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だーかーらー、僕はフェイリムだっていってるじゃんか!ジャッコ・グリーンって誰だよ!というかそもそもお前らはなんなんだ!しかも何で自分の家から追い出されないといけないんだ!ああ、姉さんが帰ってきたら何といえばいいんだろう…!!それにワームを倒せって言われてもそんなんできっこないよ!と混乱しながらも『愚者』『乙女』『馬』と旅に出るお話。周りは平然とファンタジーなのに一人フェイリムが現代っ子で、とまどっているさまが面白いです。普通誰だってこういう反応するよなぁ、と。伝説上の生き物がどれも可愛くなくて怖いのが良い点だと思います。
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やっと読んだ…!
作者が好きだから出てるやつ全部読もうとしてる途中だけど、これが一番とっつきにくかった。
主人公のフェイリムの反応は、たぶん自分がその立場ならその通りになるんだろうけど、主人公だろしっかりしろよ!!と何度かつっこみたくなった。(いやむしろつっこんだ)
イギリスの昔話とかある意味妖怪のようなものの話とかあまり知らないとイメージできないしついていけないから読みにくかったのかも。。
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「わしらを救えるのは、おまえひとりだ、ジャッコ・グリーン」 フェイリムの前に現れた油まみれの小人は言う。こわくなって逃げだしたフェイリムはしかし、命をねらわれながらも、「生まれくるもの」を阻止する旅に出る…。
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長いけれど、とても道のりが面白かったです。
主人公はひ弱で、自分が伝説の人物だなんて思っていない人間だから、終わり方は静かなものでした。
ゲームの中の妖怪のようではなく、うすっぺらくないちゃんとそこに妖怪はいる、と思わせるような話です。
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なかなか面白かった。作品中にイギリスの民話の妖精や怪物が多数登場するので、そういったものに興味
があれば、楽しめるのではないだろうか。
主人公のフェイリムがとてもリアルでいいと思う。
強くも勇敢でもなく、自信もない。
自分はフェイリム・グリーンで、ジャッコ・グリーンではないといいつつ、いやいや旅に出る。
児童書にしては過酷な描写が多い気もする。妙にリアルなファンタジー。
キャラクターのなかではアレクシアが良かった。