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東京出張時の移動時間のヒマつぶしのために買いましたが、妙に面白かったです。
冤罪の可能性がある死刑囚を、男2人が救おうとする内容です。
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読んだときからすぐにこの本は映画化かドラマ化するって思った!でもなぁ・・主役がなぁ・・・。原作読んだあとってイメージができちゃってるからだめなのかもな・・
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2001年度の江戸川乱歩賞を 選考委員の満場一致で受賞した作品。
「死刑」ということについて 改めて考えさせられる一冊だった。
そしてひとつの犯罪、とりわけ殺人事件は それが行われた瞬間から 犯人・被害者はもちろんのことその周囲にも強度も深度も濃度もさまざまな影響が及ぶのだということを やるせなさや憤りと共に考えさせられた。それは たとえ殺人を犯したものが罪を償って出てきたとしても いつまでも消えることのない影響力なのである。
さらに 「冤罪」ということについても 考えさせられる。人間の手は神の手ではない。完璧な自信の上に立って人が人を断罪することはできるのだろうか。些細なタイミングのずれが冤罪を生むかもしれないということは 忘れられてはいけないことだと強く思う。
数々の伏線、度重なるどんでん返し、心理の綾。著者の「この本を手に取ってくださった皆様方に、少しでも楽しんでいただければと祈るのみです。」という言葉のとおり 充分に楽しませてもらったし 考えさせてももらった。
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これって映画化されてたんですね
見てないですけど
面白かったです。
最初はちょっと混乱しましたけどね。
死刑についてちょっと考え方変わりました。
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2004/10/14〜読み始めました。
単行本の帯に「宮部みゆき氏絶賛」「江戸川乱歩賞受賞」って書いてあったので買ってみました。
さて・・・どんなお話やら・・・ちょっと楽しみ♪
〜2004/11/4読み終わりました。
う〜ん、面白かった。
何の内容なのかも判ってないで買った本だったんだが、
先日ちょっとニッキで触れた「死刑制度」について考えさせられる内容でした。
多分、無意識に選んだんだけど、本がワタシに何かを訴えてたのかしらねぇぇ??
でも、読んであらためて考えちゃう「死刑制度」でございました。
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異常な無差別殺人の宅間死刑囚の死刑が執行されました。死刑について早い執行と言うことでニュースになりました。
この「13階段」を読んでいるときに何というタイミング。
死刑執行は法務大臣が任期最後に行うと言うことで、そういえば内閣改造が近いと言うことで死刑執行が行われたのかな?
この本は、江戸川乱歩賞受賞作品と言うことで、当然推理小説です。
しかし、推理小説以上に、死刑と言う人が人を殺める問題をリアルな描写で描いています。この本を読まないと一生知りえなかったような事柄です。
死刑執行は内閣改造時期が影響することや、執行のリハーサルがあることなど、優れた調査の結果の作品になっています。そんな重いテーマだっただけに、、、
終盤は・・・・ちょっと、ばたばたした感じが否めません。
推理小説である以上、意外な展開は必要だったのかもしれません。
しかし、私は結論や解明のない推理小説でも良かったです。
南郷の「俺もお前も終身刑だ、仮釈放はなしだ」
これだけでよかったのかも。復讐は復讐となって戻ってくることもテーマにあり、謎にもなっているわけだけど、このテーマだけでも十分に重いです。2004.9.14
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面白い、という表現が不謹慎に感じるほど、重い。
生きるということ。死ぬということ。命を奪うということ。
物凄い勢いで畳み掛けてくる。
それでいてサスペンス的な要素も十分。
重いテーマが苦手でなければ、オススメ。
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宮部みゆきさんが絶賛するだけあって、ストーリー展開がすばらしいです!
一度読み始めると、最後まで止まらりませんでした。
江戸川乱歩賞に、満場一致で決まった作品だけあります。
鋭い描写力で、深いテーマを非常にテンポよく書き進めているような気がしました。
今後も高野さんの作品には期待したいと思います!!!
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読んだのは大分前だが
三上の身に起きた不幸が
読んでいてかなり辛かった。
ミステリとしてかなり良かった。
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第47囘(平成13年)「江戸川亂歩賞」受賞作。
作者のデビュー長篇で、映畫化もされたさうだ。
死刑執行を待つ死刑囚。
彼には犯行時の記憶が欠落してゐる。
したがつて、犯行をしてゐないと主張することが出來ない。
だが、彼には「階段」の記憶がある。
そして、その「階段」は調書のどこにも出てこない。
その「階段」はどこにあるのか。
それが彼の冤罪を晴らす鍵となる。
刑務官の南郷は、前科者の青年・三上を助手として調査を始めた。
はたして、無實の罪を晴らしてやることができるのか。
一氣呵成に讀まされてしまつた。
2004年8月22日讀了
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事件の際の記憶をなくした死刑囚の冤罪を晴らすために、刑務官と仮釈放中の青年が事件を再調査する。死刑執行時にリハーサルをすることや、人が人を裁く執行人の心の葛藤などリアルに描かれていて知らなかった世界に読んでいて重かったですが考えさせられました。オススメです。他の作品も読んでみようかなあ。
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これはかなりよかった。やはり江戸川乱歩賞は信頼度高いっす。デビュー作にしてこのクオリティは今後が大いに期待できる作家。
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ついつい一気に読みました。
結構ほったらかしていたので(コラ)でもなんとか内容を思い出しつつ読んだら...いつの間にかam2:00になっていました。つまり一気に読みたくなります。「過去」という章では思わず気持ち悪くなってしまうほど描写がリアルです。どんでん返しにつぐどんでん返しに頭がくらくらしました。これは読み応えありすぎです。
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読むもんないわぁーって思ってたとこに
バイト先の店長にいいのないか聞いてこれイイよってススメられた一冊。
映画化してて確か反町が主演やったような・・・
ハッピーエンドじゃないけど、後味は悪くない一冊
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重たいテーマながらもスピード感があります。
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