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まずは、「本」になっていることの感動を、此処に記させてください。デビュー前から知っている彼が、本当にデビューしたのだなあという、此の胸の感慨を。
まぎれなくこの作品は、新人SF作家によって成された、プロのお仕事。その彼の妄想力は、羽をまとって何処までも駆け、ともなう筆のたしかさで、SF初心者のわたしにもとっつきやすく、またたいへん面白く! 大いに興味をそそられるものでした。
あらためて、おめでとうを。本当にプロになったのだね。あなたの妄想力が、さらにこの世に飛翔することを祈って……。いつか売れっ子になって、そして私においしい食事をおごってね☆
という期待もこめて、評価はMAX★5つです!w
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普段あまりSFのジャンルは読まないのですが、そんな自分にSFも捨てたもんじゃないな、と思わせた本です。
始めは恋愛モノかな?と思っていたのですが、後半から急展開!引き込まれます。
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内容は良かったけど、難しい部分が多くてテンポが悪く感じました。
猫の話は絵本とかで普通に売れそうですね。
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面白かったー! ちょっとファンタジーっぽいけどがっつりSF。火星に着いてからのホアがめちゃくちゃ可愛かった。
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クローン、人工知能を用いたトゥインシステム、テラフォーミングされた火星、IR能力…出てくるSF設定の素材はとても好みなのだが…
ナノマシンや量子力学を用いたマクレガーの描く多宇宙計画のくだりは私の頭には理解できなかった。できなくても雰囲気でSFは楽しめたりするんだけど、何かが足りない…
ひとつは登場人物に感情移入できなかった点。ユンやホア、マクレガーなどはそれなりに人物像がはっきりしているが、語り手の主人公の存在が弱いように感じた。
あと、クライマックスに向けて、戦闘や寝がえりなどのシーンも出てくるのにいまいち緊張感がないんだよなー。
続きが読みたいという気持ちになれず読了するまでちょっと時間がかかった。ラストにも余韻が残らなかった。素材がいいだけに、残念!
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前半のナイーブさのない心理描写が何とも心地よく、後半は、なんだかロボットアニメみたいな展開になってて何とも面白かった。
delivery に比べるとわりかしまとまってる印象がある。
こんなに感性的に合うSFはなかなか無く、文庫本になっていないのが何とも悔やまれる
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12:設定がとってもツボにはまった一冊。多少のぎこちなさはあるものの、近未来の日常生活がどんなものか、というアイデアが随所に見られ、楽しく読めました。取り上げられている題材は、SFとしてはそう突飛なものではなく、一人称小説だからこそスムーズに物語世界に入っていくことができました。
多少、盛り上がりに欠けるかなとも思いますが、個人的には楽しめました。新刊の「光を忘れた星で」も期待!
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私の能力では理解の域を超えている部分が多くあり読むのに苦労した
このような内容を書ける作家に興味が沸いた
なんと法学部出身で出版社勤務だったとのこと
どこでこの小説のベースになる智識や発想を得たのだろうか
それはもう聞くことはかなわない
コロナ禍の影響がこの作家に及んだ事にも驚かされた