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ちょっと切ない話
生まれてすぐにゴミ箱に捨てられて、引き取り先を転転とする・・・
自分を発見してくれた青年を探して、壁に書かれた番号に電話する。
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4月1日生まれの少女・エイプリル。
14歳の誕生日、とてもほしかった携帯電話を買ってもらえず
養母と口げんかをする。
学校をサボり、自分のルーツをたどりながら過去を回想する・・・
最後は良かったが、重いなあ。
つらいこともあったけど、折々に良い出会いもあり。
エイプリルが大嫌いだった誕生日が
待ち遠しく、ドキドキする楽しみな日になったのは良かった。
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産まれてすぐ、ピザ屋の前のゴミ箱に捨てられてたエイプリル。
14歳の誕生日、自分の14年間をさかのぼる旅に出ます。それは、自分と関わってきたひとを訪ねる旅でもあり、あたらしい出会いの旅でもあり。
苦しかったり、目をそむけたくなったり、逃げ出したくなったり。
いい思い出よりもツライ思い出の方が多いのですから。
それでも、エイプリルは逃げないのです。
向き合っていくのです。たった14歳で!
(というのは、オトナ目線なのかもしれないけど。)
あたらしい出会いが、これからの彼女を支えていってくれるといいな。
いつしか、彼女を応援してる自分に気づく…
ラスト、彼女が巡り会えたひとのエピソードには、胸があつくなり、安堵し、じんわり泣けてきます。
ひとは、決してひとりで生きているわけではない。
この言葉を強く感じ、信じられると思えました。
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あー、本を読んでこんなに泣いたのひさしぶり。
里親-里子ものは、キャサリン・パターソンの『ガラスの家族』などいくつかよんだことがあると思うけど、やっぱりじゃクリーン・ウィルソンのストーリーテリングはすごい。悲惨なことを書いていても、読むのをやめたくならないし。いつもどこかに温かみやユーモアがひそんでいて、それが牽引力になっているような気がする。
そして納得のいく、少しドラマチックな、希望のあるラスト。いい本だった。