投稿元:
レビューを見る
この本を読む限りでは、イギリス料理ってけっこう美味しそうです。表題作はクリスマスの雰囲気が楽しそう♪
投稿元:
レビューを見る
5編のポアロと1編のミス・マープルの短編集。長編ほどのトリックはありませんが読みやすい。表題作はイギリスの古き良きクリスマスの雰囲気が楽しく、出てくる料理もとても美味しそうです。
投稿元:
レビューを見る
なにが困るってこの作品を読むとイギリス料理が美味しそうに思えるから困るんですよ。美食家のベルギー人ポワロも絶賛しちゃってるし(笑)
投稿元:
レビューを見る
クリスティーの「クリスマス向け」短編集です。
5つの短編が収められているのですが、なんと、ポアロとマープル両方が入っています!
(ポアロ4編、マープル1編)
両方の作品を1冊で味わえちゃうなんて、贅沢♪
さらに、「英国のクリスマス」についてクリスティーが前書きを寄せているのも、ちょっとうれしいです。
表題作の「クリスマス・プディングの冒険」では、クリスマスに事件解決しなければならなくなったポアロが、田舎の地主のお屋敷に訪れます。
そこで催される「英国の伝統的クリスマス」について、とても魅力的に描写されています。
飾り付けられた屋敷、プディングやターキーやケーキなど食べきれないほどのごちそう、外はおあつらえ向きに雪・・・
クリスマス気分をたっぷり味わえる、素敵な作品です。
他の短編もポアロが鮮やかに活躍します。
「二十四羽の黒つぐみ」はグルメネタなので、ここでもクリスマスのようなご馳走を味わっているような、おいしい気分に浸れます♪
マープルの短編「グリーンショウ氏の阿房宮」も、なかなか面白いです。
ちなみに「阿房宮」の意味が分からなかったので調べたら、中国皇帝の宮殿のことでした。
どの短編も気軽に読めるし、クリスマス気分にも浸れるし、ポアロとマープルの両方が読めるし、本当に楽しめる1冊です!
※あぼう‐きゅう【阿房宮】
中国の秦の始皇帝が、渭水(いすい)の南に建てた大宮殿。秦を滅ぼした項羽が火を放ったが、3か月燃え続けたという。遺跡は、西安市の西方に残る。
(Yahoo辞書・大辞泉より)
投稿元:
レビューを見る
英国ならではの伝統的なクリスマスを味わいたいとスペインから訪れた孫娘。
迎えた家族の思惑は様々。
事件に巻き込まれた元気な若い娘。
ポワロの推理は…?!
投稿元:
レビューを見る
クリスマスに家庭でプディングを作る習慣があることを始めて知りました。
最初のクリスマスにプディングを作る話は、ポアロものにしては、つくりが丁寧な気もしました。
ただ、なぜ、ポアロがプディングの中のものが予測できたのかの説明が、なんとなく不十分で、消化し切れていない気がしました。
シャーロックホームズと違って、ワトソン役のヘイスティングがいなくても、平衡感覚は崩れないのが面白いような気がします。むしろ、ヘイスティングがいない方が、均衡がとれているかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
今年はクリスマスプディングを購入したので、英国の伝統あるクリスマスの風景を味わいたくて、久しぶりに読みました。
投稿元:
レビューを見る
第7回福岡翻訳ミステリー読書会の課題本(課題作は、表題の短編のみ)。
読書会が終わってから、詳しい感想を書く予定。
***
読書会終了! いやはや、今回もツッコミどころ満載で(笑)とても楽しい読書会でした。
クリスティーということで、代表作はほとんど読んでる~という人からこれが初めて、という人まで、読者層は割りとまちまち。
私もクリスティを読むのはこれが4冊目だったので、先輩方のお話をふむふむと参考にさせてもらうなど。。
さて、そんな楽しい会話の中で出たのは、以下のようなこと。
・クリスマス・プティングってそもそもどんなお菓子?
・クリスティはこの短編では、あまりミステリーを書く気がないみたい? イギリスのクリスマスを書きたかっただけ?
・この話はあまりポアロっぽくない。ミス・マープルでもよかったのでは?
