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実際に被災した医師が語る、震災をどう乗り切ればいいのか書いた本。多くの被災者の声が載っていて、それはそれで貴重な情報だが、行政への批判をはじめとして防災の専門的知識が少ない状況で断定的に意見を述べるのはどうかと思う点も多い。
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世間知らずのお医者さんが阪神大震災の体験を書いた本、というと辛辣かもしれないけども、文面からはエクストリームな体験にショックを受けて少々感情的に書かれているように感じた。
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この本に地震の時の対応マニュアルのことを期待しているなら、
読んではいけない。
生き抜く、というとそんな気がしてしまって読んだが、
内容は震災後の生活や精神的ダメージの方が多い。
震災直後にホテルの予約をしたことを得意気に書いており、
他の人からも「広言しない方がいい」と言われたとあったが、
多分その人がいった意味を私は支持する。
いくら震災後の生活が苦しかったとしても、
絶対に全ての人がホテルに泊まれることはあり得ない。
#経済的にも被害の度合いによっても
どんなに筋が通っていても、それをよしとしないのが
日本人的感情で、恐らく不快に感じた人が多いだろう。
個人的には医者である作者の選択は正解だと思うし、
口に出すことも悪いと思わないが、書き方(言い方)がまずい。
後半に出てくる貧しかった戦中戦後世代なんだなと感じる。
作者個人の体験に関してどう感じるかは個人差があると思うが、
殆ど参考にしようと思うことはなかった。
心肺停止と心室細動の違い。心室細動を知ったことや、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E5%AE%A4%E7%B4%B0%E5%8B%95
人間の体のリズムが7日、それを作るのに4倍の時間がかかる。
といった、地震とは関係が少ない部分の方が役に立った。
地震対策に関しては30分もインターネットで調べれば
よりよい情報が今はあるだろう。
(中越地震の話で東日本大震災前の著書なので)
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新潟で地震にあわれたお医者さまの本。
いろいろ医師としての知識から書かれているが、タイトルのような緊急的な内容はあまりない。
むしろ本書で読むべきは震災にあわれた方々のコメントにでた臨場感。
危機対処法的な本ではないです。