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キリコちゃんシリーズ2作目。こちらは短編集のように1編ずつ主人公が変わるんですね。必ず冒頭が主人公のつぶやきで始まるので、「どうしたの?どうしたの?」とぐいぐい読ませられてしまいます。3作目は読んだから、次は4作目を予約しなきゃ〜♪
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キリコさんのお掃除謎解き第2弾。
最後にだんな様との話。おばあちゃんなんか当たりがやさしくなってる!
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中身と外見が一致しないんじゃないか…な主人公が
清掃作業員しながら市井の人々の謎や悩みを解決していく、という
お気楽物ミステリー。
作者の方は、あまりおされな感じがしません。
そのためか、若干主人公の女の子の造詣が甘い感じがします。
おされをしてお掃除バイトをするのですが、
その格好では正直お掃除は大変です。
実は結婚している彼女のかていのエピソードもあるけど
そんなに裕福な感じはしない。
そんなに衣装持ちになれる??
ってことについ気をとられちゃうけど、
作品としては嫌いじゃない。歯磨き時にぴったり!!の軽さ。新書だし。
かわいらしくまとめているも、内容は結構えぐい事実とかもあるのは
ちょっと笑えます。いやいや、それだけで大丈夫??
しかし、しかし!! 一番ショックだったのは
2冊並んだこの子たちをみて、「ふふん…どっちが先かな??」なんて
順番に気をつけて読んでみたら、
実はもう一冊シリーズで出ていて、しかもそれが一番はじめっていう
すごく悔しい事実を知ったことかな。
話はほとんど連続していないけど、主人公が結婚した相手と
であった話は一冊目にあったようなので、
あ、そう。この人、みんなもうご存知なの??って感じで。
話の内容については特に書くことはない。
つまり、あまり覚えていない。
3年後くらい、また歯を磨きながら読んでそう。
あれ、なんかこの話知ってる??とか思いながら^^;
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清掃員キリコ・シリーズ2冊目。このシリーズ好きだなぁv
「見えない人(そこに出入りしているのに新聞配達員のようにカウントされない人物)」=清掃人による謎解きミステリがこのシリーズの特徴だけれど、この本はそれ以外に、「見えない人」と「気付かなかった人」との意外な交流というのも含まれているように思います。
『最近の若いコ』が分からず思春期の娘の扱いに悩む課長さんと、例外で昼休みに清掃にきていたキリコ。
意に沿わないメイン取引先との仕事にストレスを溜めていた女性編集者と、早朝清掃に入っていたキリコ。
同じ事務所の男性モデルに二股をかけられ傷心のところを屋上に締め出されてしまったモデルと、作業に来て声を聞きつけ助けたキリコ。
もちろんその交流によって謎が解かれるわけだけれど、キリコと親しくなっていくことで心がすっきりとクリーンにされた。そんな印象を受けます。読んでるこちらもなんとなく清々しくなりますね! そう、ちょうどお掃除終わったあとのような。
上記の3人はそれぞれ「悪い芽」「鍵のない扉」「オーバー・ザ・レインボウ」の作品。前作「天使はモップを持って」には繋がっていません。
ただ、最終話「きみに会いたいと思うこと」だけは違います。前作最終話とリンクしている作品。前作主役・大介がメインとなり、謎はおそらくキリコ自身…。
他の3作とイメージが少々変わりますが、この作品はこの作品で、キリコが”人間”の”女性”としてそこにいるということが伝わってきて好きです。
あとがきに寄せた、作者のキリコへの想いがとても強く籠められている。そんな感じ。
まだシリーズ続刊があるので、そちらも読みたいです。
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うん、期待通りの安定感。落ち着いた雰囲気ながら軽さもある、心地良いミステリ。楽しく読めました。
最終話のキリコの人間像が完璧すぎる気がして、ちょっと不満。
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シリーズ第二弾(シリーズの順番が分かりにくい(-_-;))
こちらも短編集で読みやすいです。
仕事場でのミステリー解決のみで行くか、キリコの結婚生活のみで行くかどちらかにした方が安定したような。ミステリー解決のみでいい気がします。だって、キリコは大好きだけど、旦那の大介とお父さん嫌いだもん(ちょっといらいら)
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第1作が面白かったので、読む。