・話を読んでいる途中、○○が怪しい、と思ってたのに、全然関係なかった(笑)。
・第一章と第二章の隔絶間が甚だしい。話についていけなくなりそうだった。
・クリスティはやはり、おばさんの視点を書くと冴える!
・最後(第六章)の意味深な表現は何? ポアロ何したのと思ったよ(笑)!
……と、私の覚えている限りこのようなところでした。他にも途切れることなく会話が続き、とても面白かった。
私の感想も大体似たような感じで、クリスティはこのお話を自分のために楽しんで書いたのではないかなぁ、と。あまりミステリーとしてこだわらず、割とおおらかな気持ちで、筆の赴くままに書いたのでは。
これまでに読んだクリスティ作品を振り返ってみても、クリスティの魅力はパズル的なミステリーにあるのではなく、人間観察にあるのではないかと思う。
なので、私個人としては、課題作になった「クリスマス~」よりも、「負け犬」では人物描写の点で、「二十四羽の黒つぐみ」や「夢」では発想と視点の点で、それぞれ優れていて面白いと感じた。
投稿元:
レビューを見る
どれも読みやすかったけど、何が1番印象に残ったかは、よくわからない。
クリスマスプディングのお話は昔アニメで見た気がするけど、同じ話だったのかなー。
投稿元:
レビューを見る
100ページから50ページの短編6篇(ポアロ5篇、ミス・マープル1篇)が収めてある。探偵小説や推理小説にありがちなスリリングな展開やハラハラする感情からは少し遠い小説である。本書はクリスティーの特質か、劇的要素を抑えて、事件が淡々と進んでゆく。しかし、この小説の面白いところは、事件に隠された「なぜ」が巧妙に筋だてられ読者に少しずつ開示されてゆくところだと思う。論理的な構成に、なぜ、なぜ、の気持ちを持ち続けたまま読んでゆき、思いがけない謎解きと結末を迎える。そこが面白い。
投稿元:
レビューを見る
◆ほんとうのクリスマス・プディングってどんな味?◆
世界でも美味しくないことで知られる英国料理。でもこれは別らしい。「食べてはいけない」と警告されたのにほかほかのクリスマス・プディングの誘惑に敗北、食べてしまう名探偵ポアロが可愛い。
クリスティーには珍しくほんとうの死体は出てきません。英国では「クリスマスにはクリスティーを」というキャッチコピーがあるそうですが、まさにぴったりの作品。他に5編が収録されています。
投稿元:
レビューを見る
図書館で。クリスマス時期に読めば良かった…とちょっと後悔。
最初のクリスマスの話が面白い。恋愛は反対されると燃え上がる事を逆手に取ったおばあさまがすごい。そして価値観の差を見せ、さりげにX脚を指摘したり。これがイギリス老婦人の底力(笑)と面白く読みました。そしてプディングも料理も美味しそうですね…。ヒラメも良いなあ~ ドーバーソールですね(きっと)。
ミステリの種あかしを楽しみに読むと言うより人間関係を面白く読むような本だと思いました。面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)
投稿元:
レビューを見る
【クリスマス・プディングの冒険】【スペイン櫃の秘密】【負け犬】【二十四羽の黒つぐみ】【夢】【グリーンショウ氏の阿房宮】。エルキュール・ポアロが5編、ミス・マープルが1編収録されています。
【クリスマス・プディングの冒険】と【二十四羽の黒つぐみ】に出てくる料理が実に美味しそうで印象的でしたが、ミステリーとして見るとどの作品もツッコミどころが多いですし、あるトリックを多用していてワンパターンな感が拭えず、いまひとつな出来だと思います。
マイベストは【スペイン櫃の秘密】。人間の思い込みを利用したトリックが好きです。
投稿元:
レビューを見る
ほぼポアロの短編集
初めてのポアロ作品です!
とっても華麗に事件を解決していく感じ・・・
そりゃ人気になるわ!
って思いましたw
本当に1つの探偵の完成形です!
かっちょいい!!
最後にミスマープルの短編が1話あります。
マープルさんのね安心感すごい!