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数学の基本的な概念をプログラムと結びつけて説明している。
明日すぐに役立つというわけではないけど、数学の素養の無くプログラムしている自分にとっては、とっかかりとしてよかった。論理とか、再帰とか、高校の時は聞き流してた内容も今読むと興味をもてる。
つまづきそうな読者をフォローする気配りが随所にあり、そこにとても好感を持った。
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業界の人からは「今頃、読んでるのか…」と思われるかもしれない。だって、数学を学ばなくてもプログラムは書けるし…と思っていたから…。 (--;
でも、読んで良かった。自分が書いているプログラムを数学的に理解するとゆー、おそらく一般の人とは逆の体験ができたから。
タイトルに "数学" とゆー文字列が含まれているが、知ってもあまり社会生活の役に立たなさそうな学問的に難しい数式について書かれているのではない。プログラムを生業 (あるいは趣味) とする人なら、フツーに理解できること、知っておいた方がお得なことに絞って取り上げられている。
例えば、ド・モルガンの法則。難しい論理演算を簡単なモノに置き換えることができたりするのだが、論理演算を学んだことがなかったので、今まで経験的にやってたんだよねぇ〜。で、置き換えた式に自信がないので、何度も検算して時間がかかってたりしてたが、これからはチョチョイノチョイだ。 :-)
それから、剰余 (余り) がグルーピングだなんて、考えたことも無かった。確かに、言われてみれば、余りを使ってマップ (あるいはハッシュ、ディクショナリ) にアクセスしてたりしている。無意識にグルーピングとして使ってた訳だけど、これからは意識して使えるようになる。
忘れかけてた log とか、思考を助ける道具とか、まるで私のために書かれたのではないかと思うほど、うまくまとまっている。
う〜ん、この本に出会えて良かった。 (^^)
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数学ガールにつながる、プログラミングと数学の本。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3992645.html
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[BOOKデータベースより]
プログラミングに役立つ「数学的な考え方」を身につけよう。プログラムや数学の知識は必要ありません。難しい数式はいっさい使わず、明快な文章、たくさんの図、パズルを通して、やさしく解説しています。プログラミング初心者、数学の苦手な人にも最適。
第1章 ゼロの物語—「ない」ものが「ある」ことの意味;
第2章 論理—trueとfalseの2分割;
第3章 剰余—周期性とグループ分け;
第4章 数学的帰納法—無数のドミノを倒すには;
第5章 順列・組み合わせ—数えないための法則;
第6章 再帰—自分で自分を定義する;
第7章 指数的な爆発—困難な問題との戦い;
第8章 計算不可能な問題—数えられない数、プログラムできないプログラム;
第9章 プログラマの数学とは—まとめにかえて
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読了:2011.07.11
小学生算数~中学、高校数学の内容
特別プログラマに必要な考え方・必要な数学?算数知識などがでてくるわけではない。
流し読みだが、あっという間に読める
少なくとも難しいなんてことは一切ない
そして、あまり読む意味ないかな?
