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すべてはFになるの森博嗣による、物理・哲学絵本…と言っていいのかな?
個人的には後半のきこりの星や、孤独や寂しさについての話が良かったな。
最後の解説まで含めての作品。
挿絵はかわいいだけでなく、しかけがあるようです。
文字通り、いろんな角度から楽しめる絵本。
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イラストは四方向から楽しめるというお得でかわいくて面白いものだったし、文章もちょっと哲学的で興味深いです。
だけど…作者、表紙、タイトルを見て、期待しすぎたのかな。
ちょっと好みと違うかも。
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久しぶりに絵本をプレゼントされて、読んだ本。
誰かがいて初めて孤独になる。本は選んだ人を
違った形で表してるような気がする。
誰かに本を送りたいなー。と思った
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「星の王子さま」
ではなく「星の玉子さま」のお話。
宇宙にたくさんある星のひとつに住んでいる玉子さん。
おじいさんお手製のロケットに乗って、彼女は様々な星を訪れる。
ビリヤードの星、建築家の星、きこりの星・・・等等。
どれもが小さくて、特徴を持っている。
玉子さんが持つ疑問は、物理の法則であったり、哲学的な問いであったり。
いろいろな視点から読むことのできる絵本。
最後のページには解説付。
物理の法則も、哲学的な問いも、はたまた環境問題も、
玉子さんと一緒に考えることのできる絵本。
一番最後に玉子さんが行き着く星で、何を感じるのか。
できればプラスの感情であってほしい。
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森 博嗣 作:絵 文藝春秋 初版2004
題名から察するとおり サンテグジュペリ作「星の王子さま」の形式(?)にのっとって
描かれる作品です。
玉子(たまこ)さんが、愛犬ジュペリと色んな星を旅します。
絵本なんですが…妙に科学的な感じがして…
絵本なんですが…ちょっと硬い感じです。
後半(少女の星以降)は哲学(?)的です。
ひとつの星に留まって、考え出してしまいます。
すべり台の星、近い将来もっと科学が発展したら、こんなことも出来るかもしれません。そしたら是非滑ってみたい。
少女の星、「孤独」って確かに… 『孤独も、誰かがいて、はじめて孤独になるみたいでした。』という言葉に ハッ とさせられました。
大人視点、と子供視点と両方楽しめると思います。
大人視点では、最後の解説を読んで完璧。
そして、やっぱり もとの ジュペリ作「星の王子さま」を前にでも、後にでも読むべきだと思います。
私の中の、森博嗣の新境地の作品でした。(絵も可愛いんです!!)
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色使いがとてもシックで落ち着いた佇まいだ.一つ一つの星が,初めは理科の実験的な要素が多かったりしたが,最後の方に行くにつれ哲学的な要素になって,絵本でも森氏らしいなという感じだ.星に一人というシチュエーションに限らず「孤独」というのは一大テーマであるのだな.
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森博嗣さんの絵の上手さにびっくり!多才だなぁ!可愛らしい絵なのに、文章は科学的で、哲学的で、やっぱり森さんでした。「この大きな星には、何があるのかな。きっと、沢山の孤独があることでしょう。」「『夢』という言葉が、忘れるための呪文かもしれません。」
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たまたまこの本(絵本)の事を知りました。たまごさまかと思いきや、たまこさまなんですね。いや、人の名前だから普通そうか…
科学的な意味で考えさせられる事がある星がいくつも出てきます。ただその中で、孤独というテーマが際立っているように感じました。
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【三角の形をした星って想像できる?】
表紙をみてみると、サン=テグジュペリの『星の王子さま』かと思いますが、こちらは森博嗣『星の玉子さま』という絵本。
玉子さまはロケットに乗っていろんな星へ旅に出かけます。その星というのが、おじいさんが一人でビリヤードをやっている星や、三角の形をした星、電信柱が1本だけある星などちょっと変わった星ばかりです。
ビリヤードの玉はいつもビリヤード台の真ん中の穴に入ってしまうのはなぜか。丸い星に比べて三角の星はぐるっと一周するのが難しいのはどうしてか。電信柱が1本しかない小さな星に何本電信柱を配置したら電線を一周できるのか。
こんな風に、質問を投げかけて引力や宇宙のことなど科学的なことを考えるきっかけも与えてくれます。普段考えたことがないようなことなので面白かったです。本の後ろに書かれている解説があります。
それぞれの星について1つずつ説明師弟くれているので、こちらも読んでほしいです。
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森博嗣さん、始めて読みました。全人類向けの解説付き絵本でした。まあ哲学書ですが。「木こりがいる星」「孤独な少女の星」「プレゼントの星」「大きな星」などが素直に入り込みました。この絵本をしっかりと読めば戦争は起こらないのではないかと思わされましたに、どうでしょうか。