読み始めて、前作とは違う視点から書かれていることに気づく。
でもそれは悪くない展開。
それなのに、なぜ最後に現実に引き戻すのか。
作者の意図がよくわからない。
本格ミステリーと表紙にはあるが、それはちょっと違う。
悪くない意味で。
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キリコシリーズ2
今回は会社はさまざま違うけど、かわらずのキリコのすっきり掃除具合がよかった。
大介とのその後もちゃんとかかれていたので、そこもよかった。
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清掃人探偵キリコシリーズ第2作・4章の短編。大介の会社の掃除人だったキリコが、事情により短期派遣清掃の仕事を始めた、派遣された掃除現場で知り合う人物の視点・謎解きとなる。《悪い芽》部下や娘との意思疎通に悩みストレスの溜まる課長がキリコの作業時の奇抜なおしゃれの服装に注文をつけるが、若いキリコの合理的な考えに丸め込まれてしまい、キリコと話す為早く出勤するようになる。そして中途採用の社員と有能と噂の有る部長がやってきて、社内の雰囲気が変わったことをキリコに教えられ…有能な部長の実態が明らかになる。
《鍵のない扉》弱小編集プロダクションに勤務するくるみは、飲み会の帰り財布をなくした事に気づき、自宅に帰れず勤務先に泊まり掃除に来たキリコと知り合う、そして社長が喘息アレルギーで自宅で急死する、それを知ったキリコは掃除で知った疑問をくるみに話すと……。
《オーバー・ザ・レインボウ》モデル事務所で同僚のモデルに二股をかけられたモデル葵はショックで屋上に駆け上がるが、扉に鍵がかけられしめ出されてしまう。深夜掃除に来たキリコに救われ、のちに葵を襲う疑惑の数々をキリコ相談するようになる。
《きみに会いたいとおもうこと》このシリーズ2巻目もこの最終章がおおきな山場で、何を書いてもネタばれになります。短期派遣清掃の仕事をしているキリコが、行き先を告げず旅に出て探す探偵役は?温かいヒューマンドラマ締めくくり、ミステリも楽しめる読後感のよい作品。蔵書があり借りた本だが購入してシリーズで揃えたい。
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これ前作あったのか…!1作目と勘違いして読んでしまった。でもあとがきまでそのことに気付かずさくさく読めたし単体で見ておもしろかった。キリコのキャラにはちょっと無理があるかな~と思ったけれどラストで優しい気持ちになれたから良し。やっぱり近藤史恵好きだなあ。外れがない。
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二作目です。あー、私もキリコのような女性になりたかった。キリコの方が数段年下ですが、それでも彼女に憧れます。自分をきちんと持っていて、それでいて気配りと優しさに溢れていて、でも気は強いけど、でも調和をはかる術を持っている。私の理想の女性です。私なんて気が強いばっかりで・・・ブツブツ言っても仕方ない。彼女もお話の中の人ではありますが。最終章で夫婦の絆も家族の絆も変わらないと知ることができて嬉しかったです。彼女に出会えて、大きな事件もちょっとした心のもやもやも解決できた人達は本当に幸せ。正にモップの天使です❤
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軽快なテンポでお話しが進む。基本的には、キリコという清掃員が、必ず登場して
謎の出来事を解決し
主人公を幸せな方向に導いて行く物語
キリコの存在が、とても可愛らしくて
出過ぎずとても素敵な女性
最終話は、そのキリコの日常の話
これは、シリーズものなので続きが楽しみ
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さらっと読めて思ってたより、面白く、最後の話はほろっときた。日常の中にある題材だからこそ、面白いのだと思う。続きものと知らなかったので、前作を読まなくては。
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いつもどおり、短編ながら、推理もしっかり作ってあり面白かった。何より、キリコちゃんのおかげで、オフィスのもやっとがスッキリするのが爽快。
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人が嫌がるだろう仕事を好きな主人公の出会う人たちが抱える日常に潜むミステリーを解決して爽やかな気持ちにさせる、まさに妖精のようなキリコ。そんなに掃除が好きなら彼女の家はいつも綺麗だろうなぁ。短編集で読みやすかったです。