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上巻に引き続きストーリーに引き込まれる。夢とも現実ともつかない描写に色々と頭を悩ませながら読むのが楽しい。異次元空間と繋がっているという発想自体が非現実的で怖いけれど読書欲を掻き立てる。ただ、抽象的すぎて理解しきれない部分もあった。登場人物ではユキと五反田君がお気に入り。ところで羊男はどこへ行ってしまったんだろう?もう「僕」にとって必要がないということ?改めて読解能力なさすぎる私。
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僕がすき。
そしてユキもすき。
五反田君も魅力的だ。
ぐるぐるする。
頭の中で色んな状況が踊る。
登場人物がみんなすごくいい。
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081228-090107 5回目くらい。良い小説。ただ冗長にすぎる。村上春樹的。無駄が多い。半分以上。
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村上春樹ではかなり好きな本。
五反田君が衝撃の告白。
そして主人公とユミヨシさんはどうなるのか??キキはどこにいるのか??
終わり方がとても好きでした。
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下巻。
熱すぎる!!
納得できる終わり方に満足。
この作品も春樹さんのなかで最も好きな作品の一つです。
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今、春樹のダンスダンスダンスを読んでいる。
この小説を読むのは、実に8年振りだ。
小説自体は、変わっていないけど、
全く新しく感じられるのは、
きっと僕が成長したからだと思う。
あらすじ
〜羊を巡る冒険から僕は、多くのものを失った。
その時付き合っていた、耳専門のモデルであり、
娼婦である、「キキ」彼女に会うために、
再び、北海道にあるいるかホテルに向かう。
僕は、そこにいかなければならないと思う。
何故なら最近はずっとキキの夢を見るからだ。
いろんな物事が立て続けに、僕に起こる。
その中の一つが、
中学の時の同級生である五反田君が出ている映画のワンシーンに、キキが登場するのだった。僕は、五反田君に多少の嫉妬を抱く。とにかく、キキにつながっているのは、五反田君だけなんだ・・・・
僕と五反田君は、20年ぶりくらいに再会する。
中学の時以来だ。
あらすじ終り。
僕と五反田君は、対称的過ぎた。
僕は、昔から目立つ無いタイプで、
五反田君は、何をやってもうまくできてしまう。
生まれながらのスターだった。
彼が微笑むと大抵の女の子が恋に落ちた。
という話なんだけど、
この部分がものすごく引っかかる。
ちなみに、五反田君は、
藤木直人とか、
飾らないミッチ−とか、
個性のない、オダギリジョーなどを
想像していただいてもいい。
とりあえず、
完璧すぎる役柄だ。
男女ともに人気の的になる。
この五反田君は、『僕』を羨ましがるところがある。
僕は、やりたい放題で、いつも自分のしたいようにしていたからだ。だから、彼はとても僕をうらまやましがった。
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三部作『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』の続編。繋がりを失えばすぐあっち側にいってしまうし、失うのは簡単だということ。「だから踊るしかないんだよ、みんなが感心するくらい上手く」
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羊男、美少女、美しい耳の娼婦、映画スター。
「僕」を中心に、世界はめまぐるしく変化していく。
好きな村上ワールド。柔らかいけどダーク。
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「僕と鼠シリーズ」の第4弾にして、最終作。
「羊をめぐる冒険」で終わりって思ってたのに、これがでたので、ちょっとショックでした。
個人的には、「僕と鼠シリーズ」のとっても長いエピローグ、って思ってます。
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いつも思うけど、「僕」て本当に踊らされてる。踊ってる?
状況が動いているだけで、実は「僕」は主体的に何かしているわけではない。
この作品は本当に好き。だから好きな理由とかあんまりない。
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踊り続けて、どこに向かうのだろう。
大人になった今でもまだ考え続けています。どのページのどの文章から読み始めても、いつも新しい発見をする。私のバイブル本。
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「僕」の周りから大切な人々が消えていく。文字通り消えていく。
そして本当に大切なものに気づき、それを失うまいと必死に守る。
13歳のユキにいろいろなことを教えた。それはまるで自分に言い聞かせているようにも思えた。
いつも思うが最後の描写に震える。
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頭の中で警鐘が鳴り響く。あれほど長かった物語の終わりを見なくてはならないやるせなさ。だけど…その世界から抜け出たあと、覆っていた霧が跡形もなく去っている。空しくも、すがすがしい。青空を見たくなる。
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ユキ親子とか牧村拓とか五反田君とか、登場人物が好き。
最後は、僕が力強くなった(?)というか、なんか変わったなと思った。
人間は変わり続ける生き物なんだなと思った。
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「サンドイッチ」「あるいは」がよく出る話。ハルキムラカミ長編に「サンドイッチ」が登場しないことって、あるいは無いかもしれない。