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本来の主役であるはずのスカーペッタが少し置き去り傾向(笑)
ただし、本来の検死官としての仕事はしている模様。
スカーペッタが検死をしている子供とベントンのところにいるヘンリがどう繋がっていくのだろうか。。。。
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どうも、世界は、
ケイ、ルーシー、ベントン、マリーノの4人で
できているらしい。
そう思えば、腹も立ってこない。
ミステリーだと思うから、イライラするわけで。
(下巻に続く)
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前作『黒蝿』から、ガラリと雰囲気が変わりました。
前作は、テンポが良かったものの、第三者視点に終始したため、coolな印象を受けましたが、今作では、coolな雰囲気は影を潜めています。昔の雰囲気に近い感じ。
しかしながら、検視局長を辞めた現在、ストーリーがオドロオドロしい魑魅魍魎が跋扈する感じになってきたには、ちょっと違和感。もう少しストレートな物語だといいんだが。
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検屍官ケイ・スカーペッタシリーズ。今作ではケイはかつての職場を離れ、法医学コンサルタントという肩書きで登場してます。作品も第三者目線から語られており、ケイの視点から紡がれてはいません。
個人的には、ミステリー小説が上下巻に分かれるのはあまり好きではありません。理由は簡単、下巻の中盤ぐらいから上巻で語られた展開や伏線を忘れちゃうから(笑)
今作については、事件の顛末を精密に表現している、というポジティブな言い方もできるし、状況描写が多すぎてダラダラしてる、というネガティブな言い方もできます。ちょっと中弛み感が強い印象があるので、やや後者に寄った印象を持ったまま、下巻へ。
とは言え、この作者の物語の組み立て方や世界のつくり方は相変わらず健在で、自分の好きな部類です。旧作からずっと変わらずレギュラー張ってる面々も、アメリカが舞台の割にほぼ死なずに生き延びてるので、そのへんもこのシリーズの安定感に一役買っているのだろうと思います。
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うすうす知ってはいたけど、シリーズ物でした。
そして知らんかったのですが、30作近くある作品の13作目。
単発では理解しきれない、登場人物たちの過去やつながりが結構濃厚。
しかも11作目からは上下巻という…。
罠にはめられた気分。
この作品を紹介してくださった方は、多分シリーズ全部を読んでいるのでしょうね。
うーむ、うーむ…。
やっぱ読むか…。
この作品の事件については、特に難しくないと思います。
下巻を読んでいないから、当たっているかどうかはわかりませんが、多分叙述トリック。
犯人の目星はつきました。
だけどこのシリーズは、事件をズバリと解決する主人公ではなく、いろいろあって、なんだかんだ悩んで、逆境に立ち向かって、仲間を信じて、時に信じきれなくて…そんな主人公と周囲の人たちの関係を読む(楽しむ)ものだと思うのです。
この作品で一番気になるのが、ケイ・スカーペッタと姪のルーシーのぎこちないやり取り。
お互いにかどちらかがかは分からないけど、多分何か口にできない思いがあるのだろう。
それが気になる。
下巻で解決できるほどの簡単な思いではなく、何巻にもわたる気持ちの行き違いがあるのでは?
というわけで、一気に読んでもすっきりしない。
下巻を読んだら一巻に戻るとします。
読んでも読んでも面白い本はつきないなあ。
やれやれ。┐( ̄ヘ ̄)┌
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大分前に読んだのだが内容を忘れていた。
子どもが生まれてからかれこれ20年近くこういった弱者を標的にした異常犯罪を扱う本は読めなくなっていたのだが、図書館で見かけてまた手に取ってしまった。
スカーペッタがバージニア州の検屍局をクビになっていたことや、年が随分と若返っていたことすら忘れていた2018.9.23