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【2008/04/20】
新幹線の中でヒマだったので一読。 恋愛が心理的にどう生まれるかがわかりやす〜く書かれている。
人間はやはり動物だと、遺伝子を乗せた舟だと実感。恋愛感情は性欲のきれいな表現であるし、本能(欲)と理性(生活維持)の葛藤の上に成り立つのが普通の恋愛だというのが実状。
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著者は、昨日批評した本と同じ人です。因って、内容は結構似てたりしますね。
しかし、心理学と恋愛心理学ではやはりちょっと扱う内容が異なりますし、
個人的にも興味があったので借りてみました。
内容は、もうタイトル通りですが、これを単なる恋愛で読むのでは意味がありせん。
人類の半分は女性である事を意識し、女性(人類の半分の人種)を知るための知識として
意識しながら読みました。
個人的に、重要だと思う心理学的知識は、
1.ラブとライクの違い
2.援助してあげた人を好きになる傾向
3.自己開示の広さと深さ
の3点です。特に、2に関してはちょっと予想外でした。
通常、好きだから援助してあげると考えていたのですが、心理学的(女性の場合)には、
援助してあげる事で、相手にを良く思うようになるらしいですね。この事実は本当に意外です。
男性は、基本的に好きな女性には負担を掛けたくないと考え、なにか頼み事をしないのですが、
女性は逆らしい。よってそこで齟齬が起こり、勘違いが生まれる。これは、男女の友情感にも
言える事ですね。男性にとって「女性の友人」はないが、女性にとって「男性の友人」はある。
ここでも勘違いが起こりますね。
生物学的にやはり男女は異なるので、ベストな接し方、扱い方は当然異なるはずです。
そこを理解しないと、現在のビジネス上で人を動かすのは厳しいと思いました。
そして、そのヒントを得られる内容になっていると思います。
分かりやすいし、お薦めですよ。
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これはなかなか勉強になった。
ほほーなるほどねぇみたいな。
人間の心理なんて
難しいようで簡単なのかもね。
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ふたたび、読み直し。
けっこうおもしろかった。
(前回の感想)
恋愛にまつわる心理を進化心理学を考慮しながらかかれています。
おもしろい話題をわかりやすく書かれており、
進化心理学や動物行動学の入門書としては適切な本だと感じました。
ただ、ちょっと内容的には古いようで、
すでに否定された学説なども出てきます。
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「あぁ、あなたはそこまで必死なのね」と言われてしまいそうなタイトルだが、いたってマジメな本であり、崇高な目的のために手にしたものである(まぁ、いつか小説の要素に加えてみたいと思ってるだけなんだけども)。どちらかと言えば、フロイトの無意識的な欲求観による考察というよりも、社会心理学的分析といった色彩が濃い印象。もっとも、読み始めてみるとイラストも秀逸で、純粋に楽しんでいた自分がいたのだが……。
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図解で一般向けに書かれたものなので,イラストが豊富で文章も読みやすい。ただ,紹介されている研究や実験は古いものばかりで出典も明らかにされていない。
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いつの時代も感心が尽きない恋愛。もしかするとあなたもその中の一人ではありませんか?心理を制するものは恋愛を制します。この本ではさまざまなシチュエーションでの恋愛心理を図解で分かりやすく学べます。あなたもこれを読んでモテモテライフをすごしてみませんか。ます。あなたもこれを読んでモテモテライフをすごしてみませんか。
(北九大大学院 環境システム専攻 K.T.さん)
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「恋をゲットするための心理学」だという本書。
心理学とは言うけども、図を多くしてわかりやすく工夫されている。
左ページに文字、右ページに図というナツメ社の図解雑学シリーズおなじみの構成です。
本書では、吊り橋効果などよく知っているようなものもあれば、愛の三角理論などあまり聞きなれないものもありました。
全体としては参考になるものは多かった印象です。
以下に面白かった点を紹介します。
ーーーーーー
◆人は褒められ好き
7つの褒め言葉と1つの批判をくれる人よりも、8つ全部褒め言葉をくれる人に好意を持つ傾向がある。
◆恋人の大半は70m以内にいる人。
恋人になる人の大半は同じ職場や学校など普段半径70m以内にいる人が多いという研究結果がある。
◆幼児の性欲
幼児期も制欲があり、口や唇に向けられるという。口唇愛期というらしい。
◆愛の三角理論
親密性、熱情、コミットメント
親密性は、どれだけ仲が良いか、気軽に話せるか
熱情は、相手にどれだけ性的興奮を覚えるか
コミットメントは、相手とどれだけ役割分担をしているか、
で、このバランスが大事らしい。
◆吊り橋効果の元の話。
橋の中央で女子学生が待っていて、渡ってきた男性に「自然景観と創造性の関係について、心理学のゼミで研究しているので協力してくれませんか」と頼み、絵を描いてもらう。
最後に女子学生が、「いま時間がないので詳細については話せませんが、もしこの研究に興味があればいつでも説明しますので、都合のよい時に連絡ください。」とメモを渡す。
これを吊り橋と木の固定橋で行うと吊り橋でメモを渡した男性の方が、その後の電話の数が多かった。
そのことから、吊り橋など恐怖を感じる場所では、その恐怖を恋愛感情と誤認する傾向があると考えられている。
本書では吊り橋効果を狙ってジェットコースターにデートで乗る絵がついているが、これはなるほどと思った。
お化け屋敷とか絶叫マシンはそんな使い方もあるいうのを学んだ(笑)
◆自己評価が低い人の方が恋が生まれやすい。自己評価の高い人は相手に求めるレベルが高い。
◆恋人の仲でも会話の4ルールは守ることが重要
1. 2人に関連する話題を選ぶ
2. 順番を守る
3. 相互理解する
4. 沈黙はタブー、相槌を打つ
・・・確かにこれがなあなあになるとたいてい喧嘩する。
◆4つのヒューマンスペース
恋人: 0.6m以内
友人: 0.6〜1.2
上司: 1.2〜3.3
知らない人: 3.3m以上
◆ハーフに美男美女が多いわけ。
複数の顔を合成して平均化していくと、作成に使ったどの顔よりも魅力的と判断される、らしい。
◆理想のヒップウエスト比は1:0.7
本書では参考として
マリリンモンロー 1:0.709
オードリーヘップバーン 1:0.696
バービー人形: 1:0.541
・・・バービー人形のチョイス(笑)
真面目なテイ���トから急なネタでやられました(笑)
バービー ファッショニスタ ブルードレス DVX71
◆釣った魚に餌をやらない
デートに誘ったり、プレゼントを贈るのは、パートナー獲得という目的を果たすため。自分の目的達成欲求によるところが大きいという。
だから付き合い始めたり結婚すると相対的に熱が冷めたように感じるのだという。
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恋愛に限らず、人間関係でも重要そうなことがいろいろ書いてあります。
「本書を読めば恋愛が成功する!」という感じではないですが、
「恋愛はパッション!」というタイプの人は本書を読むと、理論に裏付けされてさらに恋愛がうまくいくような気がするので、特にオススメです。