紙の本
一発目から
2022/11/18 23:11
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投稿者:おかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
金田一の記念すべき最初の作品で、いきなりからなかなかに凄惨な事件が展開されます。怪人「ファントム」の登場シーンにはトラウマを植え付けられた人も多いのでは。
金田一を語る上で欠かすことのできない作品です。
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投稿者:地獄の傀儡師 - この投稿者のレビュー一覧を見る
金田一で最も金田一に馴染み深い犯人ベスト3は、「地獄の傀儡師」「怪盗紳士」そして
「オペラ座の怪人ファントム」だと思っています。
これから、ファントムと何回も対決するとなると、ある意味ファントムは金田一の宿敵だと思います。
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漫画で読むより前にアニメとかドラマとかで犯人を知っていたのもあったけど、それでもおもしろいと思います。
今でも繰り返し読んでます。
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マガジンで週刊連載が始まった当時の衝撃は今も忘れられない。突如として暗闇から現れる「ファントム(歌月)」に毎週ドキドキしたのを思い出した。「じっちゃんの名にかけて!」っていう名セリフとともに、推理マンガの常識をぶち破った歴史的まんがの第一作目!
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名探偵・金田一耕助の血を引く金田一一(きんだいち はじめ)は、幼なじみの七瀬美雪の頼みで演劇部の合宿に参加することになった。だが合宿先となる孤島のホテル「オペラ座館」では、恐ろしい事件が一(はじめ)たちを待ちかまえていた。
演劇部の演目「オペラ座の怪人」になぞらえたように起こる凄惨な連続殺人。第1の殺人後、姿を消した謎の男「歌月」。そして部員たちの心に影を落とす、女子部員”月島冬子”の自殺・・・。
一(はじめ)は、この惨劇の真相にたどりつくことができるのか!?
(本書カバーより引用)
いわずとしれた金田一少年の事件簿における最初の事件「オペラ座館殺人事件」の文庫本である。ミステリ小説が大好きな私だが、実は「金田一少年」の大ファンでもある。いろいろと名作からのパクリもあるが、それもまた楽しみのひとつといったところか。
このコミックに出逢ったのは、弟が友人から借りてきた「金田一少年の事件簿」の単行本1巻と2巻を暇つぶしに見せてもらったときであった。確か20年近く前のことなのだが、それを読んだ1週間後には、その時点で発行されていた単行本が全巻うちの本棚に揃っていた。その後、ノベル、CDブック、ツッコミ本など、いろんなものを手にすることになる。
また本書は、私に「オペラ座の怪人」に興味を持たせてくれた記念すべき作品でもある。この作品を読んで、「オペラ座の怪人」が好きになり、ミュージカルを見たり、ガストン・ルルーを読んだり、スーザン・ケイの「ファントム」と出逢ったりした。特にスーザン・ケイの「ファントム」は、私にとって一番大事な小説になっている。
さて、このコミック。現在とは画風がかなり違っていて、懐かしい気がする。すでにオチはわかっているにも関わらず、手に取ってしまうと、ついつい最後まで読んでしまう。で、読み終わると次の巻に手をのばすのだ。最初に読んだときには、ガストン・ルルーの名作ミステリーと同じトリックが作中で使われているので、その時点で犯人がわかってしまった(これってネタバレになるだろうか・・・?)。トリックや人間関係など、それほど複雑ではないので、あまり頭を使わずに気楽に読めるのもポイントが高い。やはりシンプル・イズ・ベストですよ。
最初の作品から、知人に殺人者がいたり、知人が次々と殺されたり、金田一少年ってスゴイ世界にいるのねと、改めて感じたなぁ。
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久々に読み返したくなり、再読。
何度読み返しても面白く、やはり原点として全ての要素が詰まっています。
印象的なのは、見開きでの"はじまりの殺人"シーン。
うつろな目と宙をきる手が、強烈に残っています。
テンポよく丁寧にまとめられていて、ストレスなく読めます。
ちなみに、絵柄はこの頃の方が大人びていて好みだったりします。
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今読み返すとかなり短い物語だったと感じる。
トリックは古典的であるし、ちょっと無理があるように感じる点もあるけれど、久しぶりに浸れた。
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漫画文庫の棚を見て、連載当時を思い出し懐かしさで購入。
事件ごとに文庫にまとめられているため、別の事件でもよかったのだが、何となく初めの巻から購入してしまうのは評者のクセです。
連載上、最初の事件に当たるのが本作。
あれ?学園七不思議の事件が最初では?と思ったのは勘違いでした。
まぁ、漫画ですから活字よりもスラスラと読むことができます。
毎度思うのは、フィクションとはいえ、人の想いというか情や念というのは思いもよらぬ方法をとらせるのだなということ。
昔は金田一少年の推理力に関心を向けて読んでいたが、今はちょっと異なり、犯人の心情に対して関心が向きます。
…にしても高校生なのにSAN値高いねえ、はじめ君。
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【オペラ座館の殺人】収録。
記念すべき第1作は、如何にもミステリーらしい設定ですし、初心者にも楽しめる難易度で万人受けする面白さだと面白さだと思いました。
しかし、短時間でワイヤーを切り落としたことや、スピーカーや開始ベルが聞こえないステージは無理があると思いました。
また、ファントムの仮面を被って美雪の部屋を覗く意図がよく解りませんでした。
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【あらすじ】
嵐の夜の連続殺人・オペラ座館殺人事件。 不動高校演劇部の合宿で訪れた、孤島のホテル「オペラ座館」で、連続殺人が起こる。歌劇「オペラ座の怪人」に見立てられた謎の殺人劇に、金田一少年が挑む!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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「金田一少年の事件簿」シリーズの記念すべき第1作。
一方的な嫉妬を受け、この上ない程に惨い仕打ちを受けた月島冬子が、それでも人を憎んでしまうことに抗い、心清らかでありたいと願う様が特に印象的であった。
人が自ら死を選ぶのにはこういった理由もありえるのかもしれないと死生観が一つ深まった。
冬子のことを想う余り犯罪に手を染めてしまった有森が、結果として冬子の遺志とは相反することになったのはある種の皮肉だ。だが、遺書をしたためる冬子が有森に3人を憎まないでと頼むときの心情と、(犯罪とは言え)冬子の仇を討つときの有森の心情はどちらも等しく互いのことをひたすらに恋い慕う純粋さがある。
こういった一言では割り切れない奥深さが金田一の良さだと思う。
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\テレテテンテン テンテンテテン〜♪/
テレビから流れてきた例の音楽によりDNAレベルで心揺さぶられ、なんだか無性〜に読みたくなってしまい、辛抱堪らず買ってしまった。
私が通っていた学童保育に、ある日何故だか『オペラ座館殺人事件』〜『タロット山荘殺人事件』辺りまでの単行本が寄付されたため、私ら小学生はむしゃぶりつくように読み耽ったものである。美雪ちゃんは本当に憧れのお姉さんでしたね。ところどころ人物に意味深な○印や矢印が書き込まれていたりしてたけど、そんな事はお構い無しに繰り返し読んでは「有森〜〜〜‼︎」とマネして遊んでました。
さて、そんな『オペラ座館殺人事件』であるが、実に味わい深い。
・高校演劇部の合宿で絶海の孤島に建つペンションを見つけてきた美雪ちゃん、一体どこで調べたんだ。
・布施センパイに金田一がうっかり放った矢が当たっていたら、その時点でー終ーだったかもしれないのか。死にかけた上に緒方センセに怒られちゃう布施センパイが不憫で仕方ない。
・金田一は入学試験の成績は抜群だったのか。それをなぜ他の先生は知らないのか。
・緒方センセは’アレ’からどこをどう考えて犯人の目星をつけたのか。音響役は辞めた部員だった筈だよな…
・一日違いで天気が荒れていたらゴムボートでの脱出に失敗していた訳で、その場合はどうするつもりだったんだ…
・桐生さん、窓を開けて外を覗くにしてはノーブラ・パンツ1枚スタイルは無防備過ぎないか。
・早乙女センパイが残ったのは心情的に釈然としないな…
・結城英作とは。
・名言「謎はすべて解けた」は意外にサラッと言ってるけど、「じっちゃんの名にかけて」ってオペラ座の時は言ってないんだ。
やっぱり面白いし、思い出補正が強い作品なので気持ちとしては星5だが、どうしても’アレ’のくだりがひっかかる。
続きものんびり揃えていきたいところ。
21刷
2022.8.27
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初期のはじめちゃんは結構アホっぽい描写多めですよね笑 有森が月島さんの遺書を読んでいれば、この悲しい事件は起こらなかったのかも知れない…と思うと辛いですね…。