紙の本
やっぱり榎木津!
2008/02/02 10:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これこれ、やっぱり榎木津シリーズは最高です。
感動度や娯楽度は「百器徒然袋−雨」の方が上の印象がありますが、充分楽しめました。
本編最後で本島氏の本名が漸く明かされ、そこにはちょっとした感動シーンも。
何だかんだ言って、中禅寺や木場も協力的なのがまた面白いです。
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京極堂シリーズの人気キャラ、榎木津礼二郎の薔薇十字探偵社シリーズ第二弾。
榎さん今回もかっとばしてます。
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存在そのものが「探偵」、榎木津礼二郎の無謀な活躍第2章。面白いが、こればっかりでは・・・ねぇ。やはり京極堂シリーズ本編があってこそ。
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「雨」につづいてペースそのまま、ぶっちぎり。痛快。随所に入る語り手「本島」の冷静なのかすでに毒されてしまっているのか境目がアヤシイ「ばか」のツッコミコメントがまさに読んでる自分とシンクロしてまたツボ。
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一編一編がちょうどいい長さで冗長なところもなく、さっくりと読める一冊です。とっても痛快。そして後味がとてもいいです。
京極堂シリーズ本編と違って、陰鬱な感じや長い薀蓄部分が少ないので、あっという間に読めてしまいましたよ。「面霊気」の最後の部分がとっても素敵でほんわかできました。エノさんはやっぱり無敵で素敵です。
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これは、ウェブで有料のノベルスとして売り出していたものを編んだ作品ということになる。とはいっても様々な紙媒体にも転載されていたんだが。300円前後で一話づつ売り出していて、僕は「雲外鏡」をウェブマネーで購入した覚えがある。つまり、ウェブでは探偵榎木津が主人公であるこのシリーズは収録された以外にもいくつか発表されている。興味のある方は調べてみるのも吉。
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ここまで行くと、もう潔い。探偵大暴れ活劇本。軽い読み物として面白い。雑誌掲載時に腑に落ちなかった蘊蓄が多量修正増強されていたのが一番吃驚した。薔薇十字探偵社印度もが可愛い。文蔵、警視庁復帰おめでとう。木場修はまだか…あだ名に笑ったよ。
…本島が一番苦手だ。多分時代性から見てなんか浮いてるから(作品ないで浮いてる訳では…無いと思うが)。
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榎木津シリーズ2作目。本編は読んでいない邪道読者ですが、これだけでも十分楽しめます。痛快な作品です。
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この男、口を開けば破壊神―凄惨な事件ばかりで疲れた時に、暴走録其の弐。エノさんの優しさが垣間見えてまた狂乱の世界に戻る気力を養える。
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榎木津探偵が相変わらず傍若無人なお話。京極堂シリーズを読んでいないと面白さが半減してしまいますので、読んでない方で面白いと思った方は是非。大変だけどね、読むの。
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百器徒然袋 雨に続いて、平凡な本島君が榎木津率いる薔薇十字団に巻き込まれて、大変なことになってます。本島が語り手の時は、榎木津探偵が暴れるせいか、話がコミカルです。初めて読むなら「雨」を先に読んだ方がいいです。
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カナダ・アメリカ旅行の移動の飛行機内で読む。
隣のアメリカ人のおじさんに「これは何の絵なの?」という
顔で妖怪のイラストを凝視されながら読了。
活字で読んでいるのに、「わははは」とエノさんの高笑いが頭の中で響き渡ります。
下僕の方々には申し訳ありませんが、笑わせてもらいました。
おまけに「にゃんこ」って・・(-_-;)
冷静に考えれば30過ぎのおじさんが「にゃんこ」「にゃんこ」と言っている光景は
引いてしまいますが、サンエックスの「にゃんこまつり」みたいでかわいいじゃないか(笑)
今ふと思ったのだが、隣のおじさんは表紙より
始終ニヤニヤしながらページを進める怪しい私の姿を凝視していたのかも。。(~_~;) (2004.8.3)
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『百器徒然袋―雨』に続く天下無敵の薔薇十字探偵・榎木津礼二郎の物語。といっても、主人公は別にいるんだけど(語り役?)。本家シリーズでは中禅寺秋彦が、本人のスタンスは兎も角として、最後の最後になって漸く腰を上げて現れ事件を解決するんだけど、この中篇では、最初から巻き込まれており、スタンスも同じなんだけど、結構、ひょいひょいと参加してくれている。まぁ、榎木と中禅寺はまわりの馬鹿さ加減をかるくあしらってるって風なんですがね。
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でましたでました〜。薔薇十字探偵、大活躍の中編シリーズ。榎木津様、大暴れ!でございま〜す。それに前作の『雨』に続き、語り部は榎木津様の魅せられてしまった普通(?)の人なのでありますが、最後の最後に・・・・微笑ましくなるエピソードありで、よかったですよ〜。それに前作よりもアチコチにいる下僕たち(?)もいろいろと活躍しますし、もちろん、京極堂や可哀想な(?)関口君とか同級生たちもがんばっております。この百器徒然袋は笑える個所がたくさんでてくるのも魅力なんですね〜。本書は連作のように書かれています。じっくり読んでくださいまし〜。
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とにかく痛快です!
榎木津さんに、私のストレスも粉砕して頂きました(笑)。
ラストの京極堂さんの言葉が心に残りますわ。