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Mが学校で蚕を育てている。
家に持って帰っては手のひらにのせたり、ほっぺにつけたりして可愛がってる。
それってどうなの、と思いつつせっかくなので蚕について本を読んでみた。
Mと読もうと思ったのに「学校にあるもん」と知らん顔。
蚕って人に作られた家畜。
虫だけど一頭二頭と数えるとか、自分で桑を探して長距離の移動ができないとか、成虫の蛾は口がない!とか。
ひどく残酷なことをしている気分になる。
でも蛾になっても繭の糸を体液で解きながら出てくるから糸は切らないんだって。
どこまで!
Mの蚕は無事に繭になった。
1つは冷凍庫で保管して、1つは蛾が出てくるのを待つんだって。
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[墨田区図書館]
うちの小学校では3年生時にカイコを育てて、その繭でストラップを作るということをしている。入学後に1年ではプールから採取するヤゴを育てた後にそのことを知り、息子が3年になる年にも変わらずあるといいなと思っていたら、今年もやることになり、この本は友達に又借りして読ませてもらった。
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カイコガの生態がよく分かる一冊!写真豊富で非常に分かりやすくまとまっていました、養蚕という視点ももちろんありますが、カイコガという虫の説明に特化していて、さなぎから羽化する様子、産卵などが手に取るように分かりました。
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K486
「カイコはどのようにして糸をはきマユをつくるのか? 脱皮のひみつ、じょうぶな糸のひみつなど、カイコの一生を探る。」
小学校低学年~高学年向き
目次
まゆとさなぎ
カイコガのたんじょう
まゆをおしあけるカイコガ
羽をのばすカイコガ
とべないカイコガ
かけだしたおす
誘引腺と触角
産卵
幼虫のたんじょう
幼虫の成長〔ほか〕
著者等紹介
岸田功[キシダイサオ]
1943年、東京都新宿区に生まれる。少年時代より昆虫に興味をもち、学生時代は学業のかたわら、ガ類の研究に没頭してきた。高校生のころから昆虫の写真を撮りはじめ、以後、各種図鑑、雑誌などにすぐれた昆虫生態写真を発表している。東京都立高等学校の化学の教諭として、長く実験実習を中心とした授業を意欲的に行ってきたが、のち昆虫生態写真の撮影に専念している。日本自然科学写真協会(SSP)会員