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3人の主人公がそれぞれの現実に立ち向かっていく姿がおもしろかってです。そして、ファンド会社によるパルクセールという不良債権処理。今まで読んだ本では不良債権処理の話は裏金融とかヤクザがらみの本ばかりだったので、新鮮な感じでよかったです。
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旧三和銀行(と思われる)の都銀と投資ファンドとのバルクセールの話から、国際金融畑を歩んだ主人公が転身するまでを描く。情報収集力(社内、社外に限らず)が求められるのは、体力的なところなのだな、と感じた。
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ファンド知識が全くナイので専門用語が最初はついてイケなく随分時間がかかったけどある程度用語が身についてくるとカナリ面白い。
経営者は大変だな。と。
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企業のM&A、それを行う外資の投資ファンドの姿をリアリティを持って書いている作品です。
企業買収というスケールの大きい舞台と主人公である鷲津を始めとしたキャラクターの魅力が際立っていて面白いです。
「現実的には無理だろ!」と突っ込みたくなる箇所もありますが、ストーリーと文章力が秀でているので気にせず読みきれてしまいます。
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めちゃくちゃ面白い!
メリレ・リンク、ゴールドバークコールズ、山野証券、実在するorした企業に酷似した名前がずらり並んでいるところが、この小説の生々しさを助長している。
バブル崩壊後のこの10年余りの間にこの日本という国を舞台に起きた経済闘争を、小説を通じて如実にあらわしています。不良債権処理をめぐるメガバンク内の政治ごっこ、企業のターンアラウンド、企業間の情報戦等など、あたかも現実に起きていることかと思わせられるほど、緻密で巧妙です。
傾き始めた企業に死の臭いをかぎつけ、その債権や株を安く買い漁ると、一気に買収へと乗り出す神出鬼没の投資ファンド通称『ハゲタカ』。上巻ではそんな『ハゲタカ』の手法やメガバンクへの裏工作がメインでした。はたして『ハゲタカ』とは情け容赦なく利益を吸い取るただの略奪者なのか、それとも日本に奇跡の復活を遂げさせてくれるホワイトナイトなのか、その真価が発揮されるであろう下巻に期待です!
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経済小説。
…半分くらいしか意味分かってないかも。けど、サクサク読めてそれなりには面白かったです。
特に、メルレとの競売?のところのやり取りが。
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NHKドラマの原作です。
ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津は、バブル崩壊後不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。
企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。
〜帯より。
途中途中に「武士道」の文章が書いてありました。
「武士道」・・・買って何度も挑戦するのですが、この本ばかりは読み始めると速攻寝ます。
何度顔の上にバサッ Σ(・ω・ノ)ノ
と降ってきたことか・・・
「ハゲタカ」はおもしろかったです。
ライバルのファンド会社との競争入札のシーンなどはドキドキハラハラ
終わりが
「・・・to be continued」とあったから・・・
もしや?!
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引き込まれる。
日々感じていたものが文字として
あらわされている。
目を背けたい、しかし現実が。
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テレビで放送してかた、この本のことを知った。
読む終わった感想は、大変面白かった。要所要所専門用語が出てきて意味がわからないところもあったが、話の流れから内容を把握することができるわかりやすい構成になっている。
ぜひ、下巻も読みたい
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多額の不良債権を抱える銀行、破綻する証券会社。つい最近まだまだ記憶に新しい日本経済を彷彿とさせる数々の出来事。この時代の日本に「ハゲタカ」こと鷲津政彦はニューヨークからやってきた。
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いまさらながらNHKドラマで話題になった外資ファンドの買収にからむ小説を読んでみる。最初は不慣れな業界の専門用語に四苦八苦しながら読んでいたが、読み進めるうちにはまっていき、あれよあれよというまに読めてしまった。
まったく関連性のない3冊を一気に読んだけど、どれもこれも「目の前の問題から逃げない」ということを説いていて、なんだか腑に落ちた。一方でロジカルだけじゃなくて、非常に政治臭い、根回しというもやっぱり大事だよなというのも実感。
ただ、最後の方はちょっと間が持たないというか、一気呵成に進めすぎてちょっと興ざめ。最初のほうであれだけひっぱるなら、最後のほうもそれなりに書いて欲しいところ。
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ハゲタカ第一弾はテレビでハマってから読んだ真山さん作品の一作目でした。テレビの話を思い出しながら読みました。小説もドラマも面白かった。
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薫陶(くんとう)=徳の力で人を感化し、教育すること。
表紙はハクトウワシ(学名:Haliaeetus leucocephalus、英: Bald eagle)か、、、
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勢いで読んだ。
山崎豊子のようなリアル系の小説は好きだ。金融の話は分かりやすく説明してくれようとしており、ギリギリ理解できる。とりあえず上だけだが、今後どうなるか気になる展開。
リアリティと、三本のラインが交差しつつ破綻しない緻密な構成。ハゲタカたる鷲津は何を考えているのか。植野はターンアラウンドマネージャーとして覚醒できるのか。そして貴子がどう絡んでくるのか。楽しみ。
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経済小説はあまり読んでいないがその中でも楽しめた方。初心者にもわかりやすい本でもある。以下に詳しい感想が有ります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou23401.html