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韓国の干潟(遠浅の海なのかな)の海辺に立つ一見のスタイリッシュな家。その家には時間がずれている変わったポストがあり、そのポストを巡る不思議な恋愛物語。深夜に映画で見たものが忘れられずに文庫で買ってみました。映像もとても綺麗な作品なので、映画の方もお勧めです。
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海辺に立つ一軒の家のポストが引き起こす不思議な恋愛物語です。なぜならそのポストは過去と未来が繋がっているからです。時間がずれているために見ていてもどかしい気持ちもしますが素敵なお話です。
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映画がとても大好きで、本も読んでみました。
映画とはまた違って面白かったです。
ポストが未来につながっている設定が好きです。
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映画が面白かったので読んでみました。こういった話は自分には泡な感じだが読み終わったときにはいい感じです。
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韓国映画とハリウッド映画、どっちから先に観よう、と決められないでいるうちに、原作を読むこととなりました。
イルマーレという家のポストに届く手紙を通じて、時を越えた親交を深める男女。
不思議なつながりですが、男性は、父親との長年の確執を、女性は、離れた恋人を待ち続ける思いを抱えており、それぞれの生きる世界と、心に抱える悩みをクロスさせながら、話は進んでいきます。
舞台となる、海に突き出たリゾートハウス風の家が、とてもおしゃれだと思いましたが、実際に考えてみると、海風で洗濯物がしおしおになってしまうし、金属はさびてしまうので、あまり生活しやすいところではありませんね。
嵐の時には恐怖を煽られそうだし、海面反射でまぶしいかもしれないし。
なんてことは、このファンタジー文学では言ってはいけないことでしょう。
それに、そうは言っても、いっぺん、雰囲気たっぷりのイルマーレで暮らしてみたいものです。
話の中に、よく沐浴場(モギョクタン)へ行くと書かれていました。韓国での銭湯のようなものでしょうか?
文通は、顔が見えない分、格好つけることもなく素直に自分の気持ちを綴れるので、親しみも強く感じるものです。
2年のブランクがあるだけで、ウォークマンの型も変わるし、ファッションも違ってくるのですね。
細かな違いがわかって、おもしろかったです。
時を超えた男女二人の恋物語なので、時々混乱することもありましたが、内容的に破綻しているところもなく、よくまとまった作品です。
自分のポストにも、こういった魔法がかかればいいのになあ、と、読んだ誰もが思うだろう、暖かい話でした。
韓国映画とハリウッド映画、どちらも見てみたいです。