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清朝の歴史を知らなきゃ書けないゎぁ(°∀°)b
でも登場人物が多すぎて途中でよくわかんなくなった。だから何回も1巻に戻ったりしてました(笑)
この中で当たり前だけど共感した言葉があったなぁ☆
『運命は人間の力で変えられる』
これってすごぃイイ言葉だと思いました。うちのおばぁちゃん見てても日々感じる言葉だゎ☆
春児(シュンル)のおかげですごい勇気をもられえましたヾ(@^▽^@)ノ
(3)へ続く
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文秀は進士・状元として政治の中枢へと進む。
春児は出世のチャンスを得るために自ら浄身し,
宦官として後宮へ仕官する。
袂を分かった2人はそれぞれの信じた道で成功していく。
西太后は権力を欲しいままにしながらも,人
知れず国の行く末を憂えていた。
やがて,西太后の守旧派と光緒帝の改革派との対立が起きる。
物語は徐々に展開し始める。
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傾きかけた国は、過去の伝統と栄光を捨てられず、改革にどんな逸材が手をかけようとしてもその流れは止められない。科挙制度の試験のすごさを今一度知ることができました。また、宦官制度においてもです。春児と文秀は、そこに身をおき、自分のなすべきところを模索しつつ、登りつめ、何を得るのでしょうか。清国末期の宮廷とその周辺情景が生き生きと描かれて夢中になって読めました。
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?巻。
無事に官吏となった文秀と、宦官になる機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごす春児。
彼らを取り巻く周囲にどんどん変化が起き、政治的には目を離せなくなる。
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世界史で出てくる人物がどんどん登場してくる。中でもスーパーおじいちゃん李鴻章がかっこいい。春児や文秀がいい感じに成長してる。でも、いまのところ、この二人立場的に敵同士だなぁ……。
西太后のキャラクターにはんんん〜って思うところもあるけど、面白い描き方がされている。続きが楽しみ。
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しかし最も才気ある者は、最もみじめな思いをせねばならぬ。
最も苛酷な使命を負わねばならぬ。
できねえなんてことは、俺の前で二度と口にするな
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みごと科挙に合格した文秀は官吏として働き出す。一方、春児は自らの意思で宦官となり宮中に上がる。実在の人物が登場することによって話に奥行きが感じられ、清朝末期の混乱の様子が手に取るように伝わってくる。
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再読。西太后のイメージがかなり変わりました。確かに、周りが騒いでいたっていう印象もあるな。。文秀や春児の成長ぶりは目を見張るほどで素晴らしく描かれているけど、その周りを固める人物もみな個性的で深く描かれている。情勢がだんだんと動いていく予感。。
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いや〜、壮大です。西太后の素顔がこの巻で出てきますが、公式な場と素の姿のギャップがいい。全体的には厳粛な大河モードで物語りは進んでいるが、この西太后の素の部分の描き方が、エンタメ系のトーンってのが面白い。春児の出世はちょっと出来すぎかなとも思うが、これもまたドラマか。
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独裁政治・恐怖政治の代名詞ともいわれる西太后の心のうちを別の視点でかかれており、非常に興味深い。愛する子をたぶらせた愛する養子のために、あえて鬼になり200年続く清王朝の幕引きを受け持つ訳を引き受けたと。むーん、おもしろいね。中国が舞台になるとなんでもスケールがでかくなる。袁世凱や李鴻章といった実在する人物も続々と現れ、歴史の読み物としても深みを増してきた。
春児と史了が春児の初舞台で再会するシーンでは泣かされたよ...色々ベタな設定(偶然出会った老人が元宦官の大鑑だったり、南府劇団の花形だったり)とあるけど、受け入れられます。
打算の語源が「計算であえて棒で打たれる」だったとは...
中国の歴史にはまりつつあります。
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春児は立派な役者さんになって宮廷に。文秀も進士様となって末期の清朝のごたごたに巻き込まれていく。
この2巻では清が滅んでいく前段階として李鴻章や袁世凱、それからヨーロッパの画師も登場して清朝の最期が描写されます。場面の移り変わりが多いので、時間をおいてしまうとどこで何の話をしているのかよくわからなくなりますね。
「最も才気ある者は、最もみじめな思いをせねばならぬ。最も過酷な使命を負わねばならぬ。それは天の摂理じゃ。」pp.42
「わしは信じたいのじゃよ。この世の中には本当に、日月星辰を動かすことのできる人間のいることを。自らの運命を自らの手で開き、あらゆる艱難に打ち克ち、風雪によく耐え、天意なくして幸福を掴み取る者のいることをな。」pp.163
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官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。
※感想は4巻分まとめて(4)に書きます。
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歴史モノの枠をとびこえて、
すごくわくわくどきどきでした。
一見とっつきにくい中国清朝のはなしですが
かなりおもしろかったです。
世界史で習ったただ文字だけの情報が、
鮮やかに色づいてうごきまわります。
おもしろかったです。
(09/04/26)
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自ら浄身した春児はまさに白太太の予言通り、用意された道を行くようにあっという間に西大后の目にとまり
宦官へとなっていった。
文秀も進士となり、それもまさに白太太の予言通りに出世していった。
春児は相変わらず可愛くて、利発で、心根の優しい子だ。
可愛そうに故郷の母は死に、置いてきた妹、玲玲も貧困の中で必死に糞拾いをして生きていた。
たまたま故郷に帰った文秀が玲玲に出会い、春児の消息を尋ね、春児が浄身したことを知り、また玲玲の境遇を知り、
自分の住まいへと連れ帰る。
春児が様々なことを教えられて、西太后の目にとまる辺りの件は、読んでいて小気味良くて胸がすっとする思いだった。
それにしても、西太后の仕打ちには腹が立つ。
彼女の真の思いはわかっていても、それにしても血も涙もないと思ってしまう。
本当は一番辛い思いをしているのだろうし、そんな彼女の真の思いを知っている人はわずかしかいない。
気の毒だとも思う・・・
春児と文秀のギクシャクした関係も切ない。
そして、ショックだったのは文秀が自分の父によって、村を追い出された白太太に再び出会ったときの言葉。
春児を予言した言葉はすべて嘘であったと話す。
春児は飢えて死に、家族もすべてしに行く運命だったと。
そんなことを春児に言えるはずもなく、白太太は嘘をついてたのだと。
しかし、春児はその嘘の予言通りの道を進んでいた。
運命は自分の手で自分の努力でいかようにも変えられると言うことであろうか・・
守旧派と改革派のきな臭い動きが激しくなっていく・・・
あい反する春児と文秀はどうなっていくのだろう。
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4巻にてまとめて感想します**
【引用】
官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀(ウェンシウ)。
一方の春児(チュンル)は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。
この時、大清国に君臨していた西太后(シータイホウ)は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。
権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。