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高校生5冠作家の新感覚ホラー。幽霊好きの幼馴染ちーちゃんに振り回されるごく普通の主人公「僕」のお話。「僕」の日常が徐々に崩壊していく新しい怖さがある一作でした。
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17歳にして年の数の長編を書き・・・なぞと才能高らかに登場した氏のデビュー作にして、新風舎文庫大賞受賞作。
ちいちゃんこと歌島千草は僕の幽霊好きの幼馴染。
ちーちゃんに振り回されながらも、僕はこの日常がずっと続くものだと思っていた。
だけど・・・・・・。
ある瞬間からがらりと変わる世界。
崩壊する世界をただ漠然と眺める僕の恐怖を描く、新感覚ジュナイブル・ホラー!!
世の中の膿を抱えながら、堂々登場!!
僕に何ができただろう・・・・・・。
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「ちーちゃんこと歌島千草は僕の家のごくごく近所に住んでいる」――幽霊
好きの幼馴染・ちーちゃんに振り回されながらも、「僕」の平穏な日常は
いつまでも続くはずだった。続くと思っていた――あの瞬間までは。
怪異事件を境に、ちーちゃんの生活は一八〇度転換し、押さえ込んでいた
僕の生活の中の不穏まで堰を切って溢れ始める……。
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映画にもなるそうで。日日日さんは幼なじみが好きかもしれない、と思った最初の話。女の子からの愛のが大きいかな。
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某作家さんの作風に似ていると思いつつも、全体に流れる不気味な雰囲気と、主人公とヒロインのあいまいな関係と、そしてラストの気持ち悪さがすごくツボでした‥。誰にでも薦められるかと聞かれれば否だけど、私はツボにはまりました。まだ荒さもあるけど書きなれた感のある文章で、これがデビュー作というのはすごい。
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林遣都くんの新作主演映画の原作を読んでみた。遣都くんファンとしては、これを本当に映画化していいものだろうかと思った。
内容は幽霊とかDVとか一概に不思議ファンタジーだけとは言えないような気がする。
私が思うにこの本の魅力は登場人物の「狂い」
じゃないかと思う。
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2008/1/28
林君が映画に主演するということでとりあえず原作をよんでみた。乙一氏と西尾維新氏を足して20で割った感じ。ツッコミどころ満載でそういう意味では面白かったけど。
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ちーちゃんは、から始まるそれぞれの章やなにかと悠久の向こうという象徴にからめていってしまうところがくどくて、まだ若いなーと思ってしまうけど、生きていく世界と別のところに吸い込まれていってしまうこととか、ふみとどまれなくなる瞬間とか、よく見てるなと思わせるところがいっぱいあった 話の流れはおもしろいとおもうけどもっとぐわあーーーってやってもよいようなかんじがするようにおしこめられているかんじもする あと、女子高生ってあんななのか?っていうちぐはぐなところもあって おねえさんきぶんでよんでしまった
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私は友達のススメで借りて、読みましたが、
予想以上にすばらしい内容だったと思います。
吸い込まれるような内容でした。
映画も見たいですね。(まだ見ていない;;
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ちーちゃんの隣にいつづけることができますように。―――…モンちゃん
「ちーちゃんとこ歌島千草は僕の家のごくごく近所に住んでいる」幽霊好きの幼馴染・ちーちゃんに
振り回されながらも、「僕」の平穏な日常はいつまでも続くはずだった。
続くと思っていた。
怪異事件を境に、ちーちゃんの世界は180度転換し、抑え込んでいた僕の生活の中の不穏まで
じわじわとあらわになっていく。
疑いもしなかった「変わるはずがない日常」が音を立てて崩れ落ちていくさま、それをただ見続けるしかない
恐怖を描いた、新感覚のジュブナイル・ホラー。
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ラノベらしい高揚感をめいっぱい味わわせてもらった。
よくできた怪談としても楽しめると思う。
展開が待ちきれずザッと飛ばし読みしたい気持ちと、一語でも飛ばすと重大なネタバレをされそうな怖さとの間でものすごい葛藤が!
素直に良かったです。うん、良かった。
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日日日さん作品。
壊れていく日常。とか好みのテーマですし、ラストのオチも好きなんですが。
何か、何かがたりない……。
ちなみに映画版は原作?なにそれで好き勝手やってますがあれはあれでよし。
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勢いで結構きて色々ありそうで無い所に
まだ若いからなのかな…なんて思ってしまった
オチはなんだろうその先を考えてしまうからかな怖いなと思った
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何かと話題の日日日さんの作品です。
読んでみたいと思っていたところ、出版社が倒産のために安価で入手できたので、購入。
自分よりも年下のときに書いた作品かぁ・・・。凄いな。
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“「それじゃあ―――」
ちーちゃんは。
「―――あたしに、幽霊を見えるようにしてください」
はっきりとした声で、そう言った。
歌島千草は止まらない。
僕が何を言おうとも。目の前に奈落があろうとも。”
………うわぁ。
もう、なんというか言葉も出ない。
衝撃的。
先がよめない展開と不思議な感覚、そして終わり方がどことなく乙一さんに似ている。
でもってみーまーはこの作品に似ている。
うん。
怖い。
恐怖より先に鳥肌がたち背筋から指先がすうっと冷えてくような。
一言で言うと、
怖い。
“修理屋を。
修理屋を呼んでください。
僕の両親を修理してください。
僕の日常を修理してください。”
僕の日常は一体何処から壊れていたのか、僕の世界は一体何時から壊れていたのか、僕は一体どうしてちーちゃんを壊してしまったのか。
解決策はいくらでもありそうだけど、そんなものは僕にはない。
この後の僕とちーちゃんが知りたいような知りたくないような。
うーん…。
ああ、あと、久野悠斗と悠久は若干ながらにもかけているのかな。
うーん。
“君は死んでも変われないのか。
どこかで何かが破綻していた。世界はきっと決壊していた。僕の日常は崩壊していた。
それでも彼女は何も変わらない。”