紙の本
続きが読みたかった
2005/03/02 20:27
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きっぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「岸辺の唄」の続編です。その後がとても気になっていたので嬉しかった。
内容も前作におとらず、よみごたえあります。
「百鬼夜行抄」も好きですが、このシリーズも長く続いて欲しいと思います。
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水と鬼人をめぐる連作短編。水乞いをする少女と阻止しようとする少年、棺を抱えて旅をする少女、雨を降らす竜に嫁ぐ少女、川守として旗をあげる青年、いろいろな物語があります。水というのは人間が御せると思い上がったとき、するりと手の中から逃げていくのかもしれません。しかし自分が一番気になったのは、前作岸辺の唄のヒロインたちが物語の隅でうろちょろしてるトコでしょうか。まだ結婚してないし(笑)
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アジア風ファンタジー。(中華もの?)シリーズの2巻らしく、この巻から読んだため世界と人物を把握するのにちょっぴり時間がかかりました。^^;情報量多いし、みんな顔似てるし・・。鬼人やら、異形のものが出てくるところが今市子らしいなあ。
河守りと、河に棲む種族たちの話が面白かった。血の気の多い魚人?の兄さんが、いいキャラだった。
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物語は翠湖を離れて点在する町や村へ。地味だけど、出るとつい買ってしまう。表紙が好き。ジンファがもうちょっと掘り下げられていれば萌え萌えなんですが…(笑)
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3巻、2巻の「岸辺の…」「盗賊の…」を逆から読んでしまった。。。基本的には一話完結なので問題ないですが。同じキャラが出てきますからな〜毎回思うのですが、今市子の話の一巻は読みにくい。。。
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大好きなシリーズ。
楽しみに待っていました。
「岸辺の唄」に続く連作短編集。
古代中国というかシルクロードというか~オリエンタル・ファンタジー?
エキゾチックで不思議な設定。
鬼人という、一見すると人間だが、非常に生命力が強く長寿で、時にはまったく異形な姿をとるという存在がいる世界。
哀しみあり、とぼけた感じもありつつ。
あたたかい雰囲気がなんともいいですね。