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児童書のカテゴリーにあるのがもったいないくらい、お薦め。小学生の頃読んだ本ですが、この歳になって読んでも面白かったです。ただ長い話なので沢山活字を読むのが苦手な人には無理かも。
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20年以上前に出版された「始原への旅立ち」の新訳で完訳版。このシリーズは中高生のときに超はまりました。これを読んでいると、心がはるか昔にタイムスリップしたかのような気分にさせられます。
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久々に面白い物語に遭遇。
先史時代を舞台に、地震で母親と生き別れ、野垂れ死にしそうなところをネアンデルタール人の一族に拾われ、彼らと暮らすことになったクロマニョン人の少女エイラの物語。
もともと大人を対象に書かれた話だが、日本では青少年向けに作品の内容を一部削除して出版されたこともあるらしい。私が読んだのは、大人向けに改めて翻訳されたバージョン。
日本未公開だが、イギリスで映画化もされているらしい。主演はダリル ハンナ。
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最古のヒロイン、エイラがいろんな苦難に会いながらも
力強く成長して生き抜く『生命力』を感じる本です。
おもしろくて、とまらなくって寝不足になっちゃいました。
世界最古のヒロイン・・・ですが、
なんだかいまの世の中の男性と女性の関係がそこに再現されているかのような・・・
この本のなかでは女性は男性に対して絶対服従なので一概に今と一緒というわけではありません。
ただ、それに抵抗する存在に対して排除しようとする力、
そして世代交代にたいする古い世代からの抵抗など、、はいまの時代にも当てはまるような、、、。
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<あらすじ>
時代は紀元前3万年ころ。最終氷期のおわり。地震で両親をなくし、孤児となったクロマニオン人の少女エイラは、ケーブ・ベアをトーテムとする旧人ネアンデルタールの一族に拾われる。彼らの眼から見れば、醜い異形の子であり、種族の違いから、厳しい差別に苦しみ、さまざまなカルチャーショックにみまわれながらも、一員として認められ育てられる。はるか太古の時代を背景に、壮大なドラマの幕が開く。
フィクションですが、考えさせられることがたくさんあります。
特に女性に読んで欲しい一冊。
主人公エイラの気持ちとリンクするところが、必ずあります。
以前、子供向けに出されていましたが、大人向けに作り直されています。
夜に眠れなくなります、とても面白いので…
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未読。
シリーズ物。
クロマニョン人とネアンデルタール人が出てくるとか。
モチーフが珍しい。
種族間の偏見に立ち向かうヒロインのお話?
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ネアンデルタール人の一族に拾われたクロマニヨン人の少女を主人公にした大河小説。読んでから随分経つが、未だに断片が脳裏に蘇る。
わたしが貪るようにシリーズを一気読みしたのは、確か7年ほど前だったか。
何故か今になって唐突にレビューを書く気になったので、少し書く。
考古学的にどこまでが確かなことなのかわからないが、描写のリアルさは主人公や周りの人々の思考から生活の端々、取り巻く動植物や地形などの自然に至るまで見事に徹底されており、まるでノンフィクション映画を観ているような感覚で最終巻まで読み通した。
わたしには生活の描写が特に印象的だった。狩りのシーンや、狩りや調理の道具や衣類などを作るシーン、主人公が薬草を少しずつ覚えていく過程、言語の発達過程、ネアンデルタール人とクロマニヨン人のコミュニケーション方法の違い、主人公が動物たちと信頼関係を築いていく過程、ネアンデルタール人の宗教儀式のシーン、ネアンデルタール人とクロマニヨン人との関係性……などなど、読後数年経っていながらこれほどまでに次々と思い出せるほど、印象的な描写は数多い。
といっても、記憶があやふやになっているものも多々あることに気づいたので、何年かして子育てがひと段落したら、ぜひまた読み返したい。
ただ買い揃えるには高すぎるので、次に読むときもまた図書館頼みになることは確実である。
息子も読めるようになってから、になるのかなぁ。
何年先になるのやら。
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勝間和代さんの推薦ということで、読んでみました。
「人種差別や男女差別に苦しみながらも自分にできることを
しながら問題を乗り越えていく様が圧倒的」
というようなことが書かれていたかと思います。
しかし、実際に読んでみると、
たしかにエイラは人種差別や男女差別に相当苦しんでいましたが、
それと同じくらい一部の人に愛されていました。
そしてそのエイラを愛する人々は、部族の中の権力者たちで、
エイラの問題解決に大きく貢献しています。
なので、勝間さんの推薦文から想像していたような
葛藤はありませんでした。
しかし、クロマニョン人やネアンデルタール人たちの生活を
現在残っている証拠品から推測したという物語は
読者を遠くタイムスリップさせてくれます。
電気もガスも無い時代。
身にまとう服は動物の毛皮をはぎとり、
水筒代わりに動物の胃袋を使ったり。
え!?こんな条件でも生活ってしていけるの!?
という生命の力強さを感じさせてくれる小説でした。
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主人公「エイラ」が異なる人種と生活していくなかで、
差別を受けながら成長し、本当の自分を探し求めていく愛情溢れる物語。
久しぶりにハマった。
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読みたい 図書館にあり
出版社/著者からの内容紹介
全世界3500万ヒットシリーズ、完訳で登場!
3万5千年前、クロマニオン人の少女が、ネアンデルタールの一族に拾われる。29カ国で翻訳され、最古のヒロイン「エイラ」の名で読者を魅了した壮大な愛の物語が、初の完訳本で日本に上陸!
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縄文時代のヨーロッパが舞台ってことで、どんな物語かと思って読み始めたけれど、時代考証はかなり徹底してやられたようでとても読み応えがありました。クロニクル千古の闇シリーズと並んで、かの時代にどんな人間模様が繰り広げられていたかを、濃口に味わえる作品ですね。僕はハマりました。
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現在「ケーブ・ベアの一族」を読破。つまり、まだ『地上の旅人』の2巻までしか読めてない! とても厚い本だから、手を付けるのも躊躇していたけれど、半分も読み進めば、きっとネアンデルタール人の世界に引き込まれるはず。しばらく中休みしてから、3巻以降に進みます。
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漸く上巻終了。趣味の合う人に薦められて読み始めました。自らは手に取らなかったであろう類です。
読み易く、引き込まれる話なのですが、何せ本が大きくて重い。だから持ち歩いて読むのに不向きで読了迄時間がかかりました。
お話は、すごく壮大なテーマ。
孤児のクロマニヨン人の少女がネアンデルタール人に拾われて一族の中で育ってゆく話なのですが、人種差別、男女差別、パワハラ、現代人も考えなくてはなら無いテーマが満載です。
下巻に入るのが楽しみ。
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クロマニヨン人の一族と、そこにやってきたネアンデルタール人の少女。
原始なのに、原始的という言葉が似つかわしくないほど知的で豊かな世界で、わくわくするような物語。
前に抄訳を読んでいるからストーリーは分かるのに面白い。
……なのにどうして続編がああなった……。
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結構面白いかも自分からは、手に取らなそうな本。推薦されていた本だったのでお取り寄せしました。こう言うこともあるし、視野を広くするためにも、たまには、普段と違ったジャンルの本を読むのもいいかも。