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犯行時刻の記憶を失った死刑因。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。二人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。第47回江戸川乱歩賞受賞作。
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出版社/著者からの内容紹介
宮部みゆき氏絶賛!!! 手強い商売仇を送り出してしまったものです。(本書解説より) 犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。2人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。
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第47回江戸川乱歩賞に満場一致で選出されたというだけあって、ひさびさに読み応えのある作品でした。
死刑執行が迫る死刑囚は冤罪なのか?
「ある人物」からの依頼で事件を再調査することになる刑務官が選んだパートナーは仮釈放中の青年。
殺人とは、死刑とは、罪とは、贖罪とは、更正とは、裁きとは?
事件の謎以上に難しい謎を痛感する作品です。
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事件当時の記憶のない死刑判決を受けた未決囚を救うため、刑務官と前科者のペアが過去の事件を謎に挑む、非常に丁寧に作られた作品。
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宮部みゆき氏絶賛!!!
手強い商売仇を送り出してしまったものです。(本書解説より)
犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。2人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。
【感想】
http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200408120000/
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知らなかった世界です
死刑制度・・・凶悪犯は死んで当然と思っていました
しかしその裏に刑を執行する人がいるって考えたことはありませんでした
人一人の命について考えさせられます
あまりにも描写がリアルなので気持ち悪くなる場面もありましたが・・・一読の価値はあります
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江戸川乱歩賞の受賞作ってのはやっぱり楽しめるというか、時間がちゃんと潰せます。
死刑執行の場面は結構気分悪くなった。もっと「深い」と良いのだけど。
楽しめるけど味わいは無い。死刑とか恨みとか作品を作るマテリアルや要素が、あくまで「設定」としてしか伝わって来ない。
そんな感じ。
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テーマは重いです。罪と罰。人が人を裁くこと。日本の刑罰の制度と思想。ちょっとだけ勉強できます。
それでも、一気に読破できてしまう、映画並のストーリーです。
(あ、映画になったんだっけね)
それにしても、宮部みゆきさん。解説おもしろすぎです(笑)
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日本の刑法、刑務所、犯罪者のその後の生活など、かなり詳細な取材によること細かな描出によって、物語にかなりのリアリティーを感じる。社会派であり、尚且つエンターテイメントに仕上がったこの作品が満場一致で乱歩賞を取ったというのには全く頷ける。映像ではこのリアリティーを出すのは難しいだろう。
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「死刑」ちょっと重いテーマだけど、謎解きという部分ですごく読みやすかった。
謎解きが全然分からなかった。最後の方はハラハラでしたよぉ〜。
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冤罪かもしれない死刑囚の方を2人の男性が救い出そうとするお話しなのですが、やたらと面白かったですよ!
死刑制度や、それに対する可か否や、いろいろな矛盾や葛藤が平らかに書かれてるのはすごいです。
しかーも、最後まで犯人とかわからないはずです。うつとりした1冊なのねぇ。オススメ。
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借りて読みました。いつもとはちょい、違うジャンル。
最後に暗くて重い気分にならないよな、とビクビクしつつ読み進めていました(笑)
テーマは非常に重く、いろいろと考えさせられるし、
みんな幸せな大団円で終わるわけでもないのですが。
じゃあ、誰かがやりきれないほど不幸になっているかというと、そうでもなく。
うん、キライじゃないですね。こういうの。
罪とか罰とか、善と悪とか、生と死とか。
人によっては、その辺の価値観が変わってしまうほどの影響を受ける本だと思います。
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すごいおもしろかった。特に終わりに近づいてくると大ドンデン返しが何回もあってわくわくした。かなーりいい!!
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東京出張時の移動時間のヒマつぶしのために買いましたが、妙に面白かったです。
冤罪の可能性がある死刑囚を、男2人が救おうとする内容です。
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読んだときからすぐにこの本は映画化かドラマ化するって思った!でもなぁ・・主役がなぁ・・・。原作読んだあとってイメージができちゃってるからだめなのかもな・・