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無愛想不器用攻め×ワンコ受け
義理従兄弟同士。
体の弱い従兄弟の面倒を嫌嫌ながら見ている攻め。しかし、受けはいつもムチャをして心配させてばかり。
だけどそれには理由があって。
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恋愛面もですが、家族の繋がりが丁寧に描かれているのが良かったです。伯母さんが暗い内面を告白してくれるシーンとか、伯父さんが不器用に息子たちを本当に大事に思っているシーンとか。後、やはり月村作品は女の子の恋もちゃんと書いてくれるのが嬉しいです。
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年下×年上(といっても1個しか違わない)
終盤の主人公と叔母さんの会話で家族のあり方が
すごく胸に来る。
目の前の優しいだけが全てじゃないんだと思わされる作品。
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高校生の義兄弟の話。
それぞれがそれぞれの痛みを抱え
それでも毎日を少しずつ進みながら
生きているという清冽な印象があります。
毎日キチンと生きなければと思わせてくれる
真面目でさわやかな作品です。
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[高校2年生×高校3年生]
自然に涙がボロボロ零れます。
素晴らしい愛にあふれた作品。
ネタばれは書きたくない。
ストーリー展開、登場人物の人間性に心揺さぶられます。
ゆっくり静かな物語ですが、ヤバいです。
濡れ場は描かれていません。
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☆あらすじ☆
父を知らずに育った智朗は、たった一人の家族だった母を亡くして
伯父の家に引き取られた。
けれど頑固な伯父とは衝突してばかりのうえ、従兄の克巳からは屈託もなく言い寄られ、
智朗は早くこの家を出て独り立ちしたいと思っていた。
ところが、心臓の病にも負けずに明るく見えた克巳には、
実は智朗が思いもよらぬような秘密があり…。
きみを守りたい、そして癒したい―あの名作が、書き下ろし短篇とともに甦る。
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【あらすじ】
父を知らずに育った智朗は、たった一人の家族だった母を亡くして伯父の家に引き取られた。けれど頑固な伯父とは衝突してばかりのうえ、従兄の克巳からは屈託もなく言い寄られ、智朗は早くこの家を出て独り立ちしたいと思っていた。ところが、心臓の病にも負けずに明るく見えた克巳には、実は智朗が思いもよらぬような秘密があり…。きみを守りたい、そして癒したい―あの名作が、書き下ろし短篇とともに甦る。
【感想】
昔読んだ本で、現物がなく、記憶が曖昧ですが良かったはず…
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どっかのレビューで評価が高かったので気になっていた本の一冊です。
読んでみると月村さんらしい、優しい本だなーって思ったのが第一印象。
そういったシーンがないのもこれはこれで本当によかった。
純粋な気持ちで読めたと思います。
……いつも腐っててすんません。
この前読んだ本が本だけにすんげーほのぼのした気分。
とかいいながらもなかなか登場人物の設定された家庭環境とか複雑で…
変な同情とかを誘ってるわけではないと思うのですが…
その辺はちょっとくどく感じてしまうかも??
…あたしは嫌いではないのですが。
智朗の不器用な性格とか、克己の想いとか…
草子ちゃんの心情とか…みんな本というにいい子達でした。
はじめは叔父さんにいい印象なかったのですが、、、
たぶん、この本のMVPは彼だと思ってます。
なんかこれ…だいぶと前に発売された本の新装版みたいで
新たに挿絵が変わって、話が書き下ろされたものみたいです。
読み応えはあったかと…。
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十代ならでは!という清々しさがありました。
主人公二人より、何故か草子ちゃんの話にぐっと来てしまいました(笑)
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心臓の持病がある兄と、家族と確執がある養子の弟の話。
兄がとてもいい子です。
月村さんの話は優しくていいですね。
血のつながりのごたごたとか、一歩間違うと昼ドラストーリーになりますが、でこぼこはしているものの、登場人物が皆必死で生きていて健全でした。
父親が美味しいポジションでした。
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【あらすじ】
父を知らずに育った智朗は、たった一人の家族だった母を亡くして伯父の家に引き取られた。けれど頑固な伯父とは衝突してばかりのうえ、従兄の克巳からは屈託もなく言い寄られ、智朗は早くこの家を出て独り立ちしたいと思っていた。ところが、心臓の病にも負けずに明るく見えた克巳には、実は智朗が思いもよらぬような秘密があり…。きみを守りたい、そして癒したい―あの名作が、書き下ろし短篇とともに甦る。
青い!青くさい!だがそれがいい
しっとり素敵なお話でした
設定だけ見ると暗くて痛いかんじなのに、実際にはどこか安心して読めるというか、月村さんの作品のそういうところが好き
読後感も良かったです
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素晴らしい。泣いた。萌えた。痛々しいだけじゃなくて。人の心にあるエゴ、ドス黒さ、自己嫌悪、愛されたい、必要とされたい思い、その先に救いもあって。それぞれの気持ちに揺さぶられた。展開も緩急テンポ良くて引き込まれた。
出生に翻弄される登場人物たち。まさかの真実と展開に、えー!連発w ここに女子を混ぜていいスパイスにしてしまうとは。それも単にヤキモチとかの話でないのがいい。
伯父さん「ウチの息子が…」ってカッコ良かったよ。伯母さん、単に当たりのいい人ではなかったなぁ。正直な気持ちを言える勇気ある人。胸が詰まった。
何度絶望感を味わったんだろう。それでも逃げずに前を向いている克巳の精神力も凄いし、智朗の腹立ち紛れの口説き文句にギューっときてしまった。
克巳のこれまでが報われた気がした。
腹立って気付けば口説いてたって、智朗のキャラにまた似合うから、もうね…♪
ほぼエロない感じでだったけどイイ。大人になった二人が楽しそうで嬉しかった。
あまり軽くはないので余裕のある時に読むほうがいいかな、でも後味は良かった。色々引き摺り出して洗っちゃうみたいな。
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★3.5。兄弟もの。年下攻めになるのかな~?描写ないので受け攻めという表現がしっくりきませんが、一応。
伯父に引き取られた攻め目線の話。天真爛漫だけど心臓疾患持ちの義兄の受けと頑固者の伯父、気さくな義母と可愛い幼い義妹。皆人間臭くて好い人たちでした。キャラの魅力で成り立っている部分もあり(いい意味で)、BL的萌えはあまりなかったけどスルスル読めた。特に後半の伯父さんが好人物。攻めの実父が一番ヘタレやんと思ったが…誰も突っ込まなかったね(--;)
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あらすじを読んで購入を決めたのですが、てっきり主人公は受だと思っていました。途中で気づき慌てて攻視点に気持ちを切り替えたものの、それもあってかとても微妙に感じられた話です。
細かい話はメインのネタバレになるので省略しますが、主人公がひねくれていて受への態度も冷たいので攻ザマァになる話だったらまだ良かったかも。とにかく合わなかった。
同時収録されていた話も、本編で受を散々自分の事情に引っ張りまわしていた少女のNL話だったので、読むのが苦痛でした。BLなのにNL。一体どこに需要があったんだろう…。
月村さんで失敗というのはほとんどなかったから油断してました。
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業の深い愛の深いお話。
この作者さんのお話は、いつも胸がぎゅっとして切なくなる。
私が持て余してる感情に共鳴して、言葉を与えられる感覚がすごくするので、胸が苦しくなります。
今回の話はたった一人の家族だった母親を亡くして、ほとんど会ったこともないおじに引き取られた智朗と従兄の克巳の話。
おじに引き取られても、なかなか素直になれなくてぶつかってしまう智朗。
対照的に、持病があるにも関わらず、明るくて人気者の克巳。そんな克巳には、智朗が考えもしなかった秘密があって……という話でした。
とにもかくにも切ない。
こんなにも一生懸命に必死なのに、なんというか、所詮高校生の悪あがきでしかなかったのだな、と突きつけられる現実が苦しい。子供の一生なんて、必死なんて、これから広がる世界の中ではちっぽけなものっていうのを突きつけられる。
だけどそこには愛情があって、その上での救いがある。
そんな苦くて甘いお話です。
心の中の子供を殺せてない大人にオススメします。