたらいやだとか繰り返し書いてるのも、なんか狭量なような。
繰りまわしこそ「きもののいちばんの面白さなのだけど、物が豊富な時代に育ってしまい、親がそういうことに気遣いをしていなければ、ほとんどの若い人には理解できないことなのだろう。」とか書いてるが、確かに一番の面白さだろうが、今となっては究極の道楽だろうが。染め直し仕立て直しをあれこれやるなんて、どれだけお金がかかることか、クリーニングだけで大散財とも書いてるんだからわかるだろうに。しかも著者自身、置き場もなくて(これだけきもの好きなのに)着る機会がなくなっちゃうくらいたくさん着物持っているので、必要があって繰りまわしていた「昭和のおかあさん」(ただし昭和初期)とは違って、単なる道楽にすぎんだろうに。
作るだけ作って袖も通さない着物も結構あるみたいだけど、着物はまあ作るのが楽しみでってこともあるだろうが、洋服も買っただけで1回も着ないというのは、物が豊富でない時代に育って物が豊富な時代になってから高額所得者になったためなのだろうか…。
あと、この人の「取材」というのは、基本的に取材を受ける側なのだと発見。かつての無印OLも今はいわばセレブ、それだからこそ(幸田露伴子孫みたく代々受け継いだ着物があるわけでもないのに)着物道楽できるわけですが(しかも七光とかでなく自分のウデでやってんだからすごいすが)。
投稿元:
レビューを見る
1週間で挫折したり段々と着物論で他の人を批判したりと人間の機微が面白い。着物を着る人が読んだらまた全然違う印象になるだろう。
投稿元:
レビューを見る
きものってやつは、着ようと思ってから、組み合わせ考えて、半襟つけてって、ここまでで結構時間かかるのに、着るのにも時間かかるし、着てる間は気疲れするし、ざぶざぶ洗えないし、すぐにしまえないし…あーもうめんどくさい。でも昔の人は毎日着てたんだよなあ。とりあえず365日きもので過ごしてみようとしたのはすごいと思う。
投稿元:
レビューを見る
群ようこは好きでこれまで色々読んできました。着物にはまっている話も知っていましたが、自分で着物を着てみようと思ってから読むとまた違った印象で読めました。ほぼ毎日着物を着てみないとわからない所がよくわかり、とても参考になりました。
投稿元:
レビューを見る
久々に群さんのエッセイを読んだ。
学生のころは結構読んだが最近読んだのは「かもめ食堂」だけだったと思う。
1年間の着物との生活が綴られている。
私も最近着物熱が高かったのでとても身になる内容だった。
たまたま、図書館で手に取ったのだけれどぜひ手に入れたい。
普段着の着物がいい、何とか着る機会を増やしたい。
投稿元:
レビューを見る
きもの大好きな群ようこさんが、1年365日着物で暮らすことに挑戦した日々を綴った日記。
しかし大変である。
じゅばんの半襟付け、足袋の洗濯、帯結びの練習、寒い日暑い日、雨の日などの対策、着合わせチェックやお直し、お手入れなど、際限ない。
タンスの整理や端切れの処分なども。
20年近い着物歴がある人ですら、大変そうなのに、これから着物を着ようというビギナーには、こなせそうにない。
着物の大変さは、
シーズンごとに、着物、帯、帯揚げ帯締め、下着、足袋、草履、コートなどを揃えないといけない。
さらに、フォーマル〜カジュアルのさまざまな段階の格や素材を揃えないといけない。
絹素材は雨に濡らせない。家で洗濯できない、クリーニング代がかかる。
じゅばんの襟付けが手縫い作業。 袖丈が違う着物には違うじゅばんが必要。
…もちろん、大変さの中に、楽しさもあるとは思うけれど。
できるだけ楽な着物ライフを確立したいと思った。
投稿元:
レビューを見る
林真理子の著書「着物の悦び」に続いて、群ようこの着物にまつわるエッセーを読んだ。自然体で簡潔な文書で、着物知識ゼロの私でもサクサク読めた。ますます着物に興味がわいた。
365日着物で過ごす挑戦をするとは、いくら着物好きとはいえ、実行しちゃった群さんはチャレンジャーだ。行動力がありカッコイイ。人に流されない丁寧な暮らしぶりも素敵だ。着物の写真も良かった。シックな着物とユルーいイラストにホッコリした。