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沖縄出身でテノール歌手の新垣さんが書いたエッセイ本。
劇薬を点眼され視力を失った幼少期のことも書かれてあります。
おばあちゃんとの生活、人生を変えてくれた牧師さんとの出会いなど、
たくさんのエピソードとともに、
辛い過去を前向きに生きてきた新垣さんならではの
優しく心に響く言葉が盛り込まれていて、
とても温かい気持ちになれる一冊です。
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仕事を通して初めて知った新垣勉さんの本を読んでみようと思い購入した一冊。
大変な少年時代を経て、紡ぎ出されることばの数々はとても心に響きます。
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以前にNHKのテレビで知った新垣勉という人。
とにかく、歌が凄かった、心の底から感動したのを覚えている。
本屋で出会ったこの本に、飛びついた。
<本から>
憎しみからは何も生まれない。
それまでの自分をすべて受け入れたとき、
初めて道は開けるんです。
選ぶことのできない宿命を、そのまま受け入れていくことから、
人生というものは始まっていくのです。
人を受け入れられないというjことは、
自分自身すらうけいれてはいないということなのです。
好きなことを、ただただ一生懸命やれば、
それで道は開けてくるのです。
出逢いは、とても大切なものです。
「人は出逢いで決まる。人は出逢いで変わる。人は出逢いで生長する」
いつもそう思っています。
原点法は100点から、あれが悪い、これが悪いと、どんどん引いていく
ものです。人というものは加点法で見てあげなければいけません。
そうすれば、モチベーションが上がり、その人をやる気にさせるの
です。
「我以外皆師なり」
吉川英治さんの言葉です。
人間はどんな人からも学ぶことができる。
人は皆、どこかしら優れたところがある。
それを学ぶべきなのです。
集中するけれど、リラックスする。
それを行うには、自分をよく見せようと思わないことです。
自分は自分以上でも、自分以下でもないのですから。
相手の言葉を聞くのではなく、心を聞く人になりたい。
人間というのは、自分が体験した度合いの深さで人を思いやれる
わけです。思いやりの心というのは、体験の深さに比例するのです。
自分の損失と思っていたことが、実は自分の骨格になっていたりする
のです。
他人から指摘されたことを、肯定的に受け入れる。
もって生まれた才能を生かす秘訣です。
人間は相対的なものです。
だからこそ、絶対であると思った時に過ちが生まれます。
自分こそ正しいと思うと、他人を認めることができなくなります。
そこに争いが生じるのです。
自分が変わると、周りが変わります。
周りを変えようとしても、何も変わりません。
小鳥のさえずりとか、小川のせせらぎとか、
自然界には、きれいな音がたくさんあります。
そういうのを聞くと、森林浴がしたくなります。
平和の基本は、オンリーワンです。
他人と比べるのではなく、お互いの違いを大切にする。
ひとりひとりの人生をより輝かすこと。
オンリーワンから生まれるのです。