投稿元:
レビューを見る
部下や自分の娘とのコミュニケーションに悩む中年課長、取引先の仕事や自分の容姿にためいきをつく女性ライター、同じ事務所でつきあっていた男に二股をかけられたモデル、こんな彼らが遭遇した不可解な事件の謎を女清掃人探偵キリコが解明する本格ミステリー。そして彼女自身の家でもまた頭を悩ます出来事が...。
投稿元:
レビューを見る
悪い芽
おじさんとキリコのやりとりに和むわあ。
動機にびっくり。おこがましいよなあ。
鍵のない扉
小さい編プロってこんな感じなのかなと…。
やっぱりやたら可愛い名前って厄介だなとも思った。
いたずら意識だったのは分かるけど、
私も少し猫アレルギーの気があるから
あまりにも動機が軽はずみと思ってしまった。
オーバー・ザ・レインボウ
この中だと一番好きかな。
ヤブ医者被害って結構身近に起こりうるなあと。
君に会いたいと思うこと
ほんっとにいいバカップル夫婦だなと…その一言に尽きる。
そこまで好きな仕事があるキリコが羨ましいなー。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ第二弾。
今回はいろんな会社で事件を解決するキリコに出会える。
大介との絡みが少なくなってしまったのは残念だが、キリコならではの切り口ににんまり。
こんなふうに自分の仕事に自信が持てたら、どんなにいいんだろう?
と思うのと同時に掃除がしたくなる。
投稿元:
レビューを見る
「天使はモップを持って」の続編。
「天使〜」で、ああなっちゃった(笑)キリコちゃんが、またオフィスで起こる、ちょっとした謎を解いていく短編3話と、そして、「天使〜」での主人公・大介視点の1編。
オフィスでの謎を、清掃人だからこそ気がつく些細なヒントから解き明かしていくキリコの頭脳にも感服だけれど、彼女の人柄がじんわり染みてくる4編。大介視点の第4話は、女性だからこそ書けるんじゃないかという、ちょっと身につまされる話になっていて、いろいろと考えさせられました。情けない大介も相変わらずで嬉しかったし(笑)。
さらに続きがあるらしいので、そちらも読む予定。
「悪い芽」
「鍵のない扉」
「オーバー・ザ・レインボウ」
「きみに会いたいと思うこと」
投稿元:
レビューを見る
可愛くて幸せなお話だなぁ~
キリコちゃんがいろんな場所に登場するのはもう固定でお仕事についてないからなのねん
結局、キリコちゃんのお家の話しや、キリコちゃんが幾つなのかは出て来なかったけど、これはきっと永遠に秘密かなぁ。
気になってたんだけど…
それにしたって、この作者がサクリファイス書いた人とは思えないな。
だってこんなに可愛らしい(?)ライトな文章なのに。
サクリファイスを読んだ時の印象はクールでドライだったのにな。
持ち主に返す前に読み返そ
投稿元:
レビューを見る
ポニーテールにミニスカート、およそ掃除をするには似つかわしくない格好ながら完璧に仕事をこなす清掃作業員の『キリコ』。
オフィスで起きる事件と共に、悩める人の心もときほぐす。
「掃除をしている人ってね、知らない人には見えないんだよ」
う~ん、確かに意識して見ようとしなければ見えないものって、世の中にはたくさんあるよね。
可愛くって頑張りやで、しなやかさと強さを合わせ持つ女の子(子じゃないけど)の『キリコ』。掃除が好きで自分の仕事に誇りを持っているというのは素晴らしいと思う。けど、なんとなく冷めた目で見てしまうのは、多大にやっかみなんだろうな。女の子同士だったら、自分がつまんない人間に思えてきちゃいそうで複雑。
なので、最初の部下や娘との関係に悩む中年係長との話が一番良かったかな。相手をただ否定するわけでも合わせるわけでもなく、お互いに理解しようとする態度は素直に見習いたいと思えました。
それにしても、これって続編だったんだね。ま、気が向いたら読んでみようかな。
投稿元:
レビューを見る
キリコシリーズ2作目。
1作目同様キリコ&大介のコンビが活躍するのかと思いきや、キリコ1人だったのでちょっと残念。
だけど、今回はいろんな会社で事件を解決していくのでそれは面白かった~
投稿元:
レビューを見る
ほんの少しのすれ違いや、
悪意が何を引き起こすのか、
気が付かないとは思えないので、
自分の事しか考えられないようにはなりたくないもんです。
知ろうとしてない所に本当は隠れてるのかも。
二作目って知らずに読んじゃったので、
前作を読まないとな。
投稿元:
レビューを見る
サクリファイスが、面白かったので読んでみました。作者が推理小説家と知らなかったので、この話は結構以外。シリーズ物とも知らなかった。軽く読めます。
投稿元:
レビューを見る
キリコ、やっぱりカワイー。
今回はなかなかきつい謎解きだったけど、やっぱり鮮やかだった。
彼女のように、拗ねない、媚びない、妬まない。
こんな人はきっとどこにいてもなんとなくわかる、その雰囲気みたいなものを持っているんだろうな、と思う。
だから、みんなキリコのことが好きになっちゃう。
お掃除した後の綺麗な床みたいに淀みのないキリコに私も会いたいよー。
今回も最後のお話はとても可愛らしかった。やるじゃん、大介。
投稿元:
レビューを見る
なんか最後のはなしで突然キリコが既婚者になってる!?とか思ったらこれ続き物だったんですね。しかも最初の巻じゃないとかびっくり。
本屋さんのミステリー特集の棚に並んでいるのを見て気になったので読んでみた。
清掃員なキリコがいろんなところで清掃業を請け負いつつ、起こった問題をそこの人とちょっと仲良くなって解決するというストーリー。最後のはキリコとキリコの結婚先の家族のはなし。
かるーいミステリーでさらっと読めて楽しかった。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ、ものすごい好き!
でも一作目は大介君の職場で常に働くキリコちゃんの話だったので、短編だけどつながっている感じだったけれど、本作は完全に短編っぽかったです。
まあ、ラストの話でキリコちゃんのおかれた状況が分かったのですが。
結構ダークな謎もあり、一作目よりは暗めでしたね。
そしてラストの話!
大介くーーん、キリコちゃんをもっと大事にしてあげてよ~。
ちゃんと言葉で伝えてあげてよ~~。
ってウズウズしました。
相変わらずキリコちゃんのキャラ、サバサバしていてよく気がついて、掃除をする仕事を愛している様子もしっかり伝わってきて素敵でした。
また三作目も予約しましたよ♪
投稿元:
レビューを見る
ミステリという要素だけじゃなくて、人と人とのつながりとか、見えないところに気持ちを使う大切さとか、そういうことが描かれている。
キリコというキャラクターの魅力が読ませる。
投稿元:
レビューを見る
読む順番は3番目になったが、モップシリーズ2作目。
最後のプライベートネタを除き、語り手は大介でなく、話ごとに違う。
3編目の「オーバー・ザ・レインボウ」、機械警備中は清掃員も立ち入り出来ないと思うのだが…(セキュリティ解除して入ってまで機械警備中に清掃する意味って)。
最後のその後のキリコ・大介家話はイライラ。そんなのお前も家事・介護負担するって言えばいいだけだろが、バカ大介。おばあさんとキリコの仲はたいへんよくなっているようでよかった。
投稿元:
レビューを見る
お掃除の仕事をしているときのキリコちゃんはすごく魅力的なんだけど、それがいざ家庭問題に向けられると、とたんにそのスーパーウーマンぶりが裏目に出てしまう。
完璧な妻、というのは、周りを怠惰にする。