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部落問題に少し興味を持ったとき、なぜか弟からプレゼントされました。差別、偏見の漫画として、ずっと封印されてきたものだそうです。表現が伏せられているところもあります。
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確か発禁から復活した作品だったような・・。それにしても、下記3作品にも言えることだけど、武士ってラクじゃないなぁ。水戸黄門だの暴れん坊将軍だののお気楽時代劇とは大違い。壮絶です。
しかも、特にこの作品はちょっとナイーブな問題を取り扱っているので、読む前に心構えをしなくてはいけないかも。うかつに手を出すのは、日本人としてダメ。
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秋葉ヨドバシの有隣堂で購入。
言わずもがなという言葉があるが読まずもがな、、、と思っていたが読んで卒倒しそうになった。途中に呉智英の解説があるので時代とともに作品がうずもれていた背景も判り、部落解放運動をしている方にも必携のテキストとなるだろう。安心して壮絶な幻太郎の半生を読むことができる。
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なんでか知らんけど僕デリーのゲストハウスでこれのヒンズー語版を自費出版してる日本人の漫画家の人にいきなり会ってその人から借りてヒンズー語版で読んだ。座って読んでるのに怖くて貧血になるまんがは初めてだった。
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人体破壊もここまでくるとアートだ、と軽々しくいえてしまうくらいすごい。パワーに劣るが洗練された「おのれらに告ぐ」も良し。東京残酷警察の予告にオマージュらしき化け物を確認。
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渋谷の書店で購入。本当はお目当ての漫画でも
買って帰ろうかと思っていた矢先にこのジャケが目に入って
ソレ買わずにコレ買っちまいました。
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漫画です。数十年前に貸本で発行された後、部落問題を扱ったということで、
長らく出版禁止になっていたのですが、一部を伏字にしての復刊です。
ストーリーのすさまじさ、作画の気合がすごい。今、こんな漫画は無いでしょ。
話それ自体も面白いけれども、それ以上に、
こういう内容のものが出版禁止に追い込まれるという、
社会事情のほうに、考えさせられるものがあります。
(読めば分かりますが、全然、部落を貶める内容ではない)
問題の『血だるま剣法』と、数年後にリメイクで書いた『おのれらに告ぐ』を、
同時収録。あと、部落関係の出版問題については、評論家の呉智英さんの解説。
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この作品の存在を知って一読を望んでから、それが叶うまで12年の歳月を必要としましたが、その長年の期待を裏切らない、凄まじい作品でした。
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「封印作品」や「放送禁止作品」などは、全体平均として「想像していたよりは結構普通だな」と思うときが多々あるのだが、この本は想像を超えた出来に、「なぜ封印されたのか!?」「こんな面白い本があったのか」などと驚かされる。しかもこの漫画は、なぜ封印されたのかという著者のもっともな意見を読めたりと、非常にためになる本でもある。なぜ駄目なのか? どうして封印されたのか? など世間に疑問を問うてもどうでしょうか?
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部落差別と、作者の特殊被差別民視のいい処悪いところ、他、その本作の焚書を見た編集者がマンガ家として功成り名を遂げ、『鬼刃流転』でこの作品へオマージュをどう捧げたか、とか、さういふのの次に、
その作者(をリスペクトする大友克洋大先生の「AKIRA」は平田大先生の筆だ!!)が墨痕鮮やかに「萌」の字を書くと言ふのが、・・・かっこいい!!
『血だるま剣法』はなんとなく、山口貴由先生の作風が影響受けてる感じが、その解説の呉智英先生によると『シグルイ』に平田版『駿河城御前試合』へのオマージュがあるさうだけど、まうちょっと人物の外面的な造形に影響がなんか。
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部落出身の主人公が部落を救うために身分を隠し道場で剣術の修行に励むもののある時バレてしまい殺し合いに発展する…
という重いストーリーだが、漫画表現がギャグにしか見えないので脳が混乱した。What is this!?
クソ上手大迫力絵の人物達から繰り出されるシュールな言動…うすた漫画的シュールさがある、と言えば多少伝わるだろうか。
そしてバトル描写が熱苦しくてオーバーで凄まじい。コマを突き破って男どもの奇声が耳に響いてきそうな「うるせぇ」作品。
紛うことなく天才が描いた漫画だと思った。
現在は読むまでのハードルが多少高いけど、残酷描写(ほんとにタイトル通り)が平気なら読んで損はない。
漫画表現を勉強している人や部落差別について調べている人も呉氏の解説と併せて読むべき。
リメイク版も政治的配慮しつつ綺麗にまとまっている上に切ない余韻もあり良いのですが、やっぱりオリジナルのヤベーもん見ちゃった感が無いと満足できない。