紙の本
オリエンタルファンタジー、岸辺の唄シリーズの第2巻。
2022/08/25 01:45
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投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
発行は2005年。第1巻から3年経ってます。
まさか続きが読めるとは・・・!と感激ものでした。
まずは表紙が美しい!
内容は「失われた岸部」「西から来た箱」「雲を殺した男」「赤い旗」の4話が掲載されています。
この巻は4作ともオリエンタルファンタジーなのにその中でも世界感がガラッと異なっているのが、すごいなぁと思います。
今市子さんの描く「赤い旗」に出てくるラオ老師のようなキャラがまた好きなんですよね。言葉遣いとかたまりません。
それに何気に巻末のオマケ漫画も毎回裏話が面白いです。
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水と鬼人をめぐる連作短編。水乞いをする少女と阻止しようとする少年、棺を抱えて旅をする少女、雨を降らす竜に嫁ぐ少女、川守として旗をあげる青年、いろいろな物語があります。水というのは人間が御せると思い上がったとき、するりと手の中から逃げていくのかもしれません。しかし自分が一番気になったのは、前作岸辺の唄のヒロインたちが物語の隅でうろちょろしてるトコでしょうか。まだ結婚してないし(笑)
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アジア風ファンタジー。(中華もの?)シリーズの2巻らしく、この巻から読んだため世界と人物を把握するのにちょっぴり時間がかかりました。^^;情報量多いし、みんな顔似てるし・・。鬼人やら、異形のものが出てくるところが今市子らしいなあ。
河守りと、河に棲む種族たちの話が面白かった。血の気の多い魚人?の兄さんが、いいキャラだった。
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物語は翠湖を離れて点在する町や村へ。地味だけど、出るとつい買ってしまう。表紙が好き。ジンファがもうちょっと掘り下げられていれば萌え萌えなんですが…(笑)
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3巻、2巻の「岸辺の…」「盗賊の…」を逆から読んでしまった。。。基本的には一話完結なので問題ないですが。同じキャラが出てきますからな〜毎回思うのですが、今市子の話の一巻は読みにくい。。。
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大好きなシリーズ。
楽しみに待っていました。
「岸辺の唄」に続く連作短編集。
古代中国というかシルクロードというか~オリエンタル・ファンタジー?
エキゾチックで不思議な設定。
鬼人という、一見すると人間だが、非常に生命力が強く長寿で、時にはまったく異形な姿をとるという存在がいる世界。
哀しみあり、とぼけた感じもありつつ。
あたたかい雰囲気がなんともいいですね。