どういう主旨の本か読み終わった今でもよくわからなかった。
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0という概念が、重要であることを説明している。
漢字の十や、ギリシャ数字のXが桁をあらわさないのに対して、
10という表記が重要であることを説明している。
論理の重要性も説明している。
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漠然とプログラムとはなにかがわからず、本質である数学を勉強すればもっとプログラムらしいプログラムが書けるかなと思って読む。
誰にでも読みやすく、感覚的にも本質的にも理解できる良書。
プログラムに限らず、数学の面白さも広がるので、多くの人に読んでほしい。
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2進数から始まり、論理、再帰、組み合わせ、指数爆発と、プログラミングに深い関わりがある数学的な話題のいくつかがまとめられている。かなり基本的な内容から説明されており、数学があまり得意でない学生でも楽しんで読めるのではないだろうか。一方、数学やプログラミングをしっかり勉強した人には、話の内容はおもしろくても、やはり分量としては物足りないと思う。
プログラミングを学び始めた時にこの本に出会いたかった…。
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プログラミングしていて数学の重要性に気がついて手に取った。いろいろな分野の入門書という形。文系の人間には難しい。物事から法則性を見いだし、一般化する。難しい問題は小さなものに分けて分かりやすくする。この2点が重要。
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わかりやすい説明やたくさんの図を使って、プログラミングに助けとなる「数学的な考え方」を学ぶ本。プログラミングの土台はコンピュータサイエンスであり、コンピュータサイエンスの土台が数学である以上、プログラマは数学からは逃れられないのだけど、それでも数学から逃れちゃった人に贈る本。
個人的に目から鱗だったのが数学的帰納法の話。帰納というのは演繹との対比で、実験や統計のように経験則以上の事を証明できないもののはずなんだけど、数学的帰納法では実際には再帰的処理を行う事で演繹法として「真」を証明している。…上記の文章を読んで当然でしょー、と言える人には本書は必要ないかもしれないけど、「?」が付いた人は必読。ここで書いたことをドミノ倒しに例えて、わかりやすくその構造と本質を伝えてくれるから。
そう、ここで言う数学というのは何も数式を暗記せよ、ということではない。著者が伝えようとしているのは、一見理解できないような物事に直面しても、その構造やパターンを見抜いて、法則化することで複雑さを軽減することができるという事。そして、その手段として数学というのは有効なものだよ、という事。プログラムの世界の限界性を示しつつ、その可能性を提示してくれる良書。
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「大きい問題を小さい問題に。」本書でよく出てくるフレーズですが、本書でも実践されていてとてもわかりやすかったです。取り扱っている問題の中に問題文を見て難しそうだと思うよなものがいくつかありましたが、初めに言ったように問題を小さくしていって噛み砕いて説明してくれている本書はとてもよかったです。
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ソフトウェアエンジニアが数学科出身だったのは遠い昔の話です。いまや、文系出身の超一流アーキテクトの方もいらっしゃいます。でも、プログラミングにあたり、数学を知っておくのは決して悪いことではありません。
本書は、「前提としている知識は+-×÷だけ」ですが、実に数学的な考え方が身につく本で、面白い話題も多くためになります。
もちろん、テストエンジニアさんにもおすすめです。
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久々のこの手の本読みました。それこそ新人から5年目くらいの人に読んで欲しいかな。という本です。プログラムを作成すると、アルゴリズムやデザインパターンというものを勉強することになりますが(勉強しないでプログラマやっている人はある意味すごい)、それらの技術のや思考の根幹となっている数学を解説しています。
私はプログラマですが、文系出身です。まあ、数学は苦手ではなかったのですが、どうも理科が苦手で。コンピュータが黎明のころは、文系出身のプログラマというのがゴロゴロいました。文系の人でもアレルギーなく理解できる数学。そんな内容です。
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プログラミングをしていく中で登場する、普段当たり前に使っているループやif文を数学的に、そして一般化して説明していた。
読む人によっては、この処理はそのように考えればいいのか!といった発見があるかもしれない。
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数学ガールが面白かったのでこちらも購入。
タイトルからは小難しい内容なのかと思ってたけど、
難易度的には意外に簡単なところからスタートしているので、
中学ぐらいの数学力があれば入っていける。
さすがに終盤は難しくなってくるが、図解や生徒との対話形式の解説等を読み返せばこの本一冊でちゃんと分かるようになっていると思う。
個人的には頭も動かせて、テンポも良くてとても楽しめた。
この本を読めば、情報処理の入門としてプログラムが
「なんでそうなってるのか」
「なんでそうやってるのか」
なんてことが少しはわかってくるはず。
数学をプログラムに活かすための大事な考え方。
・大きな問題を小さい問題にして解く。
・周期や法則を見つけ出して利用する。
・コンピュータに不得意な内容を理解する。
・解けない問題があることも理解する。
といった事は、プログラマとして日常的に必要になってくる。
「とりあえずプログラマ」になりましたって人や、
「プログラムしてるけど、魔法の言葉多すぎる」って困ってる人
に読んでもらいたいな。
不思議じゃなくて合理的で素敵な世界だし、
周期や再帰なんかも日常に溢れてるものだから。
思考の整理にも役に立つと思